「日本マイクロソフトへの転職に興味があるけど、本当に転職できるものなの?」
「中途で転職したら年収はいくらくらいなの?」
と不安気持ちを抱えている方もいるはずです。
そこで今回は、
- 日本マイクロソフトの会社情報
- 事業内容や業績の推移
- 日本マイクロソフトの年収情報
- 中途で求められる人材・人物像
- 転職成功率を上げるコツ
などを紹介していきます。
この記事を読むことで、あなたが日本マイクロソフトで働くのに向いているのかどうかがわかるようになるので、ぜひ読み進めてください。
日本マイクロソフトとは
日本マイクロソフト株式会社は、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。
品川グランドセントラルタワーに本社を置いて拠点としており、東京以外の各地にも支店があります。
マイクロソフトは、1975年にビル・ゲイツとポール・アレンらによって設立され、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置き、ソフトウェアの開発を主に行っています。
GAFAM(ガファム=Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の一角として世界のトップトップの企業として有名ですよね。
「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」と企業ミッションとし、常に新しく、安心して使えるクラウドをデバイス作りを目指しています。
また、社員ひとりひとりがお客様や企業パートナーの声に耳を傾け、常に業務に反映することによって、満足を得てもらえるように努めています。
そんな日本マイクロソフトの企業情報や事業内容について詳しく紹介していきます。
日本マイクロソフトの企業情報
日本マイクロソフトの会社概要は以下のとおりです。
会社名 | 日本マイクロソフト株式会社 |
---|---|
所在地 | 品川本社 東京都港区港南2-16-3品川グランドセントラルタワー 支店
|
代表者 | 代表取締役社長吉田仁志 |
設立 | 1986年2月 |
資本金 | 4億9950万円 |
従業員数 | 3,040名(2022年4月1日現在) |
日本マイクロソフトの事業内容
日本マイクロソフトは、ソフトウェア及びクラウドサービス、デバイスの営業やマーケティングを行っています。
ソフトウェアベンダーは世界最大で、代表的な製品には
- Microsoft Azure
- Microsoft 365
- Microsoft Dynamics 365
などがあります。
日本の社会変革に貢献するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進したり、安心できる日本経済の再生にも力を入れています。
マイクロソフトの業績推移
マイクロソフト(米国決算)の2017年期からの連結業績推移は以下の表のとおりです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 最収益 |
---|---|---|---|
2017.06 | 899億5000万ドル | 223億2600万ドル | 212億400万ドル |
2018.06 | 1103億6000万ドル | 350億5800万ドル | 165億7100万ドル |
2019.06 | 1258億4300万ドル | 429億5900万ドル | 392億4000万ドル |
2020.06 | 1430億1500万ドル | 529億5900万ドル | 442億8100万ドル |
2021.06 | 1680億8800万ドル | 699億1600万ドル | 612億7100万ドル |
2021年期の売上高はおよそ18兆5,000億円、純利益は6兆7,300億円(為替レート1ドル=110円で計算)にも上り、市場予想を上回る業績の伸びを見せています。
これはクラウドサービスが利用拡大が順調に続いたためで、今後も引き続き安定的な業績成長を見込んでいます。
日本マイクロソフトに入社したら、年収はどのくらい?
日本マイクロソフトの社員の月給の平均は73万円から97万円ほどで、年収にすると1171万円ほど得ることができます。
年収の範囲は643万円から1700万円ほどと幅があり、最大年収は2000万円ほど得ている人もいるようです。
また、役職によっても年収は大きく違いがあり、例えば、プレミアフィールドエンジニアや、ソフトウェア開発エンジニア、テストソフトウェア開発エンジニアは平均1000万円ほどです。
営業職は平均800万円ほど、マーケティングや企画、カスタマーサポートで700万円ほどと倍ほどの差が出ることもありますが、やはりどのポジションでも平均的に高い傾向があります。
年齢ごとの平均は、30代で913万円、40代で1171万円、50代で1400万円にもなり、平均の上がり幅は約500万円にもなります。
ブラウザーやパソコンについては世界でNO.1ともいえる会社で、ウィンドウズを開発したことでも有名ですね。
日本マイクロソフトが求めている人材・人物像
日本マイクロソフトは、常にお客様の満足度に貢献する取り組みを行っています。
社員ひとりひとりが、キャリアを形成し、技術者としても、人としても成長していける人材を求めています。
また、会社では世界中のすべての人々とビジネスの場においてその可能性を最大限に引き出すための支援をしたい、という考えがあるので、この思いを共有できる人が理想です。
また、コミュニケーションスキルはもちろんのこと、誠実さと正直さ、決して諦めず、どんな課題にも果敢に挑むことのできる精神力、最後までやり抜く力が求められています。
自分本位の仕事ではなく、お客様や取引先との関係を築き、相手に敬意を示すことのできる、広い視野を持つことが大切です。
採用試験ではどのようなことをやるの?
