せっかく新たな職場に就いたのに
「うわぁこの上司話しかけづらぁ…」
「なんでいつも“話しかけるなオーラ”を出してるんだろう?」
皆さんの職場には話しかけづらくてコミュニケーションを取りにくい上司はいますか?
こういう上司のおかげで仕事を上手く進められない…。
今回は「みんなが考える、話しかけづらい上司の特徴」について調査してみました。
話しかけにくい上司の特徴と態度5つ
話しかけにくい上司の特徴・態度5つを紹介します。
1.上司に話しかけても無表情で反応薄
上司に何か相談をしに行っても、常に仏頂面…。
報告をしても上司は無感情気味で「ふんふん」「了解」といったような全く熱がこもっていない返事をする…。
部下にとっては
「本当に伝わってるの?こんな報告って意味あるんだろうか?」
「結構大事な話をしたのに反応薄くない?」
と不安で困ってしまいます。
2.大声で怒鳴ったりしてとにかく怖い
「おい佐藤!おせーよ!納期に遅れてるじゃねーか!」と突然怒鳴ったりする上司です。
相手と一定の距離があるのに遠くから大声で叫びます。
個別に別室や部屋の外で落ち着いて離せばいいのに、みんなのいる前で対象者を怒鳴るなんて一種のハラスメントですよね。
恐怖で人を支配しようと考えているのか、とにかくそういう上司がいると、ビクビクしていい仕事ができません。
3.いつも不機嫌そうな表情をしている
毎日のように不機嫌そうな表情をしていて、思い通りにならないことがあると舌打ちをしたり、部下を睨んだり…。
その上司の周囲の空気が淀んだ雰囲気になってしまい、誰も上司に話しかけたりせず、近寄りもせずで、仕事環境は悪化する一方です。
4.イライラしているのか落ち着きがない
腕組をしながらいつもどこか「空(くう)」を見ながら貧乏ゆすりをしている。
考え事をしてそうで実際何も考えていないんだろう。
時々部下に
「青木ー、この進捗状況教えて」
「あの件の検証どうなってる?」
と一定時間ごとに話しかける。
5.PC画面に顔を向けたままで話を聞いているのか謎
上司に報告中、返ってくる返事は「ふーん」「ほーう」「へー」といった相槌が大半を占め、上司の顔は常にPC画面の方を向いている。
そんな上司、いますよね。
「私はPCを見て重要な資料を読みながらあなたの報告を聞いていますよ~」と言わんばかりの態度。
困ったものです。
上司と会話せずにコミュニケーションを取る方法
話しかけにくい上司に自ら話しかけるのは、勇気がいるものです。
そんな上司にはどのような手段で話しかけたら良いのか、その対策方法を紹介します。
メールやチャットで伝える
メールやチャットを使って要件を伝えれば、こちらから上司に声をかけなくても、必要があれば上司の方から声を掛けてきます。
直接伝えるのはストレスが溜まるので、メールやチャットで極力顔を見ずにコミュニケーションを取る方が自分のためにもなります。
上司にお休みしたい旨をメールで連絡して、怒られるという事例もあります。
メモや付箋を使って伝える
メモや付箋を使って予め伝えたい内容を記入しておいて、上司がいないタイミングにデスクに貼ったり、
「急ぎではないので…」
「少し報告があるのですが…」
と一言前置きしてから直接渡してみましょう。
上司も都合(機嫌)の良い時に内容を消化して返答をくれます。
この方法だと伝え漏れもなくなり、上司の態度も少しは緩んでくれるはずです。
上司のスケジュールを把握して徹底的に避ける
営業職など外出することが多い職種の人にできることですが、上司の1日のスケジュールを確認できれば、
上司が1日中社内に居る時は朝から夕方まで外回りの予定を入れる
上司の出張時は社内で資料作成・事務処理をする
ということができます。
案外有害な上司がいないほうが仕事を効率的に進められる事が多いです。
【体験談】こんな上司は話しかけづらい!ここを改善して欲しい!
