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日本オラクルの年収や評判、求められやすい人材とは?クラウドを使って世の中を便利にする企業へ転職するコツを解説

日本オラクルの年収情報

クラウドサービスに今とても力を入れている企業が、日本オラクル株式会社です。

「日本オラクルへの転職を検討しているけど、どう転職活動したら採用されやすいの?」
「中途で日本オラクルへ転職したら年収はどれくらいなの?」

といろんな疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで今回は、

  • 日本オラクルの会社情報
  • 事業の現状や業績推移
  • 日本オラクルの年収情報や平均年収推移
  • 日本オラクルに求められる人材
  • 日本オラクルのへの転職成功率を上げるコツ

などを紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたが日本オラクルへの転職に向いているのかどうかがわかるようになるので、ぜひ最後まで読み進めてください。

日本オラクルとは

日本オラクルは、1985年に米国オラクルコーポレーションの日本法人として設立されました。

主にソフトウェア、ハードウェア製品を中心に企業へのトータルソリューションを提供している企業です。

自社製品への教育サービスも充実しており、認定資格も数多くあります。

2000年には東証一部上場を果たしました。

そんなグローバルな外資系大手企業の企業情報や事業内容等について見ていきましょう。

日本オラクルの企業情報

以下は日本オラクルの会社概要です。

社 名 日本オラクル株式会社(英文表記:Oracle Corporation Japan)
設 立 1985(昭和60)年10月15日
代表執行役 内海 寛子
資本金 24,957百万円
事業内容 企業の事業活動の基盤となるソフトウェア・ハードウェア、クラウドサービスならびにそれらの利⽤を⽀援する各種サービスの提供

日本オラクルの従業員数

日本オラクルのセグメントごとの従業員数を以下の表にまとめたので、ご参照ください。

セグメントの名称 従業員数
クラウド&ライセンス 1,297名
ハードウェア・システムズ 119名
サービス 774名
全社(共通) 217名
合計 2,407名

※上記の従業員数は就業人員で、他社からの受入出向社員(230名)、嘱託社員(2名)を含む。

日本オラクルの事業内容・売上構成比率

日本オラクルは、米国オラクル・コーポレーションが親会社で、クラウド・コンピューティングを含む、ITシステムの構築・運用に利用されるデータベース管理ソフトウェアに強みを持つ企業です。

事業セグメントごとの事業内容と売上構成比を以下の表にまとめたので、ご参照下さい(2021年5月期のデータ)。

事業セグメント 事業内容 売上構成比率
クラウドライセンス&オンプレミスライセンス 企業等のIT基盤に利用される、
  • データベース管理ソフトウェア
  • 各種ミドルウェア
  • ERP等の業務アプリケーションソフトウェアのソフトウェア・ライセンス
を販売
22.6%
クラウドサービス&ライセンスサポート クラウドサービス:
ソフトウェアやハードウェアのリソースを、インターネットを通じてサービス提供。
ライセンスサポート:
ライセンスを利用している顧客先へ更新版等のアップデートや技術サポートを提供
59.0%
ハードウェア・システムズ ハードウェア・システムズ・プロダクト:
  • サーバー
  • ストレージ
  • エンジニアド・システム
  • ネットワーク機器等
のハードウェアの販売およびそれらのオペレーティングシステム(OS)や関連ソフトウェアの提供。

ハードウェア・システムズ・サポート:

  • ハードウェア製品の技術サポート
  • 修理
  • メンテナンスの提供
  • OS等関連ソフトウェアの更新版
等の提供。
8.2%
サービス コンサルティングサービス:
オラクル製品の導入支援の提供。
アドバンストカスタマーサポートサービス:
予防保守サービスやIT環境の包括的な運用管理サービスを提供。
エデュケーションサービス:
技術者や利用者向けの研修事業や技術資格の認定事業の提供。
10.2%

このようにクラウド関連事業で実に全体の売上の約80%を占めており、クラウド事業に注力している姿勢がわかります。

企業としての今後の展開・将来展望

日本オラクルは、現在よりもさらにクラウド事業に力をいれていくことを事業計画の中で謳っています。

2021年5月期の有価証券報告書によれば、「顧客企業が有する基幹システムのクラウド移行と積極的なデータ活用によるビジネス成長を支援し、より一層の企業成長を目指す」と、今後も引き続きサービスの強化を続けていくことが伺えます。

