上組ってやばいの？年収情報や社員による評判・口コミを基に検証

「上組って本当はやばい会社なの？」」
「調べたら悪い評判が出てくるんだけど平気？」

と心配になっている方も多いでしょう。

そこでこのページでは、上組に関する以下のような情報をご紹介します。

記事を最後まで読めば、あなたが上組で働くのに向いているのかどうかがわかるようになるので、ぜひご覧ください。

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上組とは一体どんな会社？

株式会社上組は、日本の物流・倉庫・船舶などの分野で事業を展開している港湾運送の最大手企業です。

読み方は「上組＝かみぐみ」です。

本社は兵庫県神戸市中央区にあり、国内外の物流事業、輸出入事業、倉庫・運送事業、船舶事業、不動産事業などを行っています。

ここからは、そんな上組の会社情報や事業内容、業績について詳しく説明していこうと思います。

上組の会社情報

以下の表は、株式会社上組の所在地や事業所、代表等をまとめた会社情報になります。

上組の従業員数

上組の従業員数は、連結で4,261人となっています（2022年3月末時点）。

下の表は事業セグメント別の従業員数です。

上組の事業内容

上組の主な事業内容は以下の通りです。

1. 総合物流事業

以下のような総合的な物流ソリューション事業を手掛けています。

2. 工場構内サービス

顧客の工場・倉庫等の構内で発生する本船からの原料受入、原料ヤードから各加工工程への運搬、製品の出荷までの運搬・輸送業務をトータルサポート

3. 重量貨物輸送サービス

上組ではこれまでに蓄積してきた、数多くの大型産業機器輸送のノウハウを駆使して次のような事業を行っています。

4. 建設機工サービス

住宅や倉庫（定温、冷蔵など）、事務所施設、店舗（コンビニエンスストアなど）など、あらゆる施設の設計から施工・メンテナンス、解体・撤去工事までを実施しています。

また、発電所向けの煙突、鉄塔、コンベヤフレーム、タンク類等の鋼構造物の設計・施工および遊戯施設の施工（木製ジェットコースター等）・メンテナンスを実施しています。

5. 不動産事業

上組が保有する土地の有効活用の一環として、マンション建設や商業施設の開発・賃貸、パーキング運営、ソーラー事業、物流施設の賃貸・管理を行っています。

このように、上組では多岐にわたるサービスを提供しており、工場やプラントを持つ企業にとっては、総合的なソリューションを受けることができます。

上組の業績推移

以下のグラフと表は上組の2010年度から2022年度までの業績推移（売上高・営業利益）をあらわしたものです。

これらのデータを見ると、業績は緩やかながら増収増益傾向で非常に安定しているのがわかります。

新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、2021年度のみ若干の減収幅が発生しましたが、概ね業績への影響は軽微なものでした。

上組は多角化戦略を推進しており、国内・海外において多様な分野に進出することで、事業リスクを分散しています。

今後も、収益力の強化やグローバル展開などを通じて、業績の拡大を目指すと思われます。

上組がヤバいと言われる理由と悪い評判・口コミ

上組は物流大手で業績も安定している企業ですが、実際に働いている人の評判は必ずしも良いというわけではありません。

ここでは、上組で働く社員や元社員からの口コミ情報をもとに、上組がやばいと言われる理由とその真相について徹底的に検証していきます。

完全な年功序列のため評価も何もない

上組がやばいと言われる主な理由は、年功序列型の企業文化があるという点です。

「仕事の頑張りや結果に対して正当な評価をされない」と不満を感じている人が多いです。

管理職については年功序列な傾向があり、本人の満足度と仕事がミスマッチしているようにも思える。出典：転職会議

年功序列制で全く実力が反映されない為、昇給は基本的に務めた年数で決まる。出典：ライトハウス

年功序列の為、力ある人も全く評価されない気がします。出典：ライトハウス

完全に年功序列、残業した分だけ貰えるという感じでなので出来ない社員が残業してたらとてもお得だと思います。
評価制度は、個人を見てくれては、いるがなかなかその評価が反映される先が不透明。お金にも反映されない、褒められもしない、ほんとに不透明でやりがいがない。出典：ライトハウス

これはいい意味でも悪い意味でもあるが、給料は年功序列、出世も年功序列である。
またなかなか若い人間が上に意見を言ってもそれが叶うことは少ない。出典：OpenWork

