突然ですが、薬剤師の婚活事情について、どのようなイメージを持っていますか？
「薬剤師ってモテるんじゃないの？」
「そういえば、同じ職場の薬剤師は未婚の人が多いカモ！」
「現在進行形で婚活をしているけど、なかなか上手く行っていない…」
などなど、結婚観は人それぞれで異なりますが、もしもあなたが「いつかは結婚したい」とお考えなのであれば、行動は早い方が賢いのカモ！？
薬剤師は安定感のある職業であるにも関わらず、じつは意外にも結婚できない・または結婚が遅れる…というケースも珍しくはありません。
ここでは、「薬剤師」、「出会い」というキーワードに焦点を当てて、男女別の恋愛・結婚事情や、薬剤師がなかなか結婚できない理由、またオススメの婚活方法などについてをお話しします。
幸せのカタチは人それぞれで異なりますが、今後の人生をより豊かにするための第一歩として、ぜひこのタイミングで「婚活」についてを真剣に考えてみましょう。
男女別！薬剤師を取り巻く恋愛・結婚事情について…
以下では、昨今の薬剤師を取り巻く恋愛・結婚事情を、男女別に分けてお話しします。自分のケースと照らし合わせて、今後の婚活を実りの多いものにするためのヒントとしてお役立てください。
【女性薬剤師】は、なぜ結婚できない！？
「晩婚化って言われているけど、それにしても女性薬剤師って未婚率が高すぎる気がする…！」
「看護師同様、薬剤師はモテるって聞いてたんだけど…結婚できてる人、少なくない！？」
そんな風に不安を感じている女性薬剤師の皆様へ！以下では、女性薬剤師が結婚できない理由・婚期が遅くなりがちな理由についてを紹介します。
女性薬剤師は、出会いが少ないカモ！
薬剤師の男女比は3：7で圧倒的に女性が多いと言われています。実際に現場で活躍している方の中には、「職場は女ばっかり！」と実感している方も少なくはないでしょう。
くわえて薬剤師は多忙な職業でもあります。国家資格取得後も勉強と縁が切れることはありません。そのため、生活の多くを職場や仕事関係のシーンに捧げることになってしまいがち…。
業界的に女性が多い傾向が強い上に、仕事以外のことに打ち込む時間が無い…となれば、結婚につながる様な出会いを求めることは物理的に困難になってしまうケースが多くなります。
大学卒業が遅い＝婚活スタートが遅くなる！？
ご存知の通り、薬学部は卒業するまでに6年間かかります。
例えば高校卒業後に薬学部に入った場合、社会に出る頃には24才…。したがって女性薬剤師は、婚活市場において非常に価値の高い20代前半を、勉強や研究、また始めたばかりの仕事に慣れるための期間として消耗してしまうのです。
そのため、薬剤師の中でも婚期の早い女性は「大学時代の彼氏とそのままゴールイン」というケースが目立つはず。
学生時代に恋人と出会えず、勉強や仕事だけに打ち込むタイプの女性薬剤師の中には、婚活のスタートや婚期を逃してしまう方も少なくありません。
女性薬剤師の性格が、結婚を遠ざけるカモ！？
もちろんすべての女性薬剤師をひとつのタイプにまとめることはできませんが、多くの方が当てはまる傾向はある様子です。そしてその傾向が、女性薬剤師を結婚から遠ざけることにつながっているのカモしれません。
第一に挙げられるのは、女性薬剤師には真面目な方が多く、恋愛シーンにおいて奥手すぎるタイプが多い…という特徴です。
これは一般的な学生が勉強以外の楽しみを見出している期間、薬学生は国試への勉強や実習に明け暮れる毎日を送っているわけですので、仕方ないことなのカモしれません。
しかし、そんな生活の中で染み付いてしまった、真面目すぎる・奥手すぎる…、という性格は、婚活において不利な状況を作りやすく、なかなか結婚までたどり着くことが難しいでしょう。
また真面目な性格ゆえに、強い芯を持った強い女性であるケースも多い様子。
医療従事者は人命に関わる責任の大きな仕事です。そこに携わっている女性薬剤師は、強い責任感や意志、プライドを持って務めることが求められることになるでしょう。
これは薬剤師としては優秀な人柄だと言えますが、その一方で男性が思い描く理想の「守ってあげたくなる女性像」からかけ離れてしまう原因につながります。
奨学金を抱える独身薬剤師も多い…
理系の中でも学費が高いことで知られる薬学部。平成18年の教育法の改正により6年制へと変更された以降では、ますます費用が高額になっています。
そのため奨学金を利用しているケースも多く、働きながら返済している独身女性も珍しくはありません。
月々の返済額はさほど高額ではありませんが、完済を急いで繰り上げ返済などに打ち込む女性薬剤師の中には、婚活に本腰を入れるほどの余裕が持てない場合もあるカモ。
奨学金が、女性薬剤師を結婚から遠ざけてしまうこともある様子です。
【男性薬剤師】は、既婚率が高い！
「出会いが少ない」、「なかなか結婚できない」といったネガティブな女性薬剤師の傾向に比べ、男性薬剤師の既婚率は高いカモ。以下では、そんな男性薬剤師の結婚事情についてをお話しします。
「医療関連」であることがステータスになる！