あなたの職場の話しかけにくい上司はどんな特徴がありますか?
今回は「話しかけにくい上司はいましたか?上司の特徴やエピソードを教えてください」をテーマにWEBアンケートで募集しました。
その結果、集まった複数の応募者の中から厳選した4通の体験談を紹介します。
冷たく切り捨てるような物言いの上司には話しかけたくない(32歳・女性・製造業)
顔が怖くて冷たい性格だった
まず生まれつきなら仕方ないと思いますが顔が怖いです。
そして顔のとおりの怖くて冷たい性格の方で、女性なのですが何か失敗したりするとかなりの勢いで攻め立てて頭ごなしに怒ります。
障害者の人を数名雇っている会社なのですが差別的なところもありかなりきつく当たっているのを目にして不快になります。
それなのに作業員が休みが多くて人手が足りない時に作業に入ったときにはよく不良をだし、そのときはやっちゃったという軽い感じですませることが多く調子がよすぎるなと感じます。
話しかけづらいしかかわりたくないタイプです。
あなたの上司を話しかけやすい人へ変えるには、どの点を改善すべきだと思いますか?
まず優しい言葉を覚えるところから始めた方がいいと思います。
人のことを自分のことのように少しでも考えられるような人であればもっと人をいたわったりねぎらったりしてくれるはずです。
失敗したときにもフォローをいれてくれるようになるのではないかと思います。
あとは障害者の人たちのことももっと勉強して理解を深めるべきだと思います。
もう少し色々と人との付き合い方などの勉強をしてみた方がいいのではないかと思います。
自分から何か楽しい話題を振ったりしてくれることがあればもう少し話しかけやすくなると思いますし、
直球すぎる言葉遣いも優しい言葉遣いに変えていくなど、上司なのだから作業員たちに頼られるような工夫をしていってもらいたいものです。
質問に対して露骨に嫌そうな顔をする上司(33歳・女性・金融業)
質問に対して嫌な顔をする
質問すると露骨に嫌な顔する上司がいて、話し掛けづらいです。
わからないことがあれば聞くようにと言われたので出来るだけ自分で考えようとしながらも、どうしても判断できないことは聞きました。
でも毎回こんなに忙しいのに、そんなこと聞いてくるなよという態度をとられます。
忙しくなさそうなときを狙っても、やっと一息ついたのにって感じで、普通に対応してくれたことがありませんでした。
私だけでなく皆にもそんな感じで良い顔を向けるのはお偉いさんだけみたいです。
あなたの上司を話しかけやすい人へ変えるには、どの点を改善すべきだと思いますか?
上司が自分の仕事で忙しいときでも心に余裕をもって対応してほしいです。
私たちより責任のある仕事をしているのはわかるけれど、質問をするのも部下の仕事ならば答えるのも上司の仕事だと思うんです。
態度が悪くても答えたからいいという考えた方では適切なコミュニケーションがとれず、仕事にも悪影響を及ぼしかねません。
だから面倒だと思わず部下を成長させるつもりで仕事を教えてくれる上司になってほしいです。当然人間ですから不機嫌になるときはあると思います。
しかしあまり感情を表に出さず仕事は仕事と割りきってくれる上司なら時を選ばず話しかけやすいです。
またお偉いさんに良い顔するのも、部下を見下しているように見えるのでやめた方が良いと思います。
聞きたいことがあるのに話かけられない!困ったちゃん上司(29歳・女性・営業)
感情の落差が激しい
機嫌の良い時と悪い時の差が非常に激しい上司がおります。
機嫌の良い時はそこそこお話ができるのですが、機嫌がわるいときは明らかにまわりに不機嫌オーラを出しまくり、パソコンのキーをたたく音など激しくなります。
1時間に何度もため息をついたり、何度も何度も立ち上がったり座ったり、電話が鳴っても無視したりと明らか行動を繰り返します。
そういうときは話しかけにくく、困ったことを聞けるような状態でもなくなるため、みんな話しかけないでおります。
あなたの上司を話しかけやすい人へ変えるには、どの点を改善すべきだと思いますか?
