平均時給 | 平均年齢 | 男女比 |
---|---|---|
900円 | 26歳 | 2:8 |
女の子の多くが、子供時代に「将来はお花屋さんになりたい!」と思った経験があるはず。綺麗なものに囲まれて働きたい思いを今でも抱き続けている女性も多いのではないでしょうか?しかし…
「お花屋さんって、見た目に反して重労働って聞いたことがある…」
「お花の知識が全くなくても、お花屋さんのアルバイトってできるのかな?」
など、他のアルバイトに比べて特殊な職業ならではの疑問がつきない一面もありますね。そんな疑問や不安から、お花屋さんの世界に飛び込めないでいる方へ!ここでは、お花屋さんのアルバイトについて気になる項目をリサーチしました!大好きなお花をお仕事に活かすヒントにご一読ください。
花屋のアルバイトとは
私たちがお客としてお花屋さんに来店した際に、スタッフの方から伺えるわかりやすい仕事内容といえば、やはり接客業務ですね。お花屋さんはお客様のお話を伺い、望み通りの花束やフラワーアレンジメントなどを作って販売しています。
店舗によっては植物の苗や雑貨も販売されていることがあるので、これらを購入する方には商品のラッピングや梱包も行っていることがわかります。
これに加えて見えないところでは、市場から仕入れた切り花の水揚げや水替え、店内に並ぶ鉢物のお世話、店内に陳列させるためのアレンジや寄せ植えの作成、さらにお花の配達に出かけることも。水仕事の多い職業ですので、手荒れに悩む方が多いです。
お住いのエリアによって時給にも差がありますが、お花屋さんの相場としては800円から1000円程度だと言われています。接客業にプラスしてこなす作業や勉強することが多いことを考慮すれば、「低いんじゃないの?」と感じられる方が多いでしょう。
ガッツリ稼ごう!というよりは、やりがい重視の方にオススメしたいアルバイトだと言えます。そのまま独立や社員登用を目指す方が多いお仕事なので、学ぶことを目的に働いているケースも目立ちます。
フルタイムで週5日出勤するのか、土日の午後のみの勤務なのか…この違いは、応募した店舗によって異なります。基本的にどのお花屋さんもアルバイトはシフト制で勤めているので、エントリーする段階でご自身の都合とマッチする募集要項であるのかを見極めておくことは必須でしょう。
お店の規模によりますが、小さな店舗の場合は少ないアルバイトでお店を回しているケースも多いので、急に予定が入ってお休みを…という融通がつきにくい一面もあります。(お休みを取ることが不可能ではありませんが、その分他のスタッフに迷惑がかかってしまうことが懸念されます)また一年間のなかでも、母の日やお盆など、お花のニーズが高まる繁忙期にはたくさん出勤するよう求められるケースが多いでしょう。
美しいもの、可愛らしいものに囲まれて働くお仕事ですので、日々の業務で癒しを得られるメリットがあります。また、事業を立ち上げた友人へのお祝いや、お母様へのバースデープレゼント、結婚記念日にお花を贈りたい既婚男性などなど…、お花を求めてお店に来るお客様はみな穏やかで素敵な方ばかりです。
“接客業”というキーワードにアレルギーを起こしてしまう方は多いでしょうが、お花屋さんのお仕事はその中でもとくに精神衛生上ポイントの高い職業だと言えるでしょう。
アルバイト体験談
[d_box type=”clip” color=”red”]愛梨さんのお仕事体験談(女性/アルバイト歴1年)
バイトをはじめたきっかけ
わたしが花屋さんでバイトをしようと思ったきっかけは、小さい頃の将来の夢が花屋さんだったということです。
小さい頃の夢は正直そんなに現実的な将来まで続く人ってなかなかいないと思うのですが、わたしの場合は大好きなおばあちゃんとお母さんがお花が大好きで、よく誕生日や敬老の日、母の日などにそれぞれが好きだと言っている花や花言葉の意味を添えてプレゼントすることが多かったので、花屋さんで働けばもっと自由自在なアレンジができる!と思ってずっとアルバイトすることを夢見ていました。そして、偶然にもわたしの家の近所になかなか時給の良いお花屋さんがあり、楽しい雰囲気に見えたので是非そこで働きたいと思ったのがきっかけです。
身に付いたスキル
