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転職を有利に進めるためにはビジネス検定の種類を理解しよう

3つのビジネス検定がおすすめ

「よ~し、自分もそろそろ転職を考えよう」思ったとき、転職活動を有利に進めるためにはビジネス系の検定に挑戦してみましょう。ここでは、そのなかでも代表的な3つについて紹介していきましょう。

  • ビジネス能力検定
  • ビジネス実務マナー検定
  • ビジネス・キャリア検定試験

実際に、上記の検定について、それぞれの違いや特徴などをご紹介していきます。

ビジネス能力検定

ビジネス能力検定

http://bken.sgec.or.jp/

まずは「ビジネス能力検定」です。どんな検定かというと、「社会人に必要な仕事のための能力を評価する試験」ということになっている。

ビジネス検定は別名、「B検」なんて呼ばれているよ。また実施団体(一般財団法人職業教育・キャリア教育財団)からは「ジョブパス」という呼び名でも紹介されているけれど、どれもおんなじだ。

ビジネス検定で評価される項目は、ビジネスに必要とされる、以下の8つのスキルとマインドです。

  • 顧客
  • 品質
  • 納期
  • 時間
  • 目標
  • 協調
  • 改善
  • コスト

上記8つのうち、例として「顧客」、「時間」「改善」について、どんなテストが行われているのか説明していきましょう。

顧客

会社や自分の都合よりもお客様が優先、という考え方です。お客様の事情やニーズを最優先できるマインドをちゃんと備えているのかどうか、テストされます。

時間

顧客の次は、次に時間です。「お客様と約束した時間を守る」これはもちろん大事ですよね。また「時間」の半分は「納期」にもまたがっており、主に対三むマネジメントのことを指しています。

きちんと時間管理しながら仕事を進められるスキルや、時間管理そのものを大切にする意識が、ビジネスの現場では重要になるでしょう。

改善

改善は意識をしないと、思わず忘れてしまうこともおおいでしょう。たとてば目の前の仕事が問題なく進んでいても、常に改善意識を以ってチェックをしなければ、いつの間にか事故や失敗は忍び寄ってくるものです。

それらを防ぐためにも、「改善」という細かい点へ目を向かられる姿勢は大切でしょう。

さらに上記8つのほかにも、「一般常識」や「経済知識」「ビジネスマナー」などの設問も、ビジネス検定の試験問題では網羅されています。

つまり、ビジネス能力検定って、ビジネスの基礎を学ぶ検定だといっていいよ。あるいは基礎を学び直すための検定だね。なので高校生から社会人まで、本当に多くの人が受験しているよ。

ビジネス検定のレベル

ビジネス検定のレベルは、3級、2級、1級の3段階に別れています。

3級

新入社員や学生向けです。これから社会人を目指しているひとが、ビジネスの基本を身に付けるために受験するとよいでしょう。

2級

入社2~3年目の方向けです。自分が主体となって、課題を克服していくための実践力が評価されます。

1級

入社5年目くらいの人向けです。現場リーダーへの登竜門としてチャレンジするのがおすすめでしょう。1級はビジネスリーダーとしての基礎が求められます。

ちなみにビジネス能力検定はすでに20年以上の歴史を重ねていて、内容も充実しているから、権威もある程度認められている。

転職を目指している人は、2級か1級を年齢やキャリアに応じてゲットしておくのがおすすめ。

ビジネス実務マナー検定

ビジネス実務マナー検定

http://jitsumu-kentei.jp/BZ/index

「ビジネス実務マナー検定は、ビジネスシーンで必要なスキルのうち、コミュニケーションの評価に特化したものです。

「マナー」っていうタイトルの一部だけを見て、「お行儀のテストか」なんて、ナメてかかってはいけないんだ。

ビジネスマナーはビジネスにおいて必要なコミュニケーションスキルであり、それを習得するためには、まず土台となる知識や技能を備えていなければなりません。その例として、以下のようなものがあげられます。

