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ソフトバンクの年収や業績・将来性、求められる人材、社内の評判・口コミと転職方法を解説

ソフトバンク株式会社の年収情報

携帯キャリアの「ソフトバンク」や「ワイモバイル」を展開して、巨大通信事業を築いてきたソフトバンク株式会社。

「今、ソフトバンクへの転職を考えているけど、どのように転職活動したらよいのか分からない」

と、悩んでいる方も多いはず。

そこで今回は、

  • ソフトバンクの会社情報や業績
  • 年収情報や平均年収の推移
  • ソフトバンクに求められている人材
  • 転職成功確率をアップさせる方法
  • ソフトバンク社の口コミ・評判

などを紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたがソフトバンクに入社するのに相応しい人材なのかが分かるようになるので、ぜひ読み進めてください。

ソフトバンクとは

日本国内での携帯電話事業を展開するソフトバンク株式会社。

テレビCMではお父さん役の白い柴犬「カイ君」でお茶の間に定着していますね。

ソフトバンクグループの傘下にあたる会社で、2015年に、ソフトバンクモバイル株式会社から社名変更しました。

ソフトバンクショップを運営し、モバイル端末の販売、ブロードバンドなどインターネットサービスの提供、インターネット広告やeコマースサービスを提供しています。

そんなソフトバンクの企業情報やこれまでの歩み、事業の状況・業績推移を見ていきましょう。

ソフトバンクの企業情報

下記がソフトバンクの会社概要となります。

社名(商号) ソフトバンク株式会社
(英文社名)SoftBank Corp.
事業内容 移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供
設立年月日 1986年(昭和61年)12月9日
本社所在地 〒105-7529 東京都港区海岸一丁目7番1号
代表者 代表取締役会長 宮内 謙
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川 潤一
代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉 淳
代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 今井 康之
資本金 204,309百万円(2021年3月31日現在)

ソフトバンクの従業員数

ソフトバンクの事業セグメントごとの従業員数を下の表にまとめたので、ご参照ください。

事業セグメントの名称 従業員数
コンシューマ 7,672名(5,045名)
法人 6,146名(1,043名)
流通 2,071名(588名)
ヤフー 22,531名(10,641名)
その他 2,800名(867名)
全社(共通) 6,093名(423名)
合計 47,313名(18,607名)

※連結会社の数値です。
※( )内の数値は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。

ソフトバンクの歩み・沿革

もともとは、国鉄が民営化する際に鉄道電話事業の承継を目的として1986年に設立された鉄道通信株式会社から始まりました。

1991年にはEメール送受信をはじめとした携帯電話サービス事業を開始し、2000年には国内で初めてカメラ付き携帯(写メール)を開発しました。

2006年には英国・ボーダフォンの日本法人を買収し傘下に収めたことで、携帯電話事業に参入しました。

日本国内の通信キャリアのシェア率は、ドコモ、auに次ぐ3位となっていて、2位のauと肉薄している状況です(2022年現在)。

ソフトバンクの企業理念

ソフトバンクの会社のロゴは、あの坂本龍馬の海援隊の旗印をモチーフに考案されました。
海援隊の旗印とソフトバンクのブランドシンボル

社長である孫氏が、起業の際に掲げた志もまた同じです。

その志に共感する人間たちが、その実現に向け、一丸となって激動の時代を疾走する—。

ソフトバンクグループのありようは、今から100年以上前、日本の幕末に生きた坂本龍馬と、彼の下に参集した人々が創った海援隊を想起させます。

ソフトバンクグループは、同志の船。そしてマストに翻るのは、21世紀の海援隊旗。

このシンボルには、「情報革命で人々を幸せにしたい」「30年、300年先の世界の人々が感嘆するような仕事をしたい」という、ソフトバンクグループの熱い思いが表象されています。
出典:ブランド名の由来・ロゴ | ソフトバンクグループ株式会社

