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ミクシィの年収、将来性、採用条件や口コミ評判、転職方法までを徹底解説

ミクシィの年収解説

ミクシィと言えば、SNSの「mixi」の運営や大ヒットスマホゲーム「モンスターストライク」で有名ですよね。

知名度があり財務や収益基盤が安定しているため、「中途でミクシィに転職したい」と考えている方も多いでしょう。

そこで今回は、

  • ミクシィの事業の状況や業績・将来性
  • ミクシィの年収情報
  • ミクシィの採用条件
  • ミクシィへの転職成功確率を上げる一つの方法

などについて紹介します。

この記事を読むことで、あなたがミクシィに転職するのに向いている人材なのかがわかるようになるので、ぜひ読み進めてください。

ミクシィとは

2004年創業以来、ソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)や、ユーザー同士の交流機能が人気のソーシャルゲームで各事業分野でリーディングカンパニーとなってきたミクシィ。

現在ではSNSからコアなネットワークアプリ、エンターテイメント事業、そして結婚支援や転職マッチング、ヘルスケア事業、スポーツ事業へとコマ数を増やしています。

ここでは、そんなミクシィの企業情報や事業内容などを深掘りして紹介していきます。

ミクシィの企業情報

ミクシィの会社概要は以下のとおりです。

会社名 株式会社ミクシィmixi, Inc.
所在地 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア36F
代表者 代表取締役社長 木村 弘毅
設立 1999年6月3日
資本金 9,698百万円(2021年3月末現在)

ミクシィの従業員数

下の表はミクシィの2021年3月期の連結従業員数をまとめたものです。

事業セグメント 従業員数
デジタルエンターテインメント事業 398人(55人)
スポーツ事業 299人(218人)
ライフスタイル事業 168人(14人)
全社(共通) 303人(69人)
合計 1,168人(355人)

※( )内はパートタイマー、契約社員を含む臨時雇用者数の数字です。

複数の子会社を含めた連結の従業員数の合計は1,168名で、事業別では「デジタルエンターテイメント事業」が393名と最も多く、次いで「スポーツ事業」の299名となっています。

ミクシィの事業内容

ミクシィの事業セグメントは以下3つで成り立っています。

  1. スポーツ
  2. デジタルエンターテインメント
  3. ライフスタイル

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1. スポーツ事業

J1リーグの「FC東京」や、B.LEAGUEのプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」の経営をはじめ、競馬や競輪、野球のウェブメディアの運営、競輪・オートレース車券の販売サイト・アプリ等の運営をしています。

また、五輪選手などのアスリート支援事業も行っています。

2. デジタルエンターテインメント事業

大人気の爽快アクションRPG『モンスターストライク』を主軸にしたゲームの開発・運営のほか、モンスターストライク公式オンラインストアの運営をしています。

3. ライフスタイル事業

創業当初から事業を展開しているIT・Web業界の求人情報サイト『FINDJOB!』やソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)『ミクシィ』、子どもの写真・動画共有アプリ『家族アルバム みてね』などのオンラインサービスを提供しています。

ミクシィの業績推移・将来性

ミクシィの2003年3月期から2021年3月期までの業績推移を以下の表にまとめました。

注目したい点は、SNS「mixi」が急成長を遂げていた2006年3月期前後の業績と、モンストが大ヒットした2015年3月期の業績です。

2004年3月期から2008年3月期の業績は前期比で2~3倍程度の増収が続いていました。

モンストによる業績成長初動の2015年3月期に限っては前期比9.3倍もの増収を遂げています。

決算期 売上高 営業利益
2003年3月期 1億4,400万円 -400万円
2004年3月期 3億300万円 800万円
2005年3月期 7億3,900万円 1億6,400万円
2006年3月期 18億9,300万円 9億1,200万円
2007年3月期 52億4,700万円 21億8,400万円
2008年3月期 100億5,200万円 37億4,900万円
2009年3月期 120億5,200万円 37億7,100万円
2010年3月期 136億円 27億5,200万円
2011年3月期 132億2,900万円 33億7,300万円
2012年3月期 133億3,400万円 21億9,400万円
2013年3月期 126億3,200万円 25億7,400万円
2014年3月期 121億5,500万円 48億円
2015年3月期 1,129億1,800万円 526億8,600万円
2016年3月期 2,087億9,900万円 950億3,300万円
2017年3月期 2,071億6,100万円 890億800万円
2018年3月期 1,890億9,400万円 723億5,900万円
2019年3月期 1,440億3,200万円 410億3,300万円
2020年3月期 1,121億7,100万円 171億4,700万円
2021年3月期 1,193億1,900万円 229億2,800万円

