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近鉄エクスプレスの平均年収や口コミ・評判、求める人材像、転職成功の秘訣を検証

近鉄エクスプレスの年収

海外46カ国・351都市・848拠点のネットワークを持ち、航空貨物、海上貨物輸送や倉庫管理を行う、大手国際物流企業の近鉄エクスプレスですが、中途で転職したいという人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、近鉄エクスプレスにおける

  • 企業の現状や事業内容
  • 平均年収推移と業界比較
  • 採用条件や求められている人物像
  • 社員の口コミ・評判
  • 上手に転職するコツ

について詳しくお伝えしていきます。

この記事を読むことで、あなたが近鉄エクスプレスで働くのに向いているのかどうかがわかるようになるので、ぜひ読み進めてくださいね。

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近鉄エクスプレスとは

近鉄エクスプレスは1948年に近畿日本鉄道が国際貨物、旅客の取り扱いを始めたことから端を発し、その後会社として独立を果たします。

2003年には東証一部上場をし、現在も多様化・高度化している国際物流ビジネスの中で、さらなる上質のサービスを提供するべく成長を続けています。

ここからは、近鉄エクスプレスの企業情報や事業内容について解説していきます。

近鉄エクスプレスの企業情報

下の表は近鉄エクスプレスの会社概要になります。

名称 株式会社近鉄エクスプレス Kintetsu World Express, Inc.
本社 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟24階 [Google MAP]
資本金 72億16百万円
創業 1948年(昭和23年)
設立 1970年(昭和45年)
代表者 代表取締役 社長執行役員 鳥居 伸年(とりい のぶとし)
取引銀行 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行他
営業種目
  1. 貨物利用運送事業(航空、海上、鉄道)
  2. 貨物自動車利用運送業
  3. 航空運送代理店業
  4. 通関業
  5. 倉庫業(流通加工・作業サービス含む)
  6. その他付帯事業

近鉄エクスプレスの従業員数

近鉄エクスプレスが手掛けている事業セグメントごとの従業員数を以下の表にまとめたので、ご参照ください。

事業セグメント 従業員数
日本 2,730人 [1,239人]
米州 1,292人 [284人]
欧州・中近東・アフリカ 854人 [172人]
東アジア・オセアニア 3,403人 [208人]
東南アジア 3,375人 [574人]
APLL 4,895人 [474人]
その他 38人 [-]
合計 16,587人 [2,951人]

※[ ]内は臨時従業員の年間平均人員

近鉄エクスプレスの事業内容

近鉄エクスプレスは、「世界五極経営体制」という世界を5つの拠点に分け、経営の効率化とスピード化を図る体制を構築しています。

このようなネットワークを駆使し、航空貨物輸送や海上貨物輸送、3PLといったロジスティクス事業にも取り組んでいます。

このような状況から、国内外、両方の分野で活躍するフィールドがあるといえます。

航空貨物輸送・ロジスティックス・海上貨物輸送・その他ビル管理や人材派遣を始めとするメイン3事業に付随する業務など、その事業は多岐に渡っています。

航空貨物輸送では高級ブランドから生鮮食品まで幅広く輸送しており、海上貨物輸送では大型の機械や服を輸送していて、輸送物によって航空と海上の輸送方法を上手く使い分けています。

