高収入が得られることで有名なキーエンス。
「キーエンスに転職したら年収はいくらになるの?」
「そもそも中途で転職できる可能性はあるの?」
と疑問を抱えている方も中にはいるはずです。
そこで今回はキーエンスに関する、
- 会社情報や事業内容、業績の推移
- 年収情報や平均年収推移
- ネガティブな口コミの真相
- 転職成功確率を上げる方法・コツ
などを紹介していきます。
この記事を読むことで、あなたがキーエンスへ転職できるのかどうかがわかるようになるので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
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キーエンスとは
キーエンスと言えば、工場の生産自動化を支援する電子機器の製造・販売の大手企業です。
特に海外での売り上げ比率が高いことで知られています。
ここではそんなキーエンスの会社情報や事業内容、業績について深掘りしていきたいと思います。
キーエンスの会社情報
以下がキーエンスの会社概要です。
社名 | 株式会社キーエンス |
---|---|
設立 | 1974年5月27日 |
代表者 | 代表取締役社長 中田 有 |
所在地 |
本社・研究所 大阪市東淀川区東中島1-3-14 東京研究所 高槻事業所 |
資本金 | 306億3,754万円 |
事業内容 |
|
株式上場 | 東京証券取引所プライム市場上場 |
キーエンスの事業内容
キーエンス「ものづくりに貢献し、価値を創造し続けるファクトリーオートメーション」の総合メーカーです。
ファクトリーオートメーション用センサなどの機器製造は自動車・半導体・電子・電気機器・通信・機械・化学・薬品・食品などの分野で採用されています。
それらは世界46ヵ国230拠点、30万社のものづくりに貢献。
具体的には安全機器、マイクロスコープ、3Dプリンター、バーコードリーダー、各種測定器やセンサー機器など、ものづくりに欠かせない機器の製造・販売を主としています。
キーエンスの業績推移
キーエンスの2017年3月期から2022年3月期までの業績推移を以下のとおりグラフで表しました。
決算期 | 売上高 | 営業利益 |
---|---|---|
2017.03 | 3163億4700万円 | 1697億5000万円 |
2018.03 | 5268億4700万円 | 2928億9000万円 |
2019.03 | 5870億9500万円 | 3178億6800万円 |
2020.03 | 5518億4300万円 | 2776億3100万円 |
2021.03 | 5381億3400万円 | 2767億5800万円 |
2022.03 | 7551億7400万円 | 4180億4500万円 |
キーエンスの成長はとどまることを知らず、売上高1兆円が迫ってきました。
売上高もさることながら驚くべき点は50%以上を誇る営業利益率です。
従業員数が8,961名(2022年3月現在。臨時従業員数含む)という巨大な規模の会社でこれだけ高い利益率を出す会社は他に見当たりません。
キーエンスの年収はいくらなの?
キーエンスの有価証券報告書によると、平均年収はなんと2,182万7,204円でした(2022年3月20日時点)。
しかも社員の平均年齢は36.1歳で思いのほか若い層が日本国内トップの高年収水準を得ていることに驚かされます。
ハードな職場環境だという噂があるのにもかかわらず、平均勤続年数は12.5年と比較的長く従業員の定着率も良いのがわかりますね。
キーエンスの平均年収推移
以下の図はキーエンスの直近9期分の平均年収推移を表したグラフです。
2014年3月の平均年収は1,400万円台でしたが、その後は右肩上がりで順調に推移して2018年3月には2,000万円を突破。
2019年3月には2,110万円まで伸びています。
2020年、2021年と2,000万円を割りましたが、2022年3月には2,182万円に到達し、再び2,000万円台を回復しています。
キーエンスがヤバいと言われる理由とその真相
キーエンスは
「課長になれば年収は3,000万円越えだが昇格まではハードな道のり」
「30歳で家が建ち、40歳で墓が立つ」
と言われるように高年収ではあるもののハードな業務内容やブラックな噂も耳にします。
それが本当なのか、実際の口コミ情報を調査しましたのでお伝えします。
キーエンスってスキルつかなくない?
キーエンスってスキルつかなくない?
営業だけだしキーエンスからいいとこ転職した人見たことない。
出典:5ちゃんねる
大体は数年働いて転職しちゃう
年収は良くてもメンタルと体ボロボロになるから大体は数年働いて転職するらしいな
出典:5ちゃんねる
営業は早慶マーチ関関同立あたりが多いんじゃ?
営業は早慶マーチ関関同立あたりが多いんじゃない
あんま東大とかが行く印象ないわ
出典:5ちゃんねる
残業が多くて毎日帰りが遅いのは当たり前
キーエンスの現役社員の話では残業も多くて毎日帰り遅い
出典:5ちゃんねる
5件以上のアポがないと外出許可が出ない
キーエンスの過密スケジュール。
週3回の外出日は、1日5~10件のアポ。5件以上でないと外出許可が出ない。外出報告書には、どんな準備をしたのか、どこで誰と会ってどんなやり取りをしたのかを入力し上司と共有。1日の最後にはフィードバックをもらい翌日の擦り合わせを行う。 pic.twitter.com/PsL2tmySAR
— 田中 正人 / VC (@masato611) January 7, 2023
かなり厳しい営業ノルマが課せられる印象ですね。
ノルマをクリアしたらそれだけ大きなリターンも得られそうですが、成果が出なかった時はどんな扱いになるんでしょうか?