書類通過後にWEB試験があります。
ここでは、国語や数学といった基本的な知識から、スキル診断、性格テストまでを行います。
また、この際に英語のスキルも求められます。
その後、人事面接、役員面接があります。
面接では、スキルよりも人間性や、今後の伸びしろを重視しており、雑談なども多いそうです。
その後、内定の連絡は電話で受けます。
日本マイクロソフトはグローバルに活動の場を広げたい人におすすめ
マイクロソフトでは、最新の技術で会社を支え、世界を支えています。
また、違いを生み出し、世界が驚くような技術開発を日々続けています。
会社と社員がよい関係を築き、世界がわくわくするようなするような画期的なアイディアを常に考え、発信し続けることで、今後のキャリアの広がり方が格段に違ってきます。
日本だけではなく、世界へ飛び出し、グローバルに活動の場を広げたい人におすすめの企業です。
日本マイクロソフトは福利厚生が充実していて離職率も低い
出入りの激しいイメージのIT業界ですが、マイクロソフトは年間離職率が5%というとても低い水準です。
これは、在宅ワークスタイルと取り入れるなど、社員のワークバランスに寛大で自由度の高い働き方ができるのが理由です。
勤務時間は、完全週休二日制で、
- 夏期休暇
- 年末年始休暇
- 年次有給休暇
- 慶弔休暇
- 傷病休暇
- ボランティア休暇など
も用意されています。
また、職種によってはフレックスタイムもあります。
また、社員の健康をサポートするスポーツクラブの会員権をはじめ、社内にメディカルルームも完備。
社員食堂やドリンクバーも用意されていたりと、福利厚生も充実しており、働きやすさを一番に考えているのも魅力のひとつです。
自分を成長させる豊富なキャリアアッププランが用意されている
マイクロソフトは、とても自由度が高く、その分個々の実力が重視される職場です。
それぞれがそれぞれのフィールドで最大限に力を発揮できるよう、会社側も様々な機会を用意しています。
スペシャリストとして特定の分野の力を深めるのもよし、ゼネラリストとして様々な分野に挑戦し、海外への移動も希望できます。
部下を持つ、持たないに限らず、全社員が対等に評価される環境なので、自分の実力次第でどんどん昇進が可能です。
社内ではオープンな社内異動制度を設けており、一割ほどの社員がこの制度を利用して希望の部署への異動を果たしています。
希望の異動先に必要なスキルが前もって提示されているので、自分の能力にあった異動先を選択できます。
そのためのスキルを磨くことも計画的に行え、自分のキャリア形成も立てやすいのが魅力です。
キャリアアップのためのコースも2000以上用意されており、中には世界の有名な講師が訪れることもあります。
これらの講義はオンラインで受講することもできます。
まさに、向上心のある社員をとことん支援する環境が整っています。
日本マイクロソフトの口コミ・評判
日本マイクロソフトへ転職するにあたって、日本マイクロソフトの口コミ・評判はどうなっているのでしょうか。
以下が見受けられた主な口コミ・評判です。
上記のように給与の水準が高い分、実力・成果主義で仕事できない場合に対するフォローは厳しいといったものが見受けられました。
その分クールな社風で自分の裁量において仕事を進められるので、目的意識の高い環境で仕事に取り組めるようです。
全体として、いかにも外資系ならではといった印象を受けますね。
日本マイクロソフトへの転職難易度
日本マイクロソフトへの転職難易度は非常に高いとされています。
理由として、そもそもの必須要件が同じITベンダーの他社よりも非常に高くなっているからです。
また、その中でも特に実務経験に対するハードルが高くなっています。
ですので、現状では必須要件を満たさないという場合は、将来的な日本マイクロソフトへの転職を見据えて一旦ITベンダーの他社へ転職するというのも一つの手段です。
そこで実務経験を積むことによって必須要件を満たし、それから日本マイクロソフトへの転職に挑戦してみるのも良いでしょう。
日本マイクロソフトへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
難易度が高いとされている日本マイクロソフトへの転職。
その転職成功確率をアップさせる近道は、やはり転職エージェントの活用です。
転職エージェントを活用することによって、日本マイクロソフトへの特化された対策とアドバイスを受けることができます。
