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その敬語間違っているかも…恥をかく前にうっかりしがちな敬語をチェック!

脱ファミコン敬語!まずは基本の敬語を叩き込むべし

社会生活の中で、敬語はマナーであり、コミュニケーションの潤滑油です。ところが、「敬語の言葉遣いがよくわからない」「なんとなく苦手」という人も多いですよね。

以前は日常会話やTVなどでも敬語を使うシーンが多く、覚えなくても自然に身に付くものでしたが、流行りの言葉は常に変わっていくもの。いつの時代も若い人たちのカジュアル言葉に年配の世代の人々は頭を抱えがちです。近年は、コミュニケーションも会話からメール主体になり、敬語を使う機会自体減っています。

どうして敬語を使わなきゃいけないの?

そもそも敬語とは「相手を敬うための言葉づかい」です。「私はあなたのことを尊重しています」と意思表示することで、人間関係やコミュニケーションをスムーズにしていく方法の一つであり、社会生活を良好にするうえでの共通ルール、またビジネスマナーでもあります。

あなたより目上の人や初対面の人ときちんとコミュニケーションをとるうえでも、敬語は必須アイテムといえます。また、敬語を含め正しい日本語を使っていると「あの人言葉づかいがきれい」「すごくきちんとしてる」と、印象や好感度も上昇!

最近は大人でも言葉が乱れがちなので、きちんとすると先輩や上司からもきっと一目おかれますよ。

最低でもこれだけは覚えるべし!バイト先での必須敬語

日本語の敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種があります。この区分けがけっこうわかりにくい、という方多いのでは?

ここではそうした区分けはちょっとおいておいて、接客のバイトなどでよく使う敬語の完全習得をめざしましょう。

接客敬語

すみません→申し訳ございません

例文:「待たせてすみません」→「お待たせして申し訳ございません」
敬語ポイント:相手が怒りや不愉快さを感じているとき、謝罪の言葉を間違えると火に油を注ぐ結果になりかねません。口先だけでなく表情や姿勢にも気を配り、心をこめて行いましょう。

すみませんが→恐れ入りますが

例文:「すみませんがもう一度言ってください」→「恐れ入りますがもう一度恐おっしゃっていただけますか」
敬語ポイント:相手にお願いをする際に使うことが多い敬語。この言葉がさっと出ると敬語力もぐっとアップ。

どうしますか?→いかがなさいますか?

例文:「デザートはどうしますか?」→「デザートはいかがなさいますか?」
敬語ポイント:相手に確認を求める敬語です。清算場面やメニュー決定などでもよく使います。

いいですか?→よろしいでしょうか?

例文:「これでいいですか?」→「こちらでよろしいでしょうか?」
敬語ポイント:相手に最終確認をするための敬語です。あいまいさをなくす意味もあるのでしっかりと相手に向き合って伝えましょう。

誰→どなたさま、どちらさま

例文:「誰ですか?」→「どなたさまでいらっしゃいますか?」
敬語ポイント:どなたさまは個人、どちらさまは会社名や所属等を含めた敬語となります。ただ、なかなか言いなれない言葉なので、「お名前をお聞かせいただいてもよろしいですか?」のほうがより適切。そのあたりの空気をつかめたら敬語の上級者です。また、どなたさま、どちらさまはお客様に対して使う言葉です、社内の人間を差す時は「誰」でOK。

先輩や上司への敬語

了解しました→承知しました、かしこまりました

敬語ポイント:「了解」は立場が上の人が、相手の申し出などを許可する時に使う言葉です。うっかり使いやすいので気をつけて。くれぐれも反射的に「りょ」と出さないように!

ご苦労様です→お疲れさまです

敬語ポイント:「ご苦労様」は立場が上の人が目下に使います。先輩や上司に対して使うと失礼になるので要注意!

なるほど→おっしゃるとおりです

敬語ポイント:これも同意を示すつもりでうっかり使いがちですが、「なるほど」自体が目下に使う言葉です。

ファミコン敬語はNG!

ファミコン敬語とは、ファミリーレストランやコンビニでよく使われる勘違い敬語。お会計やレジで「あれ?」っと思ったことがある人もいるのではないでしょうか。一度間違って覚えるとクセになりやすいので、気をつけましょう。

正しい敬語はあなたの「未来」を豊かに進化させる!

バイト探しでも就活でも敬語は必須ですが、それ以上に、正しい敬語は人間関係の円滑剤となって、あなたの生活自体を楽しくスムースに、また豊かにしてくれます。

まずはバイトでよく使う敬語を徹底マスターして、「ファミコン敬語」のような間違った表現やクセを訂正し、場面場面での正しい敬語がさっと出るように特訓しましょう。基本を押さえると「相手の立場にたつ」言葉づかいが身に付きはじめ、他の語彙や表現も自然と増えて行きます。

いろいろな語彙や表現力を持っている方が人生はより豊かになります。敬語マスターとしてたくさんの正しい敬語をゲットし、実際に使う場を増やして行くことで、あなたのコミュニケーションスキルを進化させましょう!