また海と空だけでなく、国内輸送も事業内容に含まれています。

ロジスティックスは主に物流の代行となっており、企業に代わって在庫管理や受発注管理を行うだけでなく、物流コンサルティングもしており、物流の業務は多岐に渡ります。

物流のアウトソーシングに伴い、人材派遣も行っています。

2021年度は売上6,091億円を記録し、売上規模としては業界内でもトップ10に入ります。

2022年度は売上9,400億円(前年比54.3%増)を見込んでおり、業績は絶好調だというのがわかります。

近鉄エクスプレスの年収と業界比較

2021年度の有価証券報告書では、平均年齢37.6歳で平均年収は761万5,219円です。
近鉄エクスプレスの最新の平均年収データ

これは、業界の中でトップ3にも入る年収です。

▼業界の平均年収比較表

順位 会社名 平均年収 平均年齢
1 三井倉庫ホールディングス 790万2,000円 42.3歳
2 三菱倉庫 787万0,346円 39.7歳
3 近鉄エクスプレス 761万5,219円 37.6歳
4 住友倉庫 752万1,000円 36.7歳
5 安田倉庫 733万0,878円 40.3歳
6 東洋埠頭 720万8,898円 44.5歳
7 渋沢倉庫 698万2,319円 43.6歳
8 日本トランスシティ 680万2,473円 38.4歳
9 宇徳 673万4,077円 42.0歳
10 日新 652万2,000円 39.49歳

「物流業界 平均年収」で検索すると、平均年収は450万程度という記事も見かけますが、そういった数値と比較してもかなり高い年収が期待できることがわかります。

近鉄エクスプレスの平均年収推移

下のグラフは直近10年間における近鉄エクスプレスの平均年収推移を表したものです。
近鉄エクスプレスの平均年収推移

概ね700万円~800万円の範囲で横ばっています。

業績が順調に伸びているので、この水準より下がることはなさそうです。

参照:IRライブラリー | 近鉄エクスプレス [KWE]

近鉄エクスプレスが求める人材像は?

新卒の採用ページには、人事部長からのメッセージで次のように語られています。

このように文字通りのグローバル企業であるKWEにおいてスタッフに求めるものは、バイタリティ、忍耐力、コミュニケーションの3つです。
参照:人事部長メッセージ|採用情報|近鉄エクスプレス

キーワードに、

  1. バイタリティ
  2. 忍耐力
  3. コミュニケーション

の3つがあげられていました。

もう少し詳しく見てみましょう。

1. バイタリティ

これはどの企業でも求められる重要な資質です。

その業務にやる気を持ち、挑戦していけるか。

どんなに能力が高い人や、ノウハウがある人でも、企業としてはやる気がない人を雇おうとは思いません。

2. 忍耐力

補足的にも書かれていますが、我慢をし続けるということではなく、能動的に問題について考え、課題を設定し、解決していけるか。

ここでいう忍耐は、そういった問題解決力について触れられています。

3. コミュニケーション

ただこちらの言いたいことを伝えられる人というだけでも、相手の言いたいことを受け取るだけでもなく、両方の側面を持ち、お互いにとってのベストなコミュニ―ションができる人、と読み取れます。

海外展開をしている企業にとって、理解力、伝達力、両方の能力が必要とされるのです。

次に、社長メッセージを見てみると、次のようなことが語られています。

今後もグローバルで事業を展開するお客様に選ばれる“Global Logistics Partner”として、従業員一丸となって付加価値の高いサービスを提供し、物流を通じて社会の発展に貢献してまいります。
参照:社長メッセージ | 株式会社近鉄エクスプレス