本当に基本的なことですが、接客をするというスキルです。それはお花屋さんのアルバイトでなくても該当するではないか?と思ったかもしれませんが、お花屋さんでの接客はまた少し違う部分があるんです。
お花屋さんに来るお客さんというのは、誰かにお花をプレゼントするためにお花を買いに来ます。お花屋さんで働いていると、そんな誰かへのためのプレゼント選びに自分が貢献できるのです。そういった優しい心を持つお客様たちとたくさん話せる環境にいると、自分にも優しい気持ちが芽生えてくるような気がしました。
つらかったことや楽しかったこと
つらかったことは、とっても若い子どもが両親のため、おじいちゃんおばあちゃんのために少ないお小遣いを出してお花を買っている子どもの接客をしているときです。
お花というものはわりかし値段が高いものが多く、お祝い用のカゴや飾りが付いたものだと普通に千円近い値段をしてしまいます。それを数少ないお小遣いで買っている子どもたち、わたしに相談してくる子どもたちを見ると割引してあげたくてたまらなくならります。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
この仕事は人と交流することがすごく多くて素敵な職場です。初めての人でも仕事は覚えやすいですが、やはりこれは人へのプレゼントをお手伝いする役割もあるので優しい心を持っていなければ意味がありません。そして、お花を大切に思う人ならきっと誰もが歓迎するでしょう。ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
愛梨さんのお仕事体験談(女性/アルバイト歴1年)
バイトをはじめたきっかけ
わたしが花屋さんでバイトをしようと思ったきっかけは、小さい頃の将来の夢が花屋さんだったということです。小さい頃の夢は正直そんなに現実的な将来まで続く人ってなかなかいないと思うのですが、わたしの場合は大好きなおばあちゃんとお母さんがお花が大好きで、よく誕生日や敬老の日、母の日などにそれぞれが好きだと言っている花や花言葉の意味を添えてプレゼントすることが多かったので、花屋さんで働けばもっと自由自在なアレンジができる!と思ってずっとアルバイトすることを夢見ていました。
そして、偶然にもわたしの家の近所になかなか時給の良いお花屋さんがあり、楽しい雰囲気に見えたので是非そこで働きたいと思ったのがきっかけです。
身に付いたスキル
本当に基本的なことですが、接客をするというスキルです。それはお花屋さんのアルバイトでなくても該当するではないか?と思ったかもしれませんが、お花屋さんでの接客はまた少し違う部分があるんです。お花屋さんに来るお客さんというのは、誰かにお花をプレゼントするためにお花を買いに来ます。
お花屋さんで働いていると、そんな誰かへのためのプレゼント選びに自分が貢献できるのです。そういった優しい心を持つお客様たちとたくさん話せる環境にいると、自分にも優しい気持ちが芽生えてくるような気がしました。
つらかったことや楽しかったこと
つらかったことは、とっても若い子どもが両親のため、おじいちゃんおばあちゃんのために少ないお小遣いを出してお花を買っている子どもの接客をしているときです。
お花というものはわりかし値段が高いものが多く、お祝い用のカゴや飾りが付いたものだと普通に千円近い値段をしてしまいます。それを数少ないお小遣いで買っている子どもたち、わたしに相談してくる子どもたちを見ると割引してあげたくてたまらなくならります。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
この仕事は人と交流することがすごく多くて素敵な職場です。
初めての人でも仕事は覚えやすいですが、やはりこれは人へのプレゼントをお手伝いする役割もあるので優しい心を持っていなければ意味がありません。そして、お花を大切に思う人ならきっと誰もが歓迎するでしょう。ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
[/d_box] [d_box type=”clip” color=”red”]コトネさんのお仕事体験談(女性/アルバイト歴1年)
バイトをはじめたきっかけ