特に目を見張るのがその利益率です。

同時期に同じゲーム業界の任天堂が売上4,890億円、営業利益が293億円で利益率が6.0%だったのに比べ、ミクシィは実に7倍もの利益率を叩き出していました。

ハードウェアを伴わないスマホアプリに特化したビジネスモデルを築いたことで、収益環境が劇的に変化したのです。

ただし、モンスト事業が成熟期に入った2016年3月期以降は減収減益傾向が続いています。

高収益構造のモンストで稼いだ資金により財務は健全ですが、新規事業としてスポーツ事業やライフスタイル事業を手掛け始め、ダイナミックな改革や人事が絶えず行われています。

IT企業の宿命故にヒット商品が出続けなければならないことから、常に新しい分野にチャレンジしていく姿勢が垣間見えます。

ミクシィでの年収はどれくらい?

有価証券報告書によれば、平均年収は735万8,000円となっています(2021年3月末時点)。
ミクシィの平均年収

平均年齢は35歳、平均勤続年数が4.3年となっており、労働組合は結成されていません。

収益の基盤はやはりゲームを中心としたエンターテイメント事業であることから、ゲームプログラマーの求人年収は540万円~840万円と他の職種よりも割増となっています。

ちなみにSNS「mixi」のアプリエンジニアは(iOS、サーバーサイド)の求人年収は450万円~と発表されています。

ミクシィの平均年収推移

以下の図は2008年3月期から14期分の平均年収の推移を表したグラフです。
ミクシィの平均年収推移

ミクシィの採用条件・求人内容

ミクシィでは、以下のような内容の求人を行っています。

  • 新規コミュニケーションサービスのスマホアプリ開発
  • ゲームプログラマ
  • サーバサイドエンジニア
  • iOS/Android アプリエンジニア

上記のようなエンジニア求人と「プランディングディレクション」(プロジェクト構築とコントロール、法務・経理部門との共同オペレーション)求人などがあり、プランディングは年収480万円〜700万円と公表されています。

総合職の求人

「経営企画スタッフ」年収 400万円~650万円
「業務アシスタント」年収380万円〜500万円(英語読解力必須)
「法人営業マネージャー」年収500万円〜700万円

 
エンジニアと総合職では、専門スキルは異なるため、エンジニアの場合は使用言語の確認と理解度を面接でしっかりと伝える練習を積んでおくことが大事でしょう。

総合職ではコンサル経験者やExcelでの速攻性の高さなど、求められるセクションがあります。

文系だから…という人でも、スキルを磨くことで採用の道は広がるでしょう。

ミクシィは、どんなタイプの人におすすめの会社?

ミクシィは等級制の給与制度を採用しています。

そのため、自分の実力勝負で転職してしまうと、やる気を失ってしまう可能性も高いでしょう。

残業は40時間込みで給与額に含まれており、待遇はしっかりと確認した方がよいです。

ただ、実力が付く環境が揃っており、有給休暇も消化できるなど、退職金以外の福利厚生は業界でも手厚いため、長く働きたい人は他社と比べて条件が良ければトライすべきでしょう。

またブランド力が高いのも安心材料。

IT企業は特に今後10年、20年、30年と持続していくことが課題になりますが、ミクシィは現在のところ持続力が高いIT企業と言えます。

多くのカスタマーが利用していることで、自分の価値が見いだせる人にはミクシィは向いている、と言えるでしょう。

ミクシィの社内の雰囲気

It企業特有のギスギス感はあまりなく、おとなしいタイプの人材が活躍する企業というイメージがミクシィの姿。

四半期に一度社内の他の部署からの求人が公募されます。

直属の上司に気兼ねなくフリーエージェントが可能、という風通しの良さが社員にとって魅力となっています。

新規事業についても、個人の力が発揮される反面、チームとしてのまとまりが薄いのも特徴です。

先輩がいない中で立ち上げて行く事業の場合、会社のストックがあることで様々な費用負担の心配がないのもミクシィの現状でしょう。

会社の財政を見る上では、外国人投資家が5割弱となっている現在は、会社が個人に投資を行ってくれる安定期と言えます。

社内の雰囲気としては「モンスト」におんぶにだっこ、という面が拭えません。

ただ現在収益が上がっている中で新規事業を興すか、様々な企業を買収する道を進んでいる事からヒットコンテンツはいずれ出て来るだろう…という安心感もあるようです。

ミクシィの口コミ・評判

ゲーム制作の場で働きたい人に人気の企業ですが、実際の労働環境はどうなのでしょうか。

以下のような口コミが見られました。

若くても仕事を任せてもらえる
やる気があれば若くとも仕事を任せてもらえる、結果を評価してもらえる。
産休・育休も問題なく取れる
人を大切にする会社です。希望しない人事異動はなく、産休・育休も問題なく取れる、福利厚生がしっかりしているという印象を受けます。
モンストの売上に頼りすぎ
モンストの売上に頼りすぎていて、その他の仕事は評価されづらいです。他の事業も業績への貢献度が上がってくれば変わると思うのですが。
フレックスタイム制度がある
フレックスタイム制度があるから勤務時間に融通がききます。ただ、制度自体なあなあになってしまっている部分もあります。
新規事業に携わりたい人には向いている
事業の立ち上げに携わりたいという方にはうちの会社は向いています。意思決定などが早く、逆についていけないと良い仕事はできないです。