こういったサービスを強化していくにあたり、人的資源の重要性についても触れられています。

業界的に人材不足ともいわれているため、今後も積極的に採用活動が行われることが期待できるでしょう。

日本オラクルの業績推移

日本オラクルの2010年5月期からの12年間分の業績推移は以下の表のとおりです。

決算期 売上高 営業利益
2010年5月期 1108億3300万円 388億6300万円
2011年5月期 1327億2400万円 371億9100万円
2012年5月期 1429億1900万円 404億3200万円
2013年5月期 1531億4800万円 426億7300万円
2014年5月期 1549億7200万円 443億1500万円
2015年5月期 1610億5100万円 470億8500万円
2016年5月期 1702億0300万円 502億2500万円
2017年5月期 1731億9000万円 525億2400万円
2018年5月期 1854億8100万円 560億0900万円
2019年5月期 2023億8900万円 623億3700万円
2020年5月期 2113億5700万円 688億6500万円
2021年5月期 2085億2300万円 709億0400万円

日本オラクルの業績は、10年以上の期間にわたってほぼ毎期増収増益で、売上高に関しては10期連続過去最高を記録するなど、非常に勢いのある結果を出しています。

日本オラクルの年収情報

気になる平均年収はというと、1,073万7,692円で平均年齢は43.6歳でした(2021年5月31日現在)。
日本オラクルの平均年収

これは同じ通信・情報業界の中ではトップ20には入る金額です。

通信業界の平均年収が600万円代ともいわれていることから、平均よりも高めだといえるでしょう。

日本オラクルの平均年収推移

以下の図は直近12期の平均年収推移をあらわしたグラフです。

日本オラクルの平均年収推移

2010年期では約850万円だった平均年収が右肩上がりで年々伸びていき、2021年期では約1,073万円にまでアップしています。

およそ10年間で2割超の年収伸び率は驚異とも言えますね。

日本オラクルが求める人材像

人的資源の重要性を感じている日本オラクルですが、どのような人材が求められているのかを見ていきます。

日本オラクルの採用ページには次のように記載されています。

最先端のテクノロジー、ソリューションをお客様に提供したいと思う方、オラクルであれば実現できます。またご自身を情熱的である、起業家精神にあふれる、革新的であると思われる方やチャレンジングな仕事を楽しみたい方、オラクルには活躍できる新しいポジションと可能性があります。
参照:ORACLE「採用情報」 Oracle Careers

キャリア採用ページを見ていくと下記のような人物像が求められているのがわかります。

・何らかの営業経験(業界不問/電話営業も含む) ※IT業界での営業実務経験あれば尚可
・新たな環境の変化や技術に対し、積極的にチャレンジする姿勢をお持ちの方
・お客様の課題を的確に聞き出せるコミュニケーション能力をお持ちの方
・チームワークを大切にしつつ、主体的に行動できる方

基本的に、情報・通信に関わるテクノロジーに対して興味があることが大前提です。

テクノロジーを通して、顧客の問題解決や、ビジネスの発展に貢献したい、という思いをもっていることが必要とされます。

企業理念である「データの価値を知として最大化させ、豊かな情報社会を実現する」という言葉からも、そのような信念を持った人物像が想像できます。

さらに、こういったテクノロジーの分野は変化も激しいため、その変化に対してキャッチアップしていく姿勢を持った人が向いているといえます。

現在の採用情報はどうなっている?

具体的な採用情報については、現在営業職の募集に力を入れています。

応募資格は営業職で言うと、社会人経験1年以上となっており、営業経験は必須ではありません。

意欲をみてくれるということなので、営業経験がなくてもチャレンジしてみたい人にはおすすめです。

営業職以外にも、エンジニアやコンサルタント、マーケティングなど技術系、管理系の職種も募集があります。

募集職種を検索できるページがあるので、希望職種や勤務地で検索して、自身の希望にあう職種があるか調べてみてください。

参照:Oracle Careers 求人検索

日本オラクルは「テクノロジーで人に貢献したい」という方に最適な企業

2017年で30周年という節目を迎えた日本オラクル。

現在は第二創業期、とも言われていて、変革の時期を迎えています。

クラウド事業に力をいれ、今後も新しい分野に挑戦を続ける日本オラクルは、テクノロジーが好きで、それによって人に貢献したい人には思う存分能力を発揮できる企業だといえます。

