2月は、一年の中でも一番寒い時期。朝は起きるのが辛くて、少しでも長く布団の中で寝ていたいですよね。それでも頑張って起きて支度をし、会社に向かわなければなりません。この時期は決算を控えた時期なので、会社の雰囲気もいつもとはちょっと違うかもしれませんね。
また一方で会社の業績や自分の給料の状況などを考えると「思い切って転職しようかな」という気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
2月の転職準備でライバルに差をつけよう!
2月は実際に転職活動を行う人より、3月・4月の求人が増える時期を待つという人が多いかもしれません。そのため転職活動の準備や計画などに取り組むという人が多いようです。
ただしこの時期はすでに冬のボーナスをもらった後の時期になるので、12月頃から準備を始めていた人の場合には、具体的な転職活動に動くこともあるでしょう。
2月は3月・4月のための準備に力を入れるのがおすすめ!
企業の立場で見てみると、この時期の中途採用の募集は少ないようです。その理由として、この時期は新卒採用が多いからだと考えられます。ただし3月から4月にかけては採用数が増える傾向があるので、2月の下旬になれば徐々に求人は増えてくるでしょう。
これらのことから考えると、2月は3月・4月の求人が増える時期に向けて情報収集をしたり、自分のスキルを再確認したりといった準備に力を入れる時期にするのがいいのかもしれません。
準備として具体的に何をすれば良いのでしょうか
2月の転職準備は何をするべき?
転職を考える上で、通勤時間や職場環境、休日などの待遇面など、自分の希望がいくつかあると思います。個々にその優先順位は千差万別だと思いますが、自分の中でどの希望を優先したいのかという明確なものがないと、転職は結果的に良い転職にならず失敗だといわざる負えない結果になってしまうかもしれません。
また転職を希望する場合、今より良い環境を望むと思いますが、結果としてその転職に満足できなかったケースが多いのも事実です。良い転職をするためにはしっかりとした準備が必要です。転職したい時期などを考えて、3月~4月に転職したいのであれば2月から準備しておくのがベターですよ。
2月求人数が少ないのはどうして?
2月の求人数は確かに多くはありません。これは日本の企業や官公庁などが年度という制度を広く浸透しているところから、企業の決算月が3月に集中しているからかもしれません。現在は決算なども企業によってまちまちということになっているのですが、それでも3月決算が多いのが現状です。
その名残で、給与支給日も25日が多いのです。っそのため現在もまだ、その風潮があり求人数も年度末という観点から中途採用は少ないと考えています。就活準備を整えて3月・4月にスタートダッシュを考えるのが決め手なのです。
転職条件を自分なりに明確に定めるのが大事
その転職に資格などが必要な職種なら、まずはその資格取得を目指すのが一番です。まず転職準備には、それなりの準備期間もスキルアップも必要です。それ以外の職種での転職を考えるならば、先程も書いたように自分の転職を考える中での転職条件を明確に整理することが大切です。
また求人も自分が転職を考えているタイミングに良い求人があるとも限らないですよね。だからこそ、この場合の準備は自分自身の転職への気構えだと思います。準備をしっかりしておけば、転職活動を始めると同時にスタードダッシュが出来るというわけなのです。
その準備が整っていたら、いつでも良い求人に出会えた時すぐにアクションを起こせるでしょう。転職の準備というのは求人先の情報収集と考える人が多いですが、実際にはどの企業であれ、求人票などに目を通せば待遇面など諸条件は理解出来るはずですよね。
職場環境・人間関係などは自分が肌で感じるもので、入社してからその空気感など感じとるもので、現実に入社前に知ることは不可能です。そのことから、自分の転職の気構えを明確にして企業情報も知りえる範囲で知ることが良い準備になり、年度のスタートである3月・4月に求人数が増えたころ就活することが良いということになるでしょう。
職場1日体験や説明会などを積極的に活用しよう
転職を考えた時、気になるのが転職先の情報の精査でしょう。求人サイト・企業のホームページなどいろいろな媒体から情報収集したり活用したりすると思いますが、それだけで十分でしょうか?
すべての企業に当てはまるとは言いませんが、職種によっては一日体験や見学など自分自身の目で確かめることも出来る機会がありますし、大いにそのチャンスを利用する方が良い結果につながるかもしれません。
そして短い時間ではありますが、何より転職しようとする企業の入口でその雰囲気など感じ取ることが、自分の判断基準になるはずです。
スタートダッシュで納得した転職を勝ち取るには・・・
自分の転職動機を明確にして、自分自身の気持ちがぶれないことが大切です。面接などに臨む際どうしても緊張したり、考えていないことを口にしたり、企業側の質問に曖昧な答えをしてしまうケースがありますので、シミューレーションは細かいところまでしっかりと行っておきましょう。
実際の面接では緊張や焦りなども出てしまうことがあります。また少しでも相手に対して自分を良く見せようという気持ちが働き、納得いく面接が出来ないこともあるでしょう。事前に何度も面接のシュミレーションをしっかりとして、落ち着いて面接に臨みましょう。そして企業が何を一番に選考しているかを見極めて、自分自身の気持ちや意見がぶれないことが大切です。
「採用不採用も縁・・・」それぐらいの気持ちで向き合い、自分の気構えや動機などはっきりとPRすることができれば、納得した結果がついて来ると前向きに考えるようにしましょう。