比較的若い企業のため、古臭い慣習はなく、やる気があれば良い評価を得られる社風のようです。

ただその分、自分から動かなければ存在感を発揮するのは難しいようです。

ミクシィへの転職難易度

転職難易度は比較的低いです。

業界の中では大手であり、若い企業ということもあり、人材の流動が大きいようです。

移り変わりの激しいスマホゲームの制作に力を入れているため、常にクリエイターやエンジニアを募集している状態です。

ターゲット層も若者であるため、やる気と新鮮なアイデアを常に求めています。

特に、新たな技術の習得を求められるエンジニアは、惰性で長く続けられるような職業ではないため、入れ替わりが激しく、積極的な採用が行われています。

ミクシィへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

ミクシィではクリエイティブな人材を求めています。

面接では、やる気と発想力をアピールできれば転職成功率がアップするでしょう。

しかしながら多くの応募者の中で、能力をアピールするのはとても難しいことです。

評価基準を知らなければ、ただの空気を読まない応募者として扱われる可能性もあります。

正しくアピールを行い、また、流れ作業でない面接を受けるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェントであれば、非公開求人にも応募でき、どのような人材が求められているのかの情報をもとに、しっかりとしたサポートを受けることができます。

ミクシィへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

ミクシィへの転職を検討している人に特におすすめできる転職エージェントを4つ紹介します。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

上記した転職エージェントを選ぶべき理由や強み等について詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
業界トップの求人取扱数を有し、転職支援実績もNo.1を誇る『リクルートエージェント』。

数多くの業界・職種の求人を持ち、バリエーションの豊富さという点では、必要不可欠な転職エージェントの1社と言っても過言ではありません。

利用者の声:
「他の転職エージェントにはない自分に合う求人があった」
「多種多様な職種の求人があるので選択肢が広がった」
「求人数が多いのでたくさんの企業に挑戦することができた」

アドバイザーはシンプルで的確な回答で転職をサポートします。ゆっくりエージェントと相談したい方や、手厚いサービスをご希望される場合は、『dodaエージェント』や『マイナビエージェント』と併用されると尚良いかもしれません。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
dodaには業界専任のキャリアアドバイザーがいる転職エージェントです。

無料会員登録で多種多様な業種・職種、そして大手からベンチャーまでの幅広い求人があります。

国内大手の転職エージェントであるといえるのでまさに圧倒的な求人数と利用者からの評判も良いところ。

キャリアアドバイザー、転職エージェントの質が高いことで有名であり、高いスキルがある人ほど、お勧めできます。

職務経歴書・面接対策といった本格的なサポートが受けることができるというのが評判になっています。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
転職活動エージェントなら、『パソナキャリア』がおすすめ。

手厚いサポート・フォローに公定評があり、初めての転職活動の不安を解消してくれます。

実際に利用した多くの方からも「親身にサポートしてくれる体制がすごい」など高評価を頂いております。

「パソナキャリア」は大手企業や優良企業を選抜して掲載しておりますので、求人数は業界大手の「リクルートエージェント」や「doda」に劣るものの、サポート面において手厚く活動を行っておりますので、転職時にはリクルートエージェント・dodaのサブ利用として効果的に転職活動を進められるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
JACリクルートメントは、たくさんある転職エージェントの中でも、外資系企業や国内の大手企業の求人に特化していることで知られています。

企業ごとに担当者がいるので、それぞれの企業について細かいところまで分析してくれるところもJACリクルートメントの強みとなっています。

高収入を実現させつつちゃんと休みもとれるような、高待遇な求人も多数用意されています。

ハイクラス転職を考えている人はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、ミクシィの企業情報や業績、年収情報、採用条件や転職成功率をアップさせる方法について紹介しました。

最後にもう一度、ミクシィについておさえておきたいポイントを整理すると、

  1. 平均年収は他の職種より比較的高い水準
  2. 業績は減収減益傾向だが収益源のモンストによって財務は超健全
  3. スマホゲーム以外の分野へも積極的に投資中

の3つが挙げられます。

「興味のある事業があるから、ぜひミクシィで働きたい」
「今までの経験をミクシィで活かしたい」

そんな方は、当ページを参考にしてミクシィへの転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。