新時代を築こうと、坂本龍馬は、彼のもとに集まった海援隊たちと一緒に、古い藩政に縛られることなく、柔軟な発想と思い切りで新時代への扉を開けようとしました。

そんな若者たちの一途な情熱に敬意を表し、海援隊をイメージしたブランドロゴを掲げています。

ソフトバンクは従業員ひとりひとが仕事へのやりがいを見つけ、会社と共に夢を実現する職場でありたいという思いをもっています。

周りの「今ほしい!」をカタチにする会社

あなたのまわりの人は、今、何を必要としているのでしょうか。

「人は何がしたいのか」をソフトバンクは常に問い続けてきました。

かのJ-PHONE時代、当時社員だった高尾慶二氏は、両親との旅行中にロープウェーで老夫婦が一生懸命メールを打っている姿を目撃したそうです。

おそらくロープウェーの上で、今自分たちが見ている素晴らしい景色を、メールで誰かに伝えようとしていたのでしょう。

それを見た高尾氏は思いました。

「この景色を写真で撮って送ることができたなら…もっと伝わるはずだ!」と。

それが、写メールが世に出るきっかけとなったそうです。

最初は「こんなものは売れない」と言われたそうですが、それでも世に出すことができたのは、やはり会社が信頼してくれたからだと話していました。

あなたの周りの人、身近な人、まだ会ったことのない人は、何がしたいのでしょうか。

ソフトバンクは、それを問い続け、答えを探せる人にはぴったりの企業といえるでしょう。

ソフトバンクの業績推移・将来性

ソフトバンクの直近6カ年の業績推移を調査して下の表にまとめました。

決算期 売上高 営業利益
2016年3月期 3兆4105億9500万円 6440億4600万円
2017年3月期 3兆4830億5600万円 6786億5900万円
2018年3月期 3兆5826億3500万円 6379億3300万円
2019年3月期 3兆7463億0500万円 7194億5900万円
2020年3月期 4兆8612億4700万円 9117億2500万円
2021年3月期 5兆2055億3700万円 9707億7000万円

営業利益は2018年3月期にわずかに下振れしていますが、基本的には増収増益傾向が見て取れます。

ここまでの大型企業であるにも関わらず、この6年間で売上高、営業利益ともに50%超という驚異的な数字を上げているのは素晴らしいですね。

経営基盤は盤石で将来性もある日本国内随一の企業だと言えます。

ソフトバンクに入社した場合、年収はどのくらいなの?

ソフトバンクの有価証券報告書によると、2021年3月末時点の平均年収は、820万7,000円(平均年齢40.1歳)でした。
ソフトバンクの平均年収

一般的な電気通信業界で一番多い年収のラインは450万円ほどですので、同業者と比べ、とても高い水準であることがわかりますね。

また、課長クラスでも最低700万円は見込め、40代、50台で1,000万円を超えることも珍しくはなく、長く働くほど、多くの収入が見込めます。

これでも、ボーダフォン時代よりは年収が下がったということですから驚きですね。

ソフトバンクの平均年収推移

以下の図はソフトバンクの直近3期分の平均年収推移を表したものです。
ソフトバンクの平均年収推移

ソフトバンクは2018年の暮れ頃に上場したので、有価証券報告書もまだ3期分しか公開されていません。

過去の正確な年収データが少ないため、長期間の推移はわかりかねますが、先の「ソフトバンクの業績推移」で述べたようにソフトバンクは近年増収増益傾向が続いており、それに比例して社員の年収も増加傾向にあると推測できますね。

参照:IRライブラリー | 企業・IR | ソフトバンク

ソフトバンクはこんな人材を求めている

ソフトバンクの持株会社であるソフトバンクグループで活躍するうえで必要な「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」をモットーとしてます。