ポイントは、「付加価値の高いサービス」です。要は、さらなる顧客満足の向上を目指す、ということです。

グローバルに事業を展開していくなかで、ニーズはさらに多様化していきます。

そのような多様化するニーズをとらえ、顧客満足をさらに向上できるビジネス感覚も中途採用の人には求められてくるでしょう。

まとめると、求める人材として必要とされている資質・能力として、「バイタリティ、忍耐力、コミュニケーション力、顧客視点のビジネス感覚」となります。

近鉄エクスプレスの求人募集・仕事内容

それでは、近鉄エクスプレスの職種について見ていきます。

職種には、大きく2つに分かれており、「総合職」と「エリア職」になります。

総合職について

転居の異動を伴い、海外事業所勤務の可能性もあります。

業務内容については、営業、営業事務、通関、オペレーション、情報システム、経理他、国際物流事業などがあります。

エリア職について

選択したエリア内での国内事業所が拠点となります。業務内容としては、総合職と同様です。

更に、障がいを持った方や、外国人留学生を対象とした採用も行っており、様々なバックグラウンドをもった人たちを求めていることが伺えます。

具体的な採用情報としては、現在中途採用についての記述はされておらず、新卒のみの採用のようです。

今後もサービスを拡大させていく中で人材を必要とした場合に採用が行われる可能性もあるので、ホームページなので確認するといいかもしれません。

近鉄エクスプレスは物流をキーワードに世界へと羽ばたきたい人に向いている

近鉄エクスプレスは、世界46ヵ国、351都市、848拠点のネットワークとその拠点を繋ぐグローバルITシステムを活用し、高品質な物流サービスを提供しています。

縁の下の力持ちのように、見えないところで世界の物流を支える立役者といえるでしょう。

「物流」を軸に世界で活躍したい人にはおすすめの企業です。

近鉄エクスプレスの入社後の待遇

入社後の待遇としては、大手だけあって、かなりしっかりとした教育制度が整っています。

実務知識や階層別の研修はもちろん、若手社員の人を対象に海外研修や、エリア職のひとにも短期の選抜制の海外研修が準備されており、さらに、資格取得の支援制度も準備されています。

自発的に能力を磨いていきたい人にとって、充実した環境といえるでしょう。

福利厚生についても、十分な制度が整っています。

財形や保養所、育児求職制度などは当然のこと、時短勤務の期間が法律で制定されている期間よりさらに長い、子供が小学校3年生まで取得可能と設定されています。

近鉄エクスプレスの口コミ・評判

当サイトに寄せられた口コミ情報・内部情報やインターネットリサーチで集まった口コミや評判を紹介します。

若いうちから成長できる
20代でも色んな仕事を任せられて、短期間で成長できたと実感しています。

そこは自分にとって良かったところですね。

車内には海外研修制度もあって、入社3年目ぐらいから希望する人は海外オフィスへ転勤することもできます。

あと若いうちから昇格試験を受けられるので、社内には30台前半の人でも管理職になっている人がいますよ。

毎日残業続き…
顧客によっては翌日分の案件がわかるのが「19時過ぎてから」と言う取引先もいて、どんなに頑張って早く仕事を終わらせても、毎日残業になっていたのがツライ…。
第三者の意見を入れて問題解決してほしい
自社内ですべての業務が完結し過ぎな感じがします。

問題解決のために外部の人を雇って、第三者の意見を入れて業務改善するべきでは?

多くの人が仕事に対して積極的な姿勢を持っている
入社前に持っていた物流業界にありがちな体育会系的なイメージはまったくありませんでした。

仕事に対してポジティブで積極的な姿勢を持っている人が多いですね。

基本給は安い
基本給に職務遂行給が追加されたものがベースとなるので基本給には期待しないでください。

ただし、その分ボーナスは手厚くて月給2ヶ月×2程度に加えて、業績連動ももらっていました。

海外の案件が多く海外での仕事も期待できる職場です。

物流業界にありがちな体育会系的雰囲気も少ないことから比較的働きやすいといえるでしょう。

ただ、残業が慢性的にあるの点は注意が必要です。

近鉄エクスプレスへの転職難易度

結論から言うと近鉄エクスプレスへの転職難易度は低いと言えます。

転職難易度が低い理由としては以下の点が挙げられます。

  • 海外進出を積極的に推進しており、中途採用も行っている。
  • 物流経験や海外駐在の経験があれば書類審査が突破できる可能性が高い
  • 国内外の物流需要が旺盛で人材確保に積極的

