MS-Japanは、管理部門に特化した転職エージェントです。
管理部門とは「経理や財務部、人事や総務部、法務部」のことで、その分野に特化した転職エージェントということです。
公認会計士や税理士・弁護士といった資格を保持した人向け、とも言えるかもしれません。
ただ、無資格でも大丈夫です。
そういった特化型のサービスということは、手厚いサポートが受けられたり、条件の良い求人がたくさんあったりメリットが多いのではないかと期待が高まりまるでしょう。
そこで、MS-Japanの特徴をそれぞれ簡単に紹介します。
MS-Japanが選ばれる2つの理由
1.資料作成、書類選考に強い
管理部門の中途採用は、人柄や人物像より「経験・スキル」が重視されると言われています。
営業職や事務職だと外部の人と接する機会もあるためか、人柄が重視されがちです。
人柄重視の採用となると、書類より面接に力を入れることになります。
管理部門の場合はその逆で、面接より書類選考のほうが重要です。
そのため、書類選考で躓く人が多い傾向があります。
転職エージェントを選ぶ際は、書類選考のサポートがあるかどうかということが重要になるでしょう。
そこでMS-Japanのサービスを見てみると、この転職エージェントはキャリアシートの作成に大きな力を入れていることがわかります。
経理・人事・法務など、経験職種ごとに異なるキャリアシートのフォーマットが用意されているんです。
利用者は、フォーマットに沿ってキャリアシートを作成します。
楽に作成できるというのも魅力的ですが、このフォーマットのクオリティが高いという点が一番の魅力です。
管理部門特化型のサービスを運営していく中で培われたノウハウが、フォーマットの中に詰め込まれています。
だから、管理部門経験者に選ばれるんです。
2.有資格者に対する理解が厚い
弁護士・公認会計士・税理士・USCPAといった資格を保持している人に対して、個別のサポートを行っているところもMS-Japanの強みです。
他の転職エージェントの多くは「資格があれば言ってくださいね、求人紹介しますので」といった程度で、その資格保持者に対する特別な支援があるわけではありません。
MS-Japanは資格で求人検索ができるだけでなく、各種資格に対する理解があるキャリアコンサルタントを担当者に付けるなどして、有資格者向けのサービスを展開しています。
だからこそ、有資格者に選ばれているんです。
MS-Japanの利用をおすすめする人
管理部門でキャリアを積んでいる人
MS-Japanは、管理部門向けの転職エージェントです。
しかも、MS-Japanは管理部門特化の転職エージェントではトップクラスという呼び声が高いため、「次も管理部門で!」という人は利用しない手はありません。
管理部門での求人数はリクルートエージェントなど、他の大手総合転職エージェントに比べて圧倒的に多いです。
公開求人の数だけで言うなら、特に経理・財務や人事・総務に関してMS-Japanは業界トップの求人数を誇っています。
経理と財務だけで1,400件近く、人事・総務だけで900件近い公開求人があるんです。
当然ながら公開求人より非公開求人のほうが多いため、非公開求人を合わせた実際の求人数はもっと多いでしょう。
管理部門でこれまでキャリアを積んで、これからも管理部門でキャリアアップ・待遇アップしていきたいという前向きな考えを持っている人には、おすすめです。
今よりも良い待遇を得たい人
MS-Japanの求人を見ていると、好待遇なものが多いです。
特に想定年収の項目には、「500万円」「600万円」「700万円」といった高い年収が書かれているものが多く見られます。
管理部門である程度経験を積んだ人材の採用を前提としているため、こういった高い年収を提示する求人が多いわけです。
また、求人数が多く、希望条件が一致する求人に出会いやすいというメリットもあります。
高い年収を得たい、休みはこれくらい欲しいという曲げられない希望条件がある人には、とてもおすすめです。
MS-Japanの利用をおすすめしない人
管理部門以外の仕事がしたい人は利用する意味が無い、ということ以外にデメリットらしいデメリットがありません。
管理部門での転職を希望する全ての人におすすめ、と言っても良いでしょう。
ただ、担当者によって「態度が高圧的」な場合もあるようです。
合わない担当もいるのはどこのエージェントも同じですが、そういう人もいるという前提で利用したほうが良さそうです。
MS-Japanの登録から内定までの流れ