挑戦を楽しみ、作業を効率よく進めるにはどうすればいいのかを一緒に考え、何事にも努力を決して怠らない。

また、言い訳をせず、素直な心で真摯に仕事に向き合える人にぴったりの職場です。

ソフトバンクの採用までの流れ

ソフトバンクは常時必要なポジションの募集を行っており、公式サイトにくわしく記載されています。

おおまかな流れをしては、エントリー後、書類考査で2週間ほどかかり、その後に複数回面接があり、晴れて採用となります。

ソフトバンクの給料形態

ソフトバンクでは、評価制度を採用しており、頑張っている人がさらに成長できるような環境を整えています。

ミッショングレード制

年齢や性別に関係なく、仕事内容や働く姿勢によって評価を決めます。

社員に対して、目標を示すことによって、チャレンジ精神を促します。

評価制度

仕事や会社に対する貢献度に合わせて評価する制度です。

ソフトバンク社員としての姿勢、仕事の能力に対する評価を公正に行い、達成目標を設定し、次へと進むためのサポートを行います。

報酬制度

ミッショングレード制と評価制度を掛け合わせた総合的な評価を行います。

貢献度によって賞与にも連動し、報酬を支給します。

また、売り上げや利益だけの評価に留まらず、チームや個人のチャレンジや独創的な取り組みも個別に評価します。

お互いのよいところを認め合うことで、能力の向上を図り、切磋琢磨できる、表彰制度も設けています。

また、チームごとに四半期ごとに結果を集計し、上位にランクインしたチームには特別なボーナスもあります。

ソフトバンクの福利厚生や各種手当

年次有給休暇、慶弔休暇はもちろん、女性や家族にうれしい産前産後休暇、育児休業、配偶者出産休暇、キッズ休暇など、結婚した後も働きやすい制度が充実しています。

また、家庭に事情を抱えている人のための制度、介護休暇、介護休業、看護休暇があります。

障がいを持っている人のためのドナー休暇、ハンディキャップ休暇も設けており、障がいがあっても安心して働ける企業です。

健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備はもちろんのこと、福利厚生として財形貯蓄、慶弔見舞金、確定拠出年金制度、育児支援制度など、使える制度が満載です。

さらなるステップアップへ!充実の研修制度もある

ソフトバンクでは、社員の能力をさらにアップさせるための研修制度も数多く用意しています。

自分の得たいスキルに合わせて、新任管理職層研修、各種スキル研修、英語研修、その他eラーニングを活用した多様なプログラムがあります。

各キャリアアップのための支援制度も行っており、資格取得の支援も行ってくれます。

ソフトバンクの社員からの口コミ・評判

ソフトバンクへの転職を希望するにあたって、口コミ・評判はどうなっているのでしょうか。

以下がソフトバンクに見受けられた主な口コミ・評判です。

新人でも実践の機会が多い
この企業は継続的に成長するぞという気概を感じます。新人でも実践の機会が多く、何事もチャレンジしていくという意志のある人にとってはやりがいがある社風です。
休暇を取りやすい環境
近年、全社的に「Smart & Fun!」のスローガンを掲げて働き方改革が積極的に推進され、コアタイムなしのフレックスタイム制やリモートワークも充実してきています。有給休暇や長期休暇も取りやすい環境なのはすごくいいです。
実力のある人ほど成果を出しやすい
周囲から信頼されている人は裁量を持って割と自由に働けるメリットがあります。実力のある人ほど成果を出しやすく、「指示待ち人間」の人ほど辛い環境だといえます。
残業代が減った
働き方改革によって残業代が減ったため実質的に年収が減りました。部署によってはアウトプットの質が落ちるということで働き方改革を廃止しているところも…。いい面も悪い面もあると感じます
言っても大企業。福利厚生が整っている
巨大ベンチャーとは言われるきらいがありますが、いっても大企業なので、福利厚生が整っていてワークライフバランスが取りやすいです。特に家庭持ちの方にとっては手当が手厚いです。