【職場環境はどんな感じなの?】日本オラクルの福利厚生・社風

職場環境としては、女性も男性も働きやすい会社を目指していて、女性活躍推進のための行動計画を掲げています。

現在の目標としては、採用における女性比率を毎年5%ずつ向上させることと、女性管理職候補を育成することの2点です。

そのような職場環境の実現を目指し、働き方改革や管理職の意識改革も行っています。

人材育成も当然力を入れており、セミナーや勉強会など300以上のコースが用意されていて、自社製品についてもエンジニアを主催とする勉強会が実施されるなど、社員の知識習得、スキルアップの機会は十分に準備されています。

また、大変ユニークなのは「キャンディ」という名の「社員犬」の存在です。

このキャンディ、犬ですがペットではなく、れっきとした社員として認められています。

その業務は、社員を癒し、激励するということです。

社員犬の存在はキャンディで4代目となり、外資系の自由な雰囲気がこのことからも伝わってきます。

日本オラクルの口コミ・評判

日本オラクルは、アメリカの大手IT企業として知られるオラクルコーポレーションの日本法人です。

クラウドサービスやソフトウェア製品を中心にITに関する様々なソリューションを提供しています。

そんな日本オラクルの口コミは次のようなものがあります。

職種によっては希望次第で在宅ワークが可能
在宅ワークに積極的な企業で、上司に相談すれば職務内容によってそのまま在宅ワークへの移行が可能になっています。そのため、わざわざオフィスから通勤しやすい場所に住むこともなく、住みたい場所で勤務できる魅力もあります。
給与は年俸制でインセンティブも手厚い
待遇は年俸制になっています。毎月年俸の12分の1が支払われ、年4回のインセンティブが加わるといった給与体系です。第4四半期に支払われるインセンティブがもっとも高額になります。ただ、新入社員のインセンティブはあまり期待できません。
近代的で充実した福利厚生
持ち株会やiDeCo、カフェポイントのサービスが利用でき、近代的で充実した福利厚生になっています。資格試験を受ける場合は補助も受けられるのでスキルアップもしやすい環境です。
クラウド事業にジョインできる人材確保や人材教育に積極的
日本オラクルは自社のメイン業務をクラウドベンダーに移行しようとしている動きがあります。そのため、その分野ので人材確保や人材教育に積極的な印象があります。
実力主義の社風
外資系だけあり、実力主義になっています。そのため、年功序列といった良い意味での日本の風土はありません。言い換えれば、若手でも実力があれば、社内で頭角を現すことも十分可能です。

実力主義の外資系企業らしい企業風土になっています。

また、在宅ワークに積極的なので、自宅でも仕事ができることが多く、出社した場合であってもカフェが用意されるなど仕事がし易い環境になっているのも特徴です。

クラウドベンダーを目指しているので、それに見合った実力が求められています。

日本オラクルへの転職難易度

日本オラクルへの転職難易度は高くもなく、かといって低くもありません。

その理由は次の3つです。

  1. クラウドサービスを積極的に推進しており、中途採用も行っている。
  2. IT企業経験や実績があれば書類審査で突破できる可能性が高い。
  3. 人材の出入りが激しく、求人も多い。

大手の企業なので基本的に人気も高く、競争も激しい企業ですが、積極的に中途採用を行っていたり、クラウド分野での注力を行っていたりすることから転職も十分に狙える企業です。