25歳～49歳の男性を対象に既婚率が高い職業をリサーチしたあるアンケートでは、経営者や公務員に次いで、3位には薬剤師を含む医療関係がランクインしています。
また同調査では医療関係者は最も早婚であることも分かっていて、「学生時代の彼女とそのまま結婚へ…」というケースも多く見受けられる様子。「薬剤師である」、「医療関係である」というステータスは、男性薬剤師の婚活において頼もしい武器となっていることが伺えますね。
男性薬剤師の年収と、結婚の関係…
お金が全てではありませんが、年収の額は婚活を左右させる大きな要素であることも否めません。20代～40代の未婚女性が結婚相手に望む年収を調べたあるアンケートでは、以下のような結果が見えてきました。
- 1位…500万円以上
- 2位…600万円以上
- 3位…400万円以上
また多くの場合、自分よりも年収の高い男性であることを望んでいることも分かりました。
男性薬剤師の平均年収は590万円ほどだと言われていて、一般的なサラリーマンよりは高待遇であることがほとんど。ですが、他の医療従事者と比較すれば決して多くはありません。
また同じ男性薬剤師でも、規模の小さな地方薬局より大手企業で活躍する人の方が既婚率が高い傾向もあるのだとか…。くわえて結婚や育児には何かとお金がかかるものでもあるので、先立つものは多いほど安心であることも否めませんね。
しかし、上記のデータはあくまでも女性側の理想なので「自分の年収は500万円もないから、結婚は無理だ！」と悲観する必要はないでしょう。
とはいえ、婚活をより優位にさせる年収を目指すために、また自分自身のキャリアや生活力アップのためにも、高額年収を狙える職場へ転職する…というのも選択肢のひとつカモしれません。
薬剤師の婚活成功のカギは「肉食系」であること！
ここでまででは、薬剤師の恋愛・結婚事情を男女別に紹介してきました。上記を踏まえて、以下では薬剤師の婚活についてをお話しします。
薬剤師の婚活を成功へと導きカギは、ズバリ「肉食系」であること！幸せを掴むヒントにぜひお役立てください。
女性薬剤師、じつはモテてる説！
「結婚できない」、「婚活が遅れがち」と紹介した女性薬剤師ですが、じつはモテていないわけではないのです。
平均年収が下がっている昨今では、結婚相手に共働きを望む男性も少なくありません。2馬力で頑張ってくれる奥様、高収入を得るポテンシャルを持った奥様は、今や理想の女性像に欠かすことのできない要素であるといっても過言ではないでしょう。
そんな婚活市場において、日本全国どこでも働き口に困ることはない上に、パートでも高収入が期待できる女性薬剤師は、非常にニーズの高い存在です。
もしも「薬剤師だからモテないのカモ…」とお考えなのであれば、それは大きな勘違い！ぜひ自信を持って、婚活をスタートさせてみてください。
受身な姿勢が結婚を遠ざける元凶カモ？
上記（『女性薬剤師はなぜ結婚できない！？』）でもお話しした通り、女性薬剤師の婚期が遅れがちになる原因には
- 出会いが少ないこと
- 勉強や研究、仕事などで時間に余裕がないこと
- 真面目すぎる、奥手すぎる性格であること
などが大きく関わっています。これは未婚の男性薬剤師にも多く見受けられる傾向でもありますね。
したがって婚活市場でニーズの高い薬剤師でありながら、なかなか結婚に結びつく出会いを果たすことができない原因の大半は、「薬剤師であること」そのものではなく、「婚活の土俵に立っていない」ことに起因するのではないでしょうか。
例えば上記の原因を、
- 積極的に出会いの場に足を運ぶこと
- 仕事とプライベートとの時間をバランスよく分けること
- 異性や恋愛に対して受身な姿勢を直すこと
といった風に改善させることができればどうでしょう？きっと「薬剤師と結婚したい！」という異性と出会える可能性もグッとと高まるはずですね。
結婚を遠ざける元凶は、あなた自身の受身な姿勢なのカモ？いくら結婚相手として異性からの需要の高い資格を持っていたとしても、彼ら・彼女らの目の前に現れなければ何の意味もありません。
「婚活って、どうするの…？」な人へ！
「受身な姿勢を直せって言われても…そもそも、婚活って何をすればいいの！？」という皆様へ。以下では、結婚につながった薬剤師による婚活エピソードから、オススメの婚活方法を紹介します。
「やっぱり、知り合いからの紹介が一番カモ！」
「30代を目前に焦って婚活パーティーへの参加や習い事などを始めてみたけど、もともと奥手な自分には自力で恋愛をスタートさせるようなスキルはなく、結果は全滅。
『もういいや…！』と投げやりになった頃、仲の良い同性の友人から同業者の男性を紹介してもらうチャンスがあった。
よく知った人を介しているので安心できたし、私のことも、その男性のことも知っている友人なので恋愛の相談にも乗ってもらいやすかった。やっぱり紹介が一番カモ。」
「婚活サイトの利用で、自分の価値の高さにビックリ！」
