プールの監視員ってどんなアルバイトなの！？

みなさんは夏になるとプールに行かれますよね、最近行っていない方も昔は行かれていたなんて人も多いのではないでしょうか。

その際に、プールの端の高い位置に座ってひたすら泳いでいる人を見ている「プールの監視員」の方を見たことがありますよね。あのプールの監視員って実はアルバイトとして採用をしていたのです。

では、プールの監視員っていったいどんなアルバイトなのでしょうか。また、どんな点がよく、どのような点が大変か、時給から出会いがあるのかについてお話ししたいと思います。

プール監視員の仕事について

プールの監視員の仕事内容は名前の通り、「プールとプールサイドの監視」です。室内プールは年間を通して仕事があるのですが、屋外は夏のみの募集となります。業務内容としては主に以下の３点となります

プール入場の受付
映画館でいうならば「チケットもぎり」のような仕事で、監視員が交代で担当することも多々あります。特に難しいことはなく、施設により決まっている入場料を受け取り、チケットを発券します。時間制のプールの場合は必ず退場時間をお伝えしてください。

プールによっては、チケット、入場口がすべて無人で完結する所もあります。そういう場合はトラブル処理担当として、基本的には何もせず、何かしらのトラブル等が発生した場合のみ対応するというケースもあります。

プール及びプールサイドの監視
前提として、プールは危険な事故が発生しやすい場所です。プールで想定される事故として、水難事故（溺れるなど）、危険行為（飛び込み等）やプールサイドにおける転倒に伴うケガなどあらゆる事故等が発生する可能性があります。

プールの監視員は、水難事故があった場合の駆けつけはもちろんのこと、飛び込み等の危険行為、周囲に迷惑がかかるような行為に対し、メガホンや拡声器を使って注意します。

同様に、プールサイドは濡れると滑りやすくなります。走っている人がいた場合は声をかけて注意するのも役割です。

プール休憩の放送・休憩中の仕事
みなさんも経験あると思いますが、プールは事故防止を目的に、休憩時間が設けられています。だいたい40〜50分ごとに10分程度の休憩がとられます。

このとき休憩を促す放送もプール監視員のお仕事です。プールから上がるようお客さんをプールサイドに誘導し、お客さんが全てプールから上がったことを確認した後に、プールの水質検査や溺れている、けがをしているお客さんの確認を行います。

プール監視員のアルバイトの大変なこと

プール監視員の時給について

場所・地域によりけりですが、都内を想定した場合、夏季限定の短期バイトだと950円〜1100円、室内の通年バイトだと800円〜1500円程度となっています。

短期の場合は繁忙期のみの限定的な勤務形態のため、時給が高めに設定されているようですね。ただし上限は決して高いとは言いがたいところがあります。

それに比べて室内の通年バイトの場合は、下限と上限の広いです。これは泳ぎが得意で指導ができる人はインストラクターとしての立ち位置を与えられるここともあるため、時給が高く設定されることもあるようです。

出会いはあるのか？

結論からいうなら「あります。」特に、短期集中のアルバイトで、同じメンバーと集中的な期間で働くこととなります。

労働時間中は、コミュニケーションも少なくなりますが、毎日顔を合わせ接点も増えることから出会いは多いです。バイト終了後に飲みに行ったり、カラオケに行ったりと、交流の機会も多いため、出会いのきっかけは間違いなくあるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。上述のようにプール監視員のアルバイトは決して難しい仕事でも体力的にも決して厳しい仕事ではありません。

ただし、プールという場所はケガや命にかかわる事故なども発生しうる場所で、プール監視員のアルバイト代は、安全を担保するための「責任」対し支払われている対価です。