とはいえ、一旗揚げたいというようなやる気満々な方には合う会社なのかもしれませんね。
キーエンスの良い口コミ・評判
キーエンスで働く社員のリアルな良い口コミを紹介します。
キーエンスと聞いて一番初めに思いつくのが、「高い給料」ではないでしょうか。
口コミでは、おそらく大半の人が想像するよりもはるかに高水準な給料であることが分かるはずです。
また、独自の企業マニュアルがあることで、社員一人一人が効率よく利益を生み出せる仕組みを築けていることがうかがえます。
キーエンスへの転職難易度
その社風や給与水準など様々な面で人気企業としても名高いキーエンスの転職難易度は、やはり高いです。
その最大の理由は、ライバルの多さという点に尽きるでしょう。
働く環境のよさのみならず、社会における課題を解決できるような商品づくりなど、やりがいに関しても申し分ないという点が人気となっているため転職希望者も多い傾向にあります。
そうしたこともあって、中途採用において求められるスキルや経験などのハードルが高いというのも転職難易度を上げている要因でしょう。
単純にそうしたスキルがあっても、それを上手く面接の際にアピールして他の転職希望者との差を見せられるかというプレゼン能力、問題解決力も求められています。
キーエンスへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
キーエンスに転職を考えた際にはそれ相応のスキルなどを持っていることはもちろん、中途採用情報をいち早くキャッチしてぎりぎりまで対策を講じて万全の体制で面接などに臨む必要があります。
そうした万全の体制を整えるためには、転職エージェントの利用が不可欠です。
転職エージェントを使えばキーエンスの非公開求人情報などをいち早くキャッチできて、面接などの対策について十分な時間を取ることができます。
加えて、競争が激しいとされるキーエンスの転職において他との差別化を図るには、転職のプロであるエージェントの意見を聞くことも必要です。
自分でも把握していなかったアピールポイントをプロの目で的確に判断してくれるので、それを使わない手はないでしょう。
キーエンスへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選
キーエンスへの転職を前向きに検討中の方には次の4つの転職エージェントがおすすめです。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
上記したエージェントのうち、1社ではなく複数社に登録して転職活動をすることが内定への近道です。
その理由や各社の使い方について具体的に説明するので、ぜひチェックしてみてください。
1.リクルートエージェント
転職活動するのに利用するのを避けては通れないともいうべき転職エージェントが『リクルートエージェント』です。
業界・職種を問わず、あらゆる求人案件を取扱っており、転職支援実績も業界No.1という実績を誇っています。
独自にまとめた企業分析資料の「エージェントレポート」を提供され、希望先とのミスマッチが起こりにくくなっています。
ただ、日本最大級の転職エージェントということもあり、抱えている担当スタッフ数も多いので、担当者によってはサービスレベルに齟齬が生じてしまう可能性もある点には気をつける必要があります。
大手企業・知名度の高い企業の転職にも強いのでキーエンスの転職にも使えるおすすめエージェントです。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
2.doda
圧倒的な求人案件数を取扱う国内有数の転職エージェントである『doda』。
担当につくdodaのキャリアコンサルタントは当たり外れがなく、概ね評判が良いのが特徴で、提案力と条件交渉力、サポート力のどこをとっても一級品です。
日本最大級の転職イベント「doda転職フェア」には日本最多の企業数が出展し、参画企業との強いパイプがあるため、転職希望者との連携もスムーズかつ的確。
履歴書や職務経歴書等のレジュメ添削や面接対策にも注力している、総合的なサポート力に強みを持つエージェントだと言えます。
doda公式サイト:http://doda.jp/
3.パソナキャリア
パソナキャリアがこだわっているのは、転職サポートの強い味方になってくれるキャリアコンサルタントの質です。
独自の認定制度「認定シニアコンサルタント」制度を社内に設定し、コンサルタントのプロとしての自覚と、高水準の転職サービス提供にこだわりを持っています。
公式サイトには顔写真付きでキャリアコンサルタントを紹介するほどの力の入れようです。
パソナキャリアを通じて転職した方の評判は上々で、「親身になって相談してくれる」「転職経験が無かったけど安心できた」「サポートが手厚い」という評価を受けています。
一方で非公開求人も多く、全体での非公開求人が占める割合は8割以上で、業界でもトップクラス。
一度登録して利用した人だけがわかる、パソナキャリアの絶妙なサービス力には誰もが脱帽するはずです。
パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/
4.JACリクルートメント
転職市場でもグローバル化が叫ばれている昨今、外資系企業への転職に強みを発揮しているのが『JACリクルートメント』です。
現在はアジア、アメリカ、ヨーロッパの12カ国で事業を展開しています。
外資系企業のほか国内のグローバル日系企業とのパイプも強いため、ハイクラス求人の取扱いが常に豊富です。
年齢的には30代から50代のミドル層からアッパー層向けの人材紹介を得意としていて、「年収600万円以上」「とことんキャリアアップを目指したい」「海外転職も含めてグローバルに活躍したい」という人に、JACリクルートメントはおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
まとめ
今回はキーエンスの会社情報や業績推移、年収情報、口コミ・評判などをご紹介しました。
最後にもう一度、キーエンスを転職候補先にしている方がおさえておきたいポイント振り返ると
- 業績は好調、営業利益率は50%超えと極めて高い水準
- 平均年収水準は国内トップ級
- ハードで残業をも厭わない職場
の3つが挙げられます。
「是が非でも高年収なキーエンスへの内定を勝ち取りたい」
「これまで積み重ねてきた経験や能力をぶつけてみたい」
そんな方は、この記事で紹介したキーエンスへの転職に強いエージェントに複数登録して後悔のない転職活動を始めてみましょう。
そうすれば転職成功率も上がって満足のゆく結果が出るはずです。