「学生時代からずっと恋人がいなかったけど、当時は漠然と『婚活は、社会人になってからでいいか〜』と考えていた。ところが就職先にいた男性は、おじいちゃん上司や既婚男性ばかり…。就職前に恋愛に奥手だった自分を心底憎んだ。
職場に出会いがなさすぎるし、ボーッとしていると婚期を逃すカモ！と危機感を抱いて、とりあえず婚活サイトに登録。『婚活＝婚活サイト』程度の知識しかなかったからだけど、これが良かった。
まだギリギリ20代だった私は、薬剤師ということもありとても人気が高かった。いままで恋人ができたことはもちろん、男性からアプローチを掛けられる経験も少なかったので、ビックリ！
婚活サイトって聞くと『怪しい』みたいな印象を受ける人も多いと思うけど、自分の価値を知るために試してみるのもおすすめです。」
「研修会や習い事など、職場以外の人と出会う機会を作るといいカモ！」
「薬剤師に限らずメジャーな婚活方法だと思うけど、『職場での出会いに期待ができない！』と漏らしていた知人の女性薬剤師は、研修会や習い事など、職場以外の人と出会える機会を意識して作るようにしていた。
合コンや婚活パーティーほどガツガツするのも向いていない…と、自分の性格を考慮してのことらしい。
出会い目的とはいえ、好きなジャンルの習い事を始めた彼女は、毎日イキイキして楽しそうに見えた。結局、研修で出会った同世代の同業者とご縁があったみたい。」
婚活のための転職もアリ！？
婚活のための転職する…と聞くと、「え〜！そこまでするの！？」と驚く方も多いでしょう。しかし、考えてみてください。
「仕事が忙しすぎて、出会いの場に足を運ぶ余裕なんて全く作れない…」
「婚活に勤しむ時間を持つなんて、物理的に不可能…」
そんな職場で運良く結婚することができれば問題ありませんが、もしも出会いがこのままずっと来なかったとしたら…ゾッとしませんか？
仕事への打ち込み方や考え方には個人差があるものですが、プライベートを尊重しない働き方を継続することで生じるリスクを無視するべきではありません。
ひとくちに「薬剤師の職場」といっても多様な選択肢があり、中には出会いが多い働き方も存在しています。
たとえば全国チェーン展開している大手の調剤薬局では、社内研修などで店舗以外の人と出会える機会があるでしょう。また製薬会社であれば、男女比のバランスも良く結婚につながる出会いも多い傾向がある様子です。
幸せのカタチはひとそれぞれですが、もしもこの先の人生に結婚や子育てを思い描いているのであれば、行動は早いに越したことはありません。
現状（職場や生活）での出会いに期待ができないのなら、婚活のための転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
婚活目的の転職でも、転職エージェントが使える！
転職の動機といえば、スキルアップやキャリアアップ、収入アップ、資格取得などが代表的。「婚活目的での転職って、うまくいくの…？」と心配する人も多いはずです。
そんな時は、ぜひ転職エージェントのコンサルタントへ相談してみてください。
今や薬剤師の転職シーンになくてはならない存在となった「転職エージェント」は、これまで数多くの薬剤師転職に携わってきた転職の専門家です。コンサルタントは異性との出会いを求めるあなたの希望にマッチした求人探しを、プロの目線からサポートしてくれるでしょう。
またコンサルタントは求人元となる企業や病院の内部事情に精通しているケースも多く、職場の雰囲気や社風などの様な求人票からは知ることのできない濃度の高い情報をゲットするための頼もしいツールとして役立つことも。
さらに転職に関するハウツーを教えてくれるサポートも行われているので、「志望理由で『婚活です』とは言えないよね！？」、「出会いを求めて転職する場合、どんな自己アピールをすればいいの？」と言った不安や疑問を解決させることにもつながるでしょう。
「このままじゃ結婚できない…職場を変えたほうが良いカモ！？」
「出会いがなさすぎる…！異性と出会える職場の探し方がわからない！」
とお悩みであれば、ぜひ転職エージェントをかしこく利用して後悔のない再スタートを目指してみましょう。
まとめとして…
薬剤師の結婚事情について、また婚活についてなどをお話ししましたが、いかがでしょうか？
晩婚化や未婚率の上昇が叫ばれて久い昨今では、「結婚したいけど、出会いがない！」、「自分の職業や立場が、持てない理由なのカモ！」と焦ってしまう方も多いかと思います。
しかし、薬剤師が結婚できない・結婚が遅れてしまう理由は、決して「薬剤師だから」ではありません。むしろ、結婚を望んでいる男女の中には、薬剤師との結婚を希望している方もたくさん存在しているはずなのです。
そんな異性と出会えるか否かは、
- 仕事とプライベートとの両立ができる環境にいるか
- 職場の男女比など、出会いが期待できる職場であるか
- 自分自身が出会いの場へ足を運べているか
など、あなた自身を取り巻く環境が大きく関わっているのカモしれませんね。ぜひ現在の状況や将来を見据えて、結婚や子育て、またそのスタートとなる出会いが叶う環境作りから始めてみてはいかがでしょう。