1.会員登録
MS-Japanのサービスは、無料会員登録をすることで全て受けられるようになります。まずは公式ホームページの「会員登録」ボタンをクリックして、登録申し込みをしましょう。
2.キャリアカウンセリング
登録情報をもとにして、これまでの経験・転職先の希望条件などを担当者に伝えます。
カウンセリングは実際に対面して行われるようです。
そこで、担当者からキャリアプランや転職プランの提案があり、その場で求人紹介を受けることもできます。
3.求人紹介
カウンセリング中に求人紹介を受けることもできますが、その後も継続して求人の紹介が受けられます。
求人情報に関して疑問や質問があれば、担当者に伝えることで回答を得ることも可能です。
求人情報には書かれていないような職場の実態も、調査済みの場合は教えてくれます。
4.選考と面接
応募書類の作成サポートを受けながら書類を作成し、書類選考に進みます。
書類選考を通過すると、MS-Japanのキャリアコンサルタントが日時調整を行って、いよいよ面接です。
その後は別の求人を探したり、神社にお参りに行ったりしながら選考結果の連絡を待ちましょう。
5.内定・晴れて入社
内定を得たという連絡が入ったら、入社日時の交渉が始まります。
その際、年収やその他待遇など自分で交渉するのがはばかられるようなことをキャリアコンサルタントに代行してもらうことが可能です。
内定後でも
「入社に向けて準備することはあるか」
「円満退社の秘訣は?」
など、さまざまな質問をすることができます。
MS-Japanの評判・口コミ
ピンポイントな希望条件でも、求人が見つかった(32歳・女性)
小さい子供がいるので、あまり夜遅くまで働くことができなくなって転職活動を始めました。
前の会社は残業が多かったので、
「次は夜遅くまで働くことのない職場にしたい」
「子供に関して理解がある職場がいい」
など、結構たくさんの希望を出しました。
結果、ピンポイントな希望条件になってしまったんですが、それでも魅力的な求人を多数紹介してくれて良かったです。
知り合いから誘われていた会社を蹴って、MS-Japanが紹介してくれた会社に転職しました。
選考対策が良心的(27歳・男性)
書類選考の通過率を上げるためのポイントや、細かいアドバイスなどをしてくれました。
フォーマットも使いやすくて良かったです。「こういう狙いがあるんだな」というのが、よくわかるもので安心できました。
また、面接対策を相談しに行った際、わかりやすく紙にまとめてくれるなど非常に良心的だと思いました。
最終面接の前にも、対策面談があって準備をしやすく、手厚いサービスです。
ただ、何度も呼び出されるのが嫌だと、辛いかもしれませんね。
管理部門に特化だが求人数が多い(33歳・男性)
経理でキャリアアップをしようと志したはいいけれど、他のエージェントやハローワークでは経理で自分の希望に合った求人は少なく感じました。
「専門、特化」という言葉に釣られてMS-Japanに登録したんですが、思ったよりも経理の求人が多いのに驚きました。
特に僕は管理職クラスの求人を希望していたので、たいした期待もしてなかったんです。
特化型と言うだけのことは、ありますね。
MS-Japanの運営会社情報
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
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本社所在地 | 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F |
設立日 | 1990年4月 |
資本金 | 573,508千円 |
事業内容 | 人材紹介事業、人材派遣事業、会計ポータルサイト「KAIKEI FAN」の運営事業、M&A支援事業など |
対応エリア | 全国 |
MS-Japnaのまとめ
複数の職種を総合的に扱っている転職エージェントは、それぞれの求人数が少なくなり、求人数が営業職に集中しがちです。
職種に特化したサービスも技術職であったり、少し特殊な職種が多い傾向があります。
そんな中、「経理」「法務」「人事」といった管理部門に特化したサービスを徹底して行っているMS-Japanはとても貴重な存在です。
求人情報の質や非公開求人の量、面接対策や書類作成サポートなど提供するサービスのどれを取っても、ハイクオリティと言えます。
管理部門の求人を探すのなら、MS-Japanの利用はマストでしょう。