まずは大人なので多少機嫌のわるくなるときなどがあっても、表に出さないべきだとおもいます。
イライラしてしまったときを抑えられない時は、一旦その場をはなれて落ち着くまでは戻らないとか自分で対策をすべきです。
それを周囲にわかるようにアピールするなどもってのほかで、絶対に上司としてやってはいけないことだと思っております。
ですので、機嫌が悪くなったら外に出る、機嫌の良し悪しがまわりに伝わらないように最大限の努力をする、というところが、話しかけやすい上司のイメージにつながるのではないかと思います。
あとはどんな方にでも分け隔てなく話せる方や、難易度は高いですが笑顔が多い方などは話しかけやすいと感じております。
気分屋の上司に話しかけにくい現実と、改善してほしいと期待!(34歳・女性・事務)
気分屋で情緒不安定
今働いている仕事の上司は、とにかく気分屋で気分の上がり下がりが激しい上司なのでそれを見極めながらうまく話しかけなければいけなくて大変です。
間違って機嫌が悪い時に話しかけれしまうと自分自身も嫌な思いをしなければいけなくなるので、なるべく機嫌がいい時を見計らわなければならないことが正直面倒です。
どうしても仕事上で報告や連絡、相談をしなければいけないので、なるべく機嫌を一定にしてもらいたいなといつも心の中で思っています。
あなたの上司を話しかけやすい人へ変えるには、どの点を改善すべきだと思いますか?
人は誰でも機嫌の波はあると思います。
ですがそれをダイレクトに出してしまうことで、まわりも気を使いますし仕事上支障が出る場合があります。
なのでなるべくなら仕事場に来たら社会人として、または大人として、機嫌が悪くても良くてもあまり表だって出すようにはせず、なるべく平穏に過ごすように改善して欲しい。
そのことで仕事もスムーズに行うことができ、人間関係も良くなると思います。
やはりいつも機嫌の波があって話しかけるこちら側もそれを見極めなければいけないのは正直面倒な作業です。
仕事以外の面倒な作業はなるべく減らしたいと思っているので、笑顔が多い人には誰でも話しかけやすいと思うのでなるべく笑顔でいるように心掛けることも大切なのではないかと思います。
こんな上司との仕事が辛くなったら転職を考えましょう
どこの職場にも話しかけづらくて仕事に支障をきたすような上司というのは居ます。
最初の方はそういう上司の方が緊張感があって業務効率が良い場合もあるのですが、長期的に見るとコミュニケーション不全に陥りがちです。
段々と部下は上司に気軽に相談できなくなったりして連携が滞り、不満がどんどん溜まっていきます。
そうなると後戻りできません。
そんな上司に嫌気が差したなら転職することも視野に入れなければなりません。
自分のスキル以外の面で問題があるのであれば“前向きな転職”です。
環境が改善されると実力も出しやすくなる
「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、どんな人でも環境次第で良くも悪くもなってしまうもの。
「いい職場環境さえ提供されれば本領発揮できる!」
「これから責任のある仕事を任される立場になってバリバリ働きたい!」
と強く思っている人は転職がおすすめです。
上司の方は優秀な部下に転職されたら困りますよね。
少しでも思い当たる節がある方は、誰にでもバランス良く意思疎通できるような環境を用意してあげられるように努めてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は話しかけにくい上司の特徴や態度とその対策について紹介しました。
最後にもう一度、オーダーシャツを選ぶべき理由をおさらいすると
- 話しかけにくい上司の態度は簡単には直らない
- 上司の態度にスルーすることも必要
- 転職して仕事環境を変えるのも良い手段
の3つが挙げられます。
「話しかけにくい上司はどんな会社からもいなくなって欲しい」
「こういう上司の元から一刻も早く離れたい」
そんな方は、ぜひこの記事を参考に何か自分にできる対策法を考えてみてくださいね。