  • 慶事、弔事
  • 職位、職制
  • 文書、文章
  • 服装、作法
  • 敬語、話し方

さらにマナーをふまえた発信を効率よく行う、迅速に対応するために事務・OA機器の仕組み、などを覚えることも重要となっていきます。

しかし「マナー」といっても、その形だけが整っていればいいという問題ではありません。

人間としての良識や、臨機応変な対応、合理性や率先性、責任感など、そのすべてが備わったうえで、はじめて「形」が活かされていくのです。つまりビジネス実務マナー検定がは、総合的な面で対人関係を評価するものと言えます。

いわば、自分の中にインストールされている社会人としての基本ソフトに、エラーや不具合がないか、あらためて点検するためのものといってもいいカモね。

ビジネス実務マナー検定

 
ビジネス実務マナー検定は、3級、2級、1級の3段階にわかれています。そしてビジネスマナー検定の1級は、面接試験もあります。その内容は、審査員の前で課題に応じたスピーチを行わなくてはいけません。

ここで評価されるものは、内容の正確性、わりやすさ、ビジネス現場に相応しいか、また話しをする態度や身だしによる信頼性、聞き手に対して配慮が行き渡る話し方か、など厳しく判断されます。

上記のように厳しい審査の中で評価を下されるからこそ、ビジネス実務マナー検定を転職の武器にする際には、1級を目指すとよいでしょう。

合格したということ以上に、合格するために身につけたコミュニケーションスキルそのものが、実は、転職活動により生きてくるんだと言えるのカモしれないね。

ビジネス・キャリア検定試験

ビジネス・キャリア検定試験

http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/business/

ビジネス・キャリア検定試験は、実務能力や現場の実践能力を試す試験です。そのため試験は分野ごとに分かれており、全部で8分野にわたる総数42個の試験が用意されています。

  • 人事、人材開発、労務管理
  • 経理、財務管理
  • 営業、マーケティング
  • 生産管理
  • 企業法務、総務
  • ロジスティクス
  • 経営情報システム
  • 経営戦略

その8分野とは、上記のラインナップとなります。

ビジネス・キャリア検定試験のレベル

ビジネス・キャリア検定試験の試験は4段階に別れています。難易度の低いほうから、BSIC級、3級、2級、1級となっています。

このうちビジネスの基礎を学ぶ初心者向けのカテゴリーは、BASIC級でしょう。そのほかについては、いわゆる経験者・実践者向けとなります。

3級

現場リーダー、いわば係長クラスを目指す人材向け

2級

グループマネジャー、いわば課長クラス

1級

部門リーダー、いわば部長クラス

ちなみに、3級受験者については実務経験3年程度、2級だと5年程度、1級受験者については10年以上程度の人材が想定されているようです。

なお上記で紹介した8分野は、BASIC級から1級までのすべてに設定されているのではなく、試験事に振り分けられています。

また1級の試験は、論述形式で出題となります。課題を分析する理からと、解決に向けた方策を示す力、さらに以上の旨を第三者が納得できるように伝える能力、などが試されるのです。

また一般常識についても、その知識がきちんと活かせているかどうか、論述での回答形式となります。

ビジネス・キャリア検定試験は、社内の人材育成のために導入している企業や、人事・登用のための参考にしている会社も増えているよ!
あらかじめこれにパスしている人であれば、当然のこと転職に有利ということになるのカモしれないね。

ビジネス検定に挑戦してみよう

「転職を有利に進めるために、ビジネス系の検定に挑戦しよう」ということで、よく知られている3つの検定を紹介していきました。受験要項、その他を詳しく閲覧できるそれぞれの公式サイトで確認しましょう。

平成30年度の試験日程

・ビジネス能力検定(B検)ジョブパス
(実施団体:一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 文部科学省後援)
試験日 : 平成30年9月8日~9月16日

・ビジネス実務マナー検定
(実施団体:公益財団法人実務技能検定協会 文部科学省後援)
試験日 : 平成30年6月24日(日)

・ビジネス・キャリア検定試験
(実施団体:中央職業能力開発協会 厚生労働省職業能力評価基準に準拠)
試験日 : 平成30年10月 7日(日)

参考までに、さっそく目を通してみるのがいいカモね!