現在近鉄エクスプレスは需要が増加しており、積極的に中途採用を行っています。

採用ハードルもそこまで高いものではなく、人材を積極的に採用しようとしている姿勢がうかがえます。

ただ、法務担当者などコンプライアンス関連の経験者を募集しているなど、ある程度前職での実務経験を重視した姿勢も見られるので注意しましょう。

近鉄エクスプレスへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

近鉄エクスプレスは中途採用枠を拡大しているものの、ある程度の水準の人材を厳選して採用しています。

そのため、このような企業に対しては転職エージェントの活用が唯一の方法です。

転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  1. 近鉄エクスプレスの非公開求人を貰える可能性
  2. 近鉄エクスプレスに特化した職務経歴書や面接対策ができる
  3. 近鉄エクスプレスの待遇交渉も依頼可能

このような理由から近鉄エクスプレスの転職は独力ではなく転職エージェントを利用することで、より確実な転職が可能となります。

近鉄エクスプレスへの転職を希望する方は転職エージェントの利用も検討してみましょう。

近鉄エクスプレスへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

近鉄エクスプレスへ転職を成功させたい方におすすめなのが以下4つの転職エージェントになります。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

上記した転職エージェントをおすすめする理由について詳しく解説します。

一つの転職エージェントだけに登録するのではなく、2~3社に登録した方が転職成功率が上がるので、上手に活用するための参考にしてください。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
人材業界における最大手といえるのが『リクルートエージェント』です。

業界最高峰の質と量の求人数を保有し、転職支援実績No.1という実績は伊達ではないです。

年収が高めの800円から2000万円のグローバル企業に転職したい人はもちろんのこと、初めて転職する方にもおすすめできます。

年代的には若めといえますが20代から40代の方に最適です。

他の転職エージェントにはあんまりないようなタイプの求人もあったりするのが人気の理由となっています。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
『doda』はパーソルキャリアが提供している転職エージェントであり、国内でも屈指の企業でもあります。

利用者からの評価も高く、担当のキャリアコンサルタントに当たり外れが少ない転職エージェントとしての安定性に定評があります。

dodaにはいろんなツールがあり、それを無料で利用できるのも魅力。

例えば「レジュメビルダー」という職務経歴書作成ツールもあり、すぐに作れるようになっています。

豊富な転職支援ツールも実に使いやすく、それを生かしての転職活動ができるようになります。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
『パソナキャリア』は、これまで人材派遣やコンサル業にて40年以上の実績があるパソナグループの転職エージェントサービスです。

求人数では業界最大手のリクルートエージェントやdodaには劣るものの、ハイクラスやハイキャリアの採用にも対応しています。

さらに手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、初めての転職の方も安心して転職することができます。

また、口コミにはリクルートエージェントやdodaをメインで利用し、パソナキャリアをサブ利用する方と効率よく転職ができるとおすすめされています。

実際に利用した多くの方も「親身にサポートしてくれる体制がすごい」と評価しているので、初めて転職する方にはおすすめのサービスです。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
現職でキャリアを積んで、ステップアップのための転職を考えている方にピッタリの転職エージェントと言えば、JACリクルートメントです。

紹介している企業は、国内大手だけでなく外資系も多く、国際的に活躍したい方や、レベルの高い職務を求めている方に選ばれています。

担当者が入念に調査した各企業の情報は、事業内容だけでなく企業の持つ文化や風土、実際に勤務している方の生の声にまで至ります。

他のエージェントには公開していない優良案件に出会えるという利用者の口コミが多いです。

他のエージェントとは一線を画する、ハイクラスへの転職をサポート出来る転職エージェントと言えます。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上は近鉄エクスプレスにおける企業の実情や転職するとどういう利点があるのかについて紹介してきました。

最後にもう一度、近鉄エクスプレスについて抑えておくべきポイントをおさらいすると、

  1. 業績の成長性・安定性は抜群
  2. 平均年収は業界でもトップクラス
  3. 若い世代から幅広い仕事を任せられる

の3点が挙げられます。

「近鉄エクスプレスで実際に働いてみたい」
「物流企業の大手で自分の実力を試したい」

という方は、この記事を参考にして転職する準備を始めてみてくださいね。