介護士の必需品とは?介護に適した服装や持っておきたい便利グッズなどカバンの中身を徹底解明

介護士の仕事の必需品

「介護士として働くために必要な物や、あると便利なグッズは?」
「介護に適した服装は?」
「施設以外の訪問介護の現場で必要とされるグッズも知りたい。」

そんな介護士の持ち物に関する疑問に介護現場経験者が詳しくお答えします。

この記事を読むことで、介護現場に持っていくべきものや身に付けない方がいいものがわかるようになるので、ぜひご参考にしてください。

介護士の基本的な必需品5種類

介護の仕事をするときに用意するべきものはどのようなものなのでしょうか?

ここでは、カバンの中身に必ず入れておきたい必需品を5種類紹介します。

1.メモ帳とボールペン

まず、基本となるのは、ポケットサイズの小さいメモ帳とボールペンです。

自分専用に各1つずつ持っておきましょう。ボールペンは書きやすいものが良いです。キャップ式よりノック式の方が便利がいいです。

特に3色ボールペン(赤・青・黒など)1本あれば、記録するときに便利です。

メモ帳には利用者の基本情報、業務の申し送り、伝達事項など、介護業務で必要なことを書きこみます。

特に新人の頃は、右も左も分からないことだらけです。

利用者の情報や一日のタイムスケジュールを書き込むと仕事がスムーズになるでしょう。

介護士によっては近くにある適当な紙を代用する人もいますが、後で読み返すことができるという面においても、メモ帳を持っておくことをおすすめします。

2.携帯電話

介護職員同士が連絡を取り合うときに、業務専用の携帯電話が便利です。

携帯電話があると、利用者から目を離さずに応援を呼ぶことができるため、事故発生のリスク回避に繋がります。

またホウレンソウ(報告・連絡・相談)がその場で行えるという利点もあります。

3.ハンドタオル

ハンドタオルは介護士として携帯しておきたい必需品です。

施設によってはペーパータオルを支給しているところもありますが、もしいざ必要な時にその場にペーパータオルがないと困りますよね。

介護職は手を洗う機会が大変多いので、ズボンのポケットに入れていつでも取り出せるようにしておきましょう。

夏の暑い時期は、汗をサッと拭くのに使うことが多いです。冬は手洗いや洗剤の影響で手が荒れやすくなるので、ハンドクリームもあるとなおいいです。

4.衛生面のケアに必要な「マスク」「エプロン」「使い捨て手袋」など

介護職は直接利用者に触れなければならない仕事であるため、病気やウイルスの感染が心配ですよね。

下手をすれば、介護士が病気を媒介し、利用者に移してしまう危険もありますので、常に衛生面に気を付けなければなりません。

そのため、排泄介助の汚物処理や感染予防などには、使い捨ての手袋(ディスポ)やマスクが、食事介助や感染予防にはエプロンといったものが必需品となるでしょう。

これらも施設から支給される場合があります。

介護の仕事をするときにこれらのグッズは、どこに行っても使うものだから覚えておくと良いでしょう。

5.アルコール消毒液など

上記に関連しますが、介護職員として利用者にふれる機会が多く、感染症の拡大を防ぐためにまめにアルコール消毒液で消毒しましょう。

少し手間にはなりますが、ひとつの介護ごとに手指消毒を行うのが原則です。

この場合、速乾性にすぐれたアルコールジェルだと時間がかからずに消毒できます。

小さいチューブ型の分を一つでいいので携帯しましょう。

介護士の基本的な服装とは

介護士として働くとき、基本的には動きやすい恰好が一番です。

施設によって、指定のユニフォームを支給されるところと、ユニフォームがなく自由な服装で対応しなければならないところがあります。

指定のユニフォームがある場合

上はポロシャツ、ズボンは綿素材など、軽くて動きやすく、利用者が肌に触れても刺激を与えないものが多いようです。

自由な服装の場合

基本的に動きやすいズボン(チノパンなど)が好ましいです。

動きやすいといっても、ラフすぎるという理由で、ジャージやジーパンは禁止としている施設もあります。

上の服装は飾りがなく動きやすいものにしましょう。

胸の大きく空いているような露出のあるものや、全身黒色といった葬式を想像させる服装は避けてください。

室内外の温度に応じて軽く羽織れるカーディガンなどがあると良いでしょう。

また、介護職はいろいろなものに触れる仕事なので、とっさのことで服が汚れてしまう可能性があります。

そんな時は、替えの衣服があると安心です。すぐに着替えができるように、カバンやロッカーに入れておきましょう。

自由な服装でOKだとしても、施設の規定が必ずあるのでよく確認することが大切です。

訪問介護の場合の服装は?