働き方改革によって休暇が取りやすくなり在宅勤務制度も充実して働きやすくなったという声がある一方で、年収が減ったという辛辣な意見も…。

ただし、社員が思う存分チャレンジできる風土があり、福利厚生や各種手当も充実していて企業としてバランスが取れている印象を受けます。

概ね社員を支援する姿勢は強く、研修制度によってスキルアップを手助けしてくれる社風であるようです。

ソフトバンクへの転職難易度

ソフトバンクへの転職難易度は非常に高いとされています。

理由として、募集している人材を即戦力としているためです。

そのため、採用時点で高いスキルが求められることになります。

また、定期採用を行っておらず不定期に求人募集が行われているので、その点でもハードルが高くなっています。

そのため、ソフトバンクへの転職を希望する際にはいち早く情報を得た上で、企業理念にフィットする即戦力人材であることをアピールする必要があります。

ソフトバンクへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

ソフトバンクへの転職難易度の高さは、不定期に求人募集が行われている事が一因です。

その求人募集情報をいち早くキャッチし、転職成功確率をアップさせるためには、やはり転職エージェントの活用が必要です。

転職エージェントを活用することによって、非公開求人として行われているソフトバンクの採用情報を得る事ができる可能性があります。

また、アドバイザーによってソフトバンクに特化した対策を受けることも可能なので、転職エージェント利用し、そのメリットを最大限に活用するようにしましょう。

ソフトバンクへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

ソフトバンクへ転職したいと考えている方におすすめなのが以下4つの転職エージェントです。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

上記した転職エージェントのをおすすめする理由や各社の特徴について具体的に見ていきましょう。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
転職を検討する際に欠かせない、転職支援実績NO.1の転職エージェント、それが「リクルートエージェント」です。

業界トップクラスの豊富な求人数の中から、自分に合った企業を探せるのが最大の強みです。

「他の転職エージェントが保有していない求人を持っている」
「さまざまな職種の求人が多くあるので選択肢が広がる」
「たくさんの企業に挑戦することができる」

と多くのメリットを実際に利用した方が評しています。

ただ、求人数が多ければ利用者も多く、アドバイザーのサポートには少し不安があるため、「doda」や「パソナキャリア」と併用して転職活動をすることをおすすめします。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
「doda」は国内大手の転職エージェントサイトです。
運営はパーソルキャリア(旧・インテリジェンス)で、前身の転職情報誌時代から培われた求人数の多さにも定評があります。

提案力に優れ、担当者の質も安定しており、職務経歴書の作成や面接対策といったサポート面の充実ぶりなど、ユーザーからの評判も高く、業界トップクラスの名に恥じないエージェントです。

他のエージェントにおいて不満を感じたときのためにも、必ず登録しておくべきと言えます。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
「パソナキャリア」はサポートやフォローの手厚さに定評があり、初めて転職を考える方や転職に不安を持っている方にぴったりです。

実際に利用した方からも「サポート体制が充実していて驚いた」という声が上がっています。

一方で求人数については業界最大手とは言えないため、求人数に定評のある「リクルートエージェント」や「doda」を利用しつつ、パソナキャリアを併用すると転職活動が効率的に行えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
あなたが国内大手企業や外資系を含むグローバル企業への転職を希望するのであれば、必ず登録しておきたいのが「JACリクルートメント」です。

それぞれの企業ごとの担当者が企業文化や事業戦略まで把握しているため、転職先のリアルな情報を知ることができます。

案件の質についても、他社にはない高待遇の求人もあります。

ハイクラス、グローバル求人に強みがあるため、管理職や専門職での転職を考える方におすすめの転職エージェントです。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、ソフトバンク株式会社の企業情報や業績推移、年収情報、求められている人材、上手く転職する方法について紹介しました。

ソフトバンクに関して抑えるべきポイントは、

  1. 増収増益傾向が続いていて将来的な経営基盤も盤石
  2. 平均年収は高い水準で、貢献度によって賞与にも連動
  3. 福利厚生や研修制度も充実していて働きやすい

の3つが挙げられます。

「ソフトバンクの希望職種に求められている能力に合致していると思うから働いてみたい」

という方は、ソフトバンクの転職に強みのあるエージェントへ複数登録し、転職成功を目指して頑張ってみてくださいね。