小さい頃から「花屋さん」になるのが夢でした。しかし、大きくなってからは大学卒業後は普通のOLとして企業に勤めたいと考える様になりました。条件など色々な問題で花屋さんなどのサービス業は条件があまり良くないからです。ですので、自由に好きな仕事をできるのも大学卒業までと思っていたので、この時期に色々なバイトをし、その中の1つです。
身に付いたスキル
私が募集を探していた時は、花屋さんでの経験がある人や、フラワーアレンジメントができる人を望んでいるお店が多く、駅中の女性とバイト生が数名でお店番をしているような感じの所には受からなかったので、繁華街にある個人経営の花屋さんでバイトをしていました。
割と、幅広く任せてくれたので、車の免許を持っている私がたまに配達に行ったり、接客も積極的に任せて貰いました。新装オープンの際の、お店前の花飾りのアレンジなどを手伝わせて頂いたり、花束の色のバランスの組み合わせ方や、年代に合った色、ボリュームの出し方などが身につきました。
また、花が日持ちする様に、茎を斜めにきって葉を落とし、薬剤につける方法も学びました。場所が繁華街に合った為、花屋さん以外の「経済の縮図」みたいなものも学べました。高い花束がたった1日、ママさんの誕生日やプレゼントの為に消えていく訳ですから、こういう所でお金がぐるぐる回ってるんだなーなんて思っていました。
つらかったことや楽しかったこと
働いた所が個人経営だったので、給料は時給900円と、安いのに求められる事は多かったです。元々車を運転できるからという条件で働き出したので、普段のバイト生ではしないような「配達」もしていました。
繁華街は道が狭いので、最初は運転するのが怖い時もありました。しかし、外回りすると色んな所で知り合いができ、年齢的にも若かったのでお店の人やお客様からも可愛がって貰え、普段では味わえないような「人間関係」の詰まった職場でした。また、花につける日持ちをよくする薬剤は結構強いので、肌が弱い人は注意が必要です。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
花が好きであれば、こんなに楽しい職場はないと思います。毎日、新しい生花が入荷し、その季節にしかない花もあります。お店の中の花を眺めているだけで、その花びらの綺麗さにうっとりしてしまいます。最初は雑用ですが、徐々に花のアレンジをする様になる様になると思います。
お客様と一緒に送る人がどういった花が好きかを考えて、花束を作るのは本当に楽しいです。また、花屋さんは割とバイト生が少ない所が多いのではないでしょうか。私のお店は3名しかバイト生がおらず、みんな女性で花が好きな人ばかりでしたので、すごく仲良くなりました。職場環境の良さも、仕事の楽しさややる気に繋がると思います。お店によりますが、たまに余った花を貰ったりしていたので、時給以上の価値はあったと思います。
[/d_box] [d_box type=”clip” color=”red”]リナさんのお仕事体験談(女性/アルバイト歴1年)
バイトをはじめたきっかけ
植物が好きで、自宅でもよくガーデニングをし花を育てたり家庭菜園をしていたので、花屋のアルバイトは自分に向いていそうだと思ったので、近所の花屋のアルバイト募集の広告を見つけ、応募しました。
また、その花屋の前を通る度に、店先にディスプレイしてあるアレンジメントや観葉植物が綺麗で、その店で働いてみたいと思ったのも募集に応募した理由の一つです。
身に付いたスキル
植物の名前や育て方に詳しくなりました。植物が弱った時の対処法や元気に育てるためのコツ、肥料の種類や剪定の仕方等、自宅でのガーデニングだけでは知り得ないプロの知識を店長から教わることが出来ました。
結果、家で植物を育てる時も失敗しなくなりました。また、花束を作るスキルも身につき、合わせると相性の良い花や、ブーケを見た目のバランス良く作る方法、そしてクリスマスリースの作り方等も習得出来、普段自宅に花を飾るのに役立ちました。
つらかったことや楽しかったこと
花を保管してある倉庫の気温は元々低めなのですが、寒い時期にそこで作業するのはとても辛かったです。水やりや水切り等、水に触れる作業が多かったので、それも冬になると辛いものでした。
