世界36カ国に140の支店を置いて人材ビジネスをグローバルに展開している転職エージェント、それがマイケルペイジ。
日本国内では外資系企業に特化した転職支援を行っており、その中でも特に年収700万円以上のエグゼクティブ層の転職支援をメインに行っています。
世界中に散りばめられた140ヵ所の拠点から世界各地の情報を集め、外資系企業の求人情報を得ています。
そんな拠点ネットワークが強みの転職エージェントの特徴を、これからじっくりと紹介しましょう。
マイケルペイジへの登録をおすすめする人
スピード転職したい人
マイケルペイジの転職支援は、とてもスピード感があります。
仕事を辞めてすぐ転職先を決めたい人にはオススメです。
早い人では2週間で内定が決まって年収1000万円以上の待遇を得た、という人もいます。
どうしてそんなに早い転職支援ができるのかというと、マイケルペイジはキャリアコンサルタントごとに担当する案件を保有しているからです。
マイケルペイジ全体で保有している求人から色々探すのではなく、コンサルタントが持っている求人から「これ紹介できるな」と思ったものを紹介するため、求人紹介から選考の日程調整などをスムーズに進めることができます。
外資系エージェントにはよくある特徴です。
外資系IT企業の重要職に転職したい人
マイケルペイジは外資系企業をメインに転職支援を行うエージェントです。
日系グローバル企業の求人も保有していますが、外資系企業の求人に比べると少なめ。
そして、外資系企業の中でも特にIT・インターネット・ゲーム関係の会社の経営職や経営企画、事業企画系の職種に力を入れています。
そういった企業の経営や事業企画といった重要な職に就きたい方にとっては、とても良いエージェントとなるでしょう。
本部長や事業部長クラスの求人も多いので、部長以上のポジションを狙う方にもオススメです。
マイケルペイジは外資系企業の案件に関して40年以上の実績があり、世界36カ国に渡って人材ビジネスを展開しています。
長く広範囲に渡る実績があるため、外資系企業の案件に関しての専門性はとても高いです。
外資系企業の業務や企業体制・風土などに関する理解が厚く、外資系企業での転職を目指す方に適切なアドバイスができます。
外資系企業を渡り歩いている人材でも、「知識不足」と感じさせないほどの知識量が、マイケルペイジが選ばれる最も大きな理由ではないでしょうか。
マイケルペイジへの登録をおすすめしない人
年収700万円以下の人
マイケルペイジは外資系企業の高年収案件をメインで取り扱っていて、その基準に満たない会員には紹介できる案件がほとんど無いような状況です。
コンサルタントも最初から「高年収層のみ」を相手にすると決めているのか、年収700万円以下の人が利用した際には連絡すら来ないということもあります。
親切なコンサルタントによる密接なサービスを期待する人
国内の転職エージェントだと、コンサルタントがとても親切で密接なサービスを行ってくれるところが多いです。
転職のアドバイスや応募書類の添削、面接対策などなど多数のサービスをしてくれ、内定後にも面倒をみてくれるようなところもあります。
特にハイキャリア専門の転職エージェントだと、サービスの質も高いことが多いです。
ただ、マイケルペイジはあまり密接なサービスは受けられません。
非常にビジネスライクな対応を取るコンサルタントが多く、サバサバとしています。
転職支援に必要な情報の開示や最低限のアドバイスは望めますが、それ以上のサービスは望めません。
じっくり時間をかけてキャリアコンサルタントと二人三脚で転職を目指したい、という方には不向きでしょう。
マイケルペイジの利用から内定までの流れ
1.登録
まずは公式ホームページにアクセスして、ページ上部にあるログインボタンを押します。
ログイン画面の右下に「未登録の方へ」という項目があるので、その中にある「登録」ボタンをクリックしてください。
氏名とメールアドレス、パスワードを入力するだけで登録完了。
この簡単な登録を行うだけで、転職支援を利用できるようになります。
ただ、登録しただけだとコンサルタントからの求人の紹介が受けられないので、履歴書の送信を行ってください。
その後にコンサルタントからの紹介も受けられるようになります。
それまでは、自分で検索して求人を探してみましょう。
2.応募して履歴書を送る
登録して履歴書を送り、それから求人を得るという方法の他にも、マイケルペイジの利用方法があります。
マイケルペイジの求人応募ページから、直接履歴書を送信するという方法です。
応募ページの履歴書送信画面に、氏名や連絡先・経験職種や希望勤務地・雇用形態などを記入して、履歴書をPDFまたはワードファイルで添付。
それから数日後にコンサルタントから連絡が着ます。
3.コンサルタントとの面談
基本的には、東京オフィスで面談が行われます。
遠方の場合は担当コンサルタントに相談してみてください。
面談時間は特に定められておらず、コンサルタントとの相談によって決まります。
自分の都合の良い時間を相手に伝えておきましょう。
4.応募と面接・入社
求人に応募して面接日時を調整してもらい、実際の面接が行われます。
基本的に面接にはコンサルタントも同行しますが、担当コンサルタントによっては一人で面接に行かなければならなくなったということもあるようです。
面接を行い、内定を貰ったら晴れて入社。
マイケルペイジのサポートは、ここで終了となります。
マイケルペイジの評判・口コミ
アドバイスが的確だった(38歳・男性)
コンサルタントの対応がとてもよく、面接対応アドバイスも細かく適切でした。
対応も早く求人の件数も豊富で、アクションを早く起こせるのが個人的には良かったです。
自分のキャリアプランがぶれていると、「ぶれているのではないか」と指摘してくれたり、耳が痛いこともしっかり伝えてくれます。
人によっては「上から目線」に感じるかもしれませんが、それは自分が不出来だからです。
不出来なところをそのままにせず、改善しようという心意気が見られて、僕としてはむしろ好印象でした。
業界知識がある(32歳・男性)
履歴書に対するアドバイスはありませんでしたが、自分が希望する業界の知識を教えてくれたので助かりました。
コンサルタントの知識量が多く、業界理解が厚いため、そのコンサルタントの得意とする業界を希望している場合にはとても的確なサポートが受けられるようです。
面接までがスムーズ(34歳・男性)
コンサルタントによっては多少強引な人もいますが、それだけに面接に進むまでがとてもスムーズです。
日系大手の紹介会社のような密接でじっくりと時間をかけたサポートは受けられませんが、ビジネスライクだからこそスピード感のある転職ができるのではないかと思います。
恐らく、ノルマが厳しいのでしょう。「とにかく早く面接に進めたい、早く内定ゲットさせたい」という意図がコンサルタントにあるようです。
まとめ
マイケルペイジは全国各地に置いた拠点ネットワークから得た外資系求人や、外資系企業の情報をもとにサービスを提供しています。
40年に渡る長い実績があり、その中で培われたノウハウは膨大です。
そのため、外資系のIT企業というマイケルペイジが得意としている業界での転職を考えているのであれば、利用する価値があります。
コンサルタントが早く面接に進ませようとしてくるため、スピード転職も可能です。
ただ、腰を据えて長い目で見て転職活動がしたいという方には不向きでしょう。そういう方は他の転職エージェントとマイケルペイジを併用するというのも、アリです。
外資系IT企業の経営や事業企画出の転職を考えている方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。