また、非公開求人として一般には公開されていない転職エージェント独自の日本マイクロソフトの採用・求人情報を取り扱っている可能性もあります。
このように、難易度が高い日本マイクロソフトへの転職成功率をアップさせるためには、転職エージェントを必ず活用するようにしましょう。
日本マイクロソフトへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選
日本マイクロソフトへ転職したいと思っている方におすすめの転職エージェントは次の4つになります。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
これらのエージェントをおすすめする理由や特徴について、詳しく見ていきましょう。
1.リクルートエージェント
保有している求人数が業界トップクラスで、転職支援の実績もNo. 1の『リクルートエージェント』。
希望する業界・職種を問わず、転職を考えるのならば登録しておきたい転職エージェントの筆頭です。
さまざまな職種の求人があり、求人数も多く、他社にはない求人が見つかったという声も多く聞かれています。
一方で、「アドバイザーの対応がややドライだった」という口コミもあり、担当のキャリアコンサルタントによっては当たり外れがあるようです。
もし、担当者と合わない場合を考えて、サポート力に定評のある『doda』や『パソナキャリア』と併用する方法もおすすめします。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
2.doda
転職サイトを利用するうえで、登録しておきたいエージェントの一つは「doda」です。
「doda」は他のエージェントにはない、職務経歴書や面接の対策のサポートを実施しており、担当者によっての対応の差もないため利用者からの評判が非常に良いのが特徴です。
もちろん転職エージェントの基本である提案力や求人数も業界トップクラスのため、安心して活用できます。
他のエージェントでは担当者によってはあまり親切ではないというケースがありますが、そういう時は「doda」に登録していると転職活動の大きな助けになるでしょう。
doda公式サイト:http://doda.jp/
3.パソナキャリア
『パソナキャリア』は初めての転職など不安を抱えている人の転職支援や手厚いサポート力に高い評価を得ていることで有名です。
求人数は大手の転職エージェントに比べると少なくなってしまうものの、それをカバーできるほど担当者の質が高いのも強みとなっています。
もし自分の求めている職種が無い場合は、他の転職エージェントでも求人を探しつつ、同時進行でパソナキャリアも利用していくという方法がおすすめです。
パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/
4.JACリクルートメント
管理職・専門職へのハイクラス求人や、外資系企業のグローバル求人を希望する方にマッチする転職エージェントが『JACリクルートメント』です。
案件の質の高さが一番の特色である転職エージェントで、他の転職エージェントにない高待遇の案件も扱っています。
また、アドバイザーの質の高さも大きな強みです。
企業毎にアドバイザーが独自の情報を持っており、転職希望者のニーズに応じた質の高いサポートを行ってくれる転職エージェントです。
JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
まとめ
以上、日本マイクロソフトの会社情報や業績推移、平均年収、求められる人物像、転職する方法を紹介しました。
最後にもう一度、日本マイクロソフトについて押さえておきたいポイントを振り返ると
- クラウド事業が好調で増収増益が続いている
- 完全実力主義の環境で平均年収も高い
- 周囲に能力の高い人材が豊富
の3つが挙げられます。
「一度日本マイクロソフトで働いてみたい」
「これまでの経験を日本マイクロソフトで活かしたい」
そんな方は、このページで紹介した日本マイクロソフトへの転職に強いエージェントに複数登録してみましょう。
そうすれば、転職成功率が上がり、満足のゆく転職活動ができるようになります。
ぜひトライしてみてくださいね。
参考サイト:
日本マイクロソフトについて-Microsoft Japan
Microsoft Investor Relations – Home Page
OpenWork (旧:Vorkers)
転職会議
ライトハウス