アルバイトとして働くことができる時間というのは労働基準法によって定められています。休憩の場合も同じで、こちらも労働基準法でしっかり定められているのです。
ですが、忙しくて休憩を取らせてもらえないアルバイト先があるのも事実ですよね。休憩時間に関する法律について正しく理解しておけば職場の人と休憩の交渉をする際にも役立つかもしれません。
アルバイト中の休憩に関する悩みとして、どのように過ごせば良いのかわからないという方も多いようです。そこで、休憩時間に関する法律や休憩時間の過ごし方についてご紹介しましょう。
法律で決められている休憩時間とは?
アルバイト中の休憩時間は労働基準法第34条によって定められています。
勤務時間が6時間~8時間となる場合には
ただ、これには例外があるのです。
[box_h]職場によっては前述した時間を下回る休憩時間を設定しているところもあるのですが、その場合は事前に雇用者と労働者、または労働組合で書面による取り決めをする必要があります。[/box_h]バイト先の中には、例え休憩時間だとしてもお客さんが来たら対応をしなければならないようなところもありますよね。
完全に労働から離れている時間が休憩時間として認められるため、すぐに業務に復帰できるような待機時間は労働時間に該当するのです。
休憩時間の賃金についてはアルバイト先によって取り扱いが違うものの、基本的には支給されません。ただ、休憩時間のほかに休息時間というもの設定しているアルバイト先では、休息時間は時給が支給される形になります。
休息時間は休憩時間のように持ち場を離れることができませんが、賃金が発生する時間のことであるため、もしも休息時間なのに賃金が引かれているようなことがあれば職場に確認しましょう。
アルバイトの休憩時間はどう過ごしている?
近年はスマホで時間をつぶしているという方が多いようです。特に、新しく入ったばかりのバイトで知り合いが全くいないということになると、時間を潰すのも難しくなってしまいますが、スマホで遊んでいれば楽しく休憩時間を過ごすことができるでしょう。
しかし、
他には、音楽を聴いたり、本を読んで時間をつぶしている方が多いです。欲しい資格があれば、資格取得のための勉強する時間に充てるのも良いですね。
忙しいバイト先の場合、ちょっとした仮眠を取るというのもおすすめです。
バイト先によって周りの人がどのような休憩時間を過ごしているというと違ってくるため、周りを確認してそれに合わせるというのも無難だといえるでしょう。
自分なりのリフレッシュポイントを見つけて、休憩明けも頑張ろう
何かと曖昧になりがちな休憩時間ですが、集中して仕事をするための大切なリフレッシュの時間。自分のスタイルに合った休憩方法を見つけてくださいね。