ご利用者のお住いで様々な介助を必要とする“訪問介護”。

入浴介助ができる服装、食事を作るためのエプロンなど、訪問予定に合った服装を用意しましょう。

訪問先へは、必要なもの以外は持ち込まないようにしてください。

冬場はコートが必要ですが、玄関先で脱ぐ、もしくは移動に使う車内に置いておくといいでしょう。

また訪問介護を行う場所には様々な環境があるので、替えの靴下を準備することもオススメです。

訪問先によっては、家の中の状態が良くないことがあります。

この場合、感染防止の為に靴下の下にビニール製の使い捨てのカバーを履きましょう。

もちろん、訪問先のご利用者に断りを入れてからにしましょう。

介護士のお役立ちグッズ3つを紹介

さて、介護をするときに「こんなものがあると役に立つ」「必要」と言えるグッズは他にもあるのでしょうか?

1.ウエストポーチ

介助をするにあたって、必要なグッズをどこに携帯しておくべきか迷いますよね。

例えば、ポロシャツの胸ポケットにボールペンがあると、利用者の顔や身体に当たったり、目に刺さってしまったりする危険があります。

しかし、メモやボールペンをズボンのポケットに入れても、介助をするときに意外と邪魔になりますし、ふとしたときに落下してしまったなんてこともあります。

そんな時にオススメなのが、腰部分に着けられるウエストポーチです。メモ帳やボールペン、お手拭きなどを入れられる小さいサイズでOK。

ズボンのウエスト部分にクリップで留めて使用します。自分仕様のウエストポーチを手作りしている人も多いです。

2.コルセット

介護職で問題となっているのが“腰痛”です。

介護士として仕事を続けていると、どうしても腰への負担がかかってしまいます。

コルセットは入職時に会社から支給されることが多く、痛みの有無に関係なく必ず装着し続けることが大切です。

施設側で準備がない場合は、購入する際の補助があるのか?先輩介護士はどのようにしているのかなど確認してみましょう。

3.お薬辞典や医療辞典

介護士も命を預かるお仕事です。そのため、利用者の心身の変化に敏感でなければなりません。

特に高齢者はいつどのような状態になってもおかしくないため、最低限必要な医療や薬の知識を持っておく必要があります。

夜勤など看護師や他のスタッフが少ない時間帯などは不安ですよね。

辞典は持ち歩くことは出来ないのでスタッフルームに置いておき、職員同士で確認・共有できるようにしましょう。

利用者が普段飲んでいる薬の情報は、自分のメモ帳に記録しておきましょう!

介護士が身に着けない方が良いもの3つ

1.腕時計

介助を行う際に、利用者の身体を傷つける恐れがあります。人によっては金属アレルギーを持っている場合がありますので注意が必要です。

また、介助を行う時に一時的に外して置いておくと、紛失する恐れがあります。腕時計ではなく、小さな懐中時計などをポケットに入れておくと便利です。

2.派手なネイル・付け爪

介護施設のなかには、職員のネイルを禁止しているところが多いと思います。

利用者の身体介助を行う際に爪が伸びていたり、付け爪をしていると利用者にケガを負わせたり、自分自身がケガする危険性があります。

たとえ禁止されていなくても、利用者保護の観点から爪は短く切っておき、適切に手入れ・管理をするようにしましょう。

3.ピアスやネックレス

特別な事情が無い限り、介護者に危険がおよぶため、これらは身に着けない方が良いです

介護者が身に付けているピアスに、利用者の衣服が引っかかってしまい、耳を負傷する場合があります。

介護者のネックレスに利用者の手が引っかかってしまい、切れてしまうことがあります。

これらの装飾品は、利用者や家族にとっては印象が悪く見えてしまいます。

介護にあたる際は着用しないようにしましょう。

便利グッズで仕事を快適に

介護士の基本的な必需品、適した服装、便利グッズをご紹介しました。

このような便利グッズを有効活用すれば、介護の仕事をより快適に行うことができますし、緊急時に慌てなくて済みます。

仕事をしながら、自分なりの便利グッズを見つけてみても良いかもしれませんね。

利用者に直接触れる機会の多いお仕事ですから、身だしなみで相手に不快感を与えないように、清潔感のある着装をしましょう。

自分の身だしなみをキチンとすると、気持にゆとりのある仕事ができます。

ぜひ参考にしてみてください。