ただ、中途採用に関してはかなり実績を重視しているので、ある程度前職の実務経験をアピールする必要があります。

日本オラクルへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

日本オラクルへの転職成功率をアップさせるには転職エージェントを利用することです。

日本オラクルは中途採用枠があるものの、一定の水準の人材を採用しています。

こういった事情から転職エージェント利用することが唯一の方法といえるでしょう。

その理由は次の3点です。

  1. 日本オラクルに特化した面接対策や職務経歴書の作成ができる
  2. 日本オラクルの非公開求人が得られる可能性
  3. 入社後の待遇交渉も期待できる

日本オラクルの中途採用は、クラウドサービスに強みを持った人材を集めています。

そのため、職務経歴書でそういった分野に貢献できることをアピールする必要があるのです。

また、面接の対策も転職エージェントで行ってくれるので、そう言った物を利用するのも良いでしょう。

これ以外にも日本オラクルのシークレット求人が転職エージェントからもたらされる可能性もあり、利用する意義は十分にあります。

最後は、日本オラクルへの入社後の待遇交渉も代行してくれる点に注目です。

日本オラクルへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

日本オラクルへの転職を検討中の方に最適な転職エージェントのおすすめは以下4つです。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

上記した転職エージェントのうち、1社だけでなく複数社に登録しておいた方が転職成功確率が上がります。

その理由や各社のおすすめポイントについて詳しく紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
『リクルートエージェント』の強みは、求人数が業界トップクラスなことです。さらに、転職支援実績がNo.1という最大の魅力があります。

全業界・職種において求人が豊富なため、必ず登録しておきたい転職エージェントの1社です。

利用者からも

「他のエージェントにはない求人に出会えた」
「さまざまな職種の求人を見て選択肢が広がった」
「求人数が多いので沢山の企業に挑戦できた」

と好評です。

ただ、アドバイザーについては「少しビジネルライクでドライな対応をされた」という口コミもあり、サービスの質に個人差があるようです。

やや安定感に欠けるため、他転職サイトと併用するとより充実したサポートを得られるでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
転職エージェントは求人数の多さが重要であるのは勿論ですが、アドバイザーの質も重視すべきポイントです。

そういった点において『doda』はおすすめの転職エージェントです。

求人数そのものも業界トップクラスなのですが、利用者に対する実践的なサポートが優れており、担当アドバイザーの質に対して安定した高い評価を受けています。

職務経歴書の作成・面接対策等の具体的なサポートを希望する利用者は登録必須の転職エージェントです。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
初めて転職を考えている方は、手厚いサポートやフォローが受けられる転職エージェントを選択するのが成功のカギです。

転職に対する不安を親身になって聞いてくれる担当者がいると安心感が違い、前向きに転職活動を進められます。

「パソナキャリア」はそんな転職エージェントです。

利用者の多くが、「親身にサポートしてくれ、バックアップ体制が充実している」と高評価しています。

しかし、保有している求人数は業界最大手の「リクルートエージェント」や「doda」に及びません。

そこでパソナキャリアのおすすめの活用法ですが、大手の「リクルートエージェント」「doda」のどちらかに登録しながら、「パソナキャリア」も併用するのがおすすめです。

そうすることで転職エージェント各社の特徴を最大限に活かしながら効率的に転職活動を進められるようになります。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
転職エージェントを選ぶ際に最も気になるのが担当スタッフです。

担当スタッフにもジャンルや企業によっては苦手意識があるものです。

うまく当たれば良いものの、利用者の希望職種関係が得意ではない担当に当たったら、転職活動も難しくなってしまいます。

しかしJACリクルートメントでは、企業ごとにその企業の事業戦略まで把握した担当者がいるのが、非常に大きなメリットとなっています。

他にはないレベルの高待遇案件も、そうしたスタッフならではで掴んでいるので、ハイクラスの転職を考えている人にはおすすめの転職エージェントなのです。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、日本オラクルの事業の現状や業績推移、年収情報、求められている人物像、転職するコツなどを詳しく解説しましたがいかがでしたか?

最後にもう一度、日本オラクルの企業の特徴や強みを振り返ると次の4点が挙げられます。

  1. 業績好調で連続最高売上を更新中
  2. 平均年収は約10年間で2割以上も上昇している
  3. クラウド事業に注力して今後も成長意欲が高い
  4. ベースの給料が高くインセンティブも手厚いが実力主義の社風がある

「日本オラクルに転職して自分の実力を発揮して貢献したい」
「今まで培ってきた経験やスキルを日本オラクルのクラウド事業に注ぎ込みたい」

そんな方は、日本オラクルへの転職に強みを持つエージェントに2~3社登録し、転職成功確率を最大限に高める方法を選択してみてくださいね。