また、私はナメクジが苦手なのですが、この仕事をしていると温かい時期には必ずと言って良いほどナメクジの駆除が必要になり、嫌でも見ることになります(段々慣れていきましたが慣れるまでが辛かったです)。
楽しかったのは、お客様に自分の作ったブーケのアレンジメントを褒めてもらえたり、花をプレゼントとして誰かに贈ろうというお客様が花を選ぶ姿を見られたりすることでした。誰かを想って花を選んでいる人の姿はとても美しいと思って見ていました。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
予め少しは植物の知識があって、土いじり等にも抵抗の無い人がこの仕事に向いていると思います。また、花を扱う時は水に触れたり、冬でも店内に暖房を入れないことも多いので、出来れば寒がりではない方が良いかと思います(寒がりの人は冬場の作業では肌着等をたくさん着こんで防寒しましょう)。
履歴書・面接のコツ
特殊なお仕事ですので、過去にお花屋さんを経験したことがある方は採用に優位だと言えそうです。とはいえ、未経験者=採用されない!というわけではありません。
お花屋さんとしての知識や技術は働きながら習得できるものですので、ノウハウを身につけて長くお店で活躍できる人材であることをうまくアピールできれば、初心者からお花屋さんデビューを飾ることも不可能ではないでしょう。
経験者という要素以外で大切なのは、第一に長く、たくさん働くことができるかというポイントです。たくさんシフトに入ることができれば、その分お花屋さんとしての知識や技術が早く身につきます。
そして、身についたノウハウを活かしながら末長く勤めて欲しい…というのがお店側の望み。嘘をつく必要はありませんが、可能な限りたくさんシフトに入れること、そして長く働けるということをアピールしてください。
そして二つ目に重要なのは、接客ができる人材であることです。お花屋さんは接客業ですので、これは当然といえば当然かもしれません。経験はないけれど、明るく朗らかで接客に向いた人柄であることをしっかりとアピールしましょう。
仕事・職場になじむコツ
季節ごとにお店に並ぶお花の種類は変わりますし、花束やアレンジメント、鉢物のラッピング方法などにも流行があります。お客様が求めているスタイルを的確に察知し、スピーディーに形(花束など)に作り上げるためには、お花の種類や流行のジャンルに敏感でなければいけないのです。
また、飾った後にどんなお手入れが必要なのか…という、お花の扱い方も一通り知っておかなければ案内することもできません。お店によっては、スタッフに色彩学を学ばせてスキルアップを促しているケースもあります。お花屋さんは、いつも勉強をし続けることがとても重要です。
さらに、お花を贈るのはお祝いの場ばかりではありませんね。お葬式や法事、お墓詣りなどもありますし、その他にもいろんなシーンでお花が使用されます。
そんなお花を頼まれるお花屋さんは、ケースに応じて冠婚葬祭のマナーをわきまえておかなければいけません。マナーは宗教や地域によっても異なりますので、お花以外にも学ぶべきものはたくさんあります。これはお花屋さんの大変さにも直結しているポイントですが、同時に“お花にまつわる様々なことに詳しくなれる”というメリットにもつながっています。
まとめ!
いかがでしょうか?お花屋さんは女子の憧れる職業No.1と言っても過言ではない仕事ですが、意外にもシビアな一面を持っていることが伺えますね。ここでお話した内容をまとめると、以下のようになります。
- 仕事内容は接客、花束・アレンジメント作り、ラッピング、水揚げ・水替え、鉢物のお世話、花の配達など!
- 時給の相場は800円〜1000円ほど!お金よりやりがい重視な人向き!
- 母の日やお盆などの繁忙期にはたくさん出勤を求められることも!
- 面接では、シフトにたくさん入れて長く働けることと、接客業向きな人材であることをアピールすべし!
- お花屋さんとして学ばなければいけない知識や技術がたくさんある!
未経験者がお花屋さんになるためには、元気とやる気が一番大事!一人前のお花屋さんアルバイターを目指して、ぜひ熱意をもって応募のお問い合わせに挑みましょう。