キャリアアップのことを考えると、若手社員ほどモチベーションが上がらないというのも頷けます。

社風が古い、体育会系な会社できつい

前述したような年功序列の会社なので、社風もどこか古く感じるようです。

仕事の進め方もFAXや印鑑、紙に頼っている部分もあり、昭和的なカルチャーが色濃く残ってしまっている職場が多いです。

慶応から続く物流会社で、古き良き日本企業という雰囲気がある。出典：OpenWork

体育会系、古い伝統に固執する。未だにFAXやハンコ、紙媒体で業務を行う。また非常に倹約体質であり、新規事業への投資や従業員への還元、職場環境の改善などは期待できない。
非常に縦割りの会社、店所や部署を越えた付き合いは上層部以外はあまり無く、日本各地に支店がある割には連携が取れてない。出典：ライトハウス

とくに特徴的なところはなく、古い体質の会社というイメージです。出典：ライトハウス

また、体育会系でとことん現場主義なのが伝わってくると言う意見がありました。

それは、入社後の研修ですぐに気づくほどらしいです。

体育会系の風土もあります。意見を言うこともできますが、あまり聞いてもらえず、結局は変わらないということもしばしば。出典：OpenWork

100年以上も続いている会社であるため、体制・考え方は古いものがあります。また、結構体育会系の風土もあります。意見を言うこともできますが、あまり聞いてもらえず、結局は変わらないということもしばしば。出典：OpenWork

古い伝統やアナログで非効率な仕事、または旧来の制度に縛られたくない、という方には向いていないでしょう。

給料は安く残業代で稼げないと厳しい

上組は業績が安定しているにもかかわらず、基本給がかなり安く設定されています。

残業が発生することを考えて、ベースとなる基本給を抑え目にしているのかもしれません。

そういうわけで「もともとの給料が安い」「残業をしないと生活が厳しい」という意見が散見されました。

給与制度は基本給15万円に昇級が5千円。
基本的には残業代で稼ぐスタンス。年功序列の為、役職が付かない限り、殆ど年収はかわらない。
ボーナスは安定しており、支店にもよるが、3ヶ月分はでる。毎月自社株を買わなければならない。出典：OpenWork

ベースアップは年に4000円程度。基本給は20万でボーナスは45万が二回。残りは残業代で稼ぐというイメージ出典：OpenWork

もともと港湾業界の給与水準がそんなに高くないとわかっていても、想像以上に給料が安いということに満足できない人が続出しています。

給与水準には満足できない。
港湾業界は低所得の傾向があるが、その中でも特に低い。出典：ライトハウス

給料なんて大卒でないとまともに貰えない。
高卒で入社した場合とても辛い。歴が長いひとでも他社と比べるとかなりの差がある。
賞与も倍率がかなり低いし、年に２回。仕事がとても多いためほぼ毎日残業になるから残業で稼ぐ会社とおもってもらえれば。残業単価が安いのでなんともってところですね出典：ライトハウス

給料が低い。年功序列のため、どんなに頑張っても仕事をしない先輩より基本給が低い。仕事をダラダラとして残業をする人の方が給料が高い。テキパキとこなして定時で帰る人ほど給料が低いがなにも救済措置がない。出典：転職会議

離職者が非常に多い

上組は離職率が高いという点もやばいと言われてしまう要因の一つです。

若手社員の保有スキルと会社が求めるレベルに大きな差が生じてしまったり、旧態依然の企業カルチャーに馴染めない、給料に不満があるという人が多いのが離職につながってしまっているようです。

人を育てようとする体制がちゃんと整ってなく、先輩の仕事を手伝いながら覚えていけっていうところがある。
また、離職者が非常に多く人の回転率が早いのでせっかく教えてもそれが無駄になったりして中々全体のスキルが上がらない。出典：ライトハウス

上場企業の割に給与体制がなっていないため、評価もほとんど反映されない。収入が低いという理由の離職率が非常に高い。出典：ライトハウス

男社会の職場なため、女性は割を食うイメージがある

上組は物流業界における老舗企業であり、職業柄体力仕事も多いため、従業員の多くは男性で構成されています。

そのため、一部の部署や職場で昔ながらの男性中心の社風があり、女性にとっては居心地が良くないと感じる方もいるようです。

一般職の女性社員はノルマがなく、男社会の社風の為、優遇されるので、モチベーションはかなり低い。
キャリアウーマンを目指すには男性総合職と同じ扱いになるので、1年間の現場研修があり、その後も男性と同じ扱いをされるので、お勧めしない。出典：OpenWork

男社会の会社なので、結婚、出産後は、働きにくい。大きな会社で、色んな人達がいるので、長く働ける雰囲気になれば、会社にとっても良いと思うので、残念なところ。
女性は、なかなか役職にもつくことはないし、手当も少ないわりに、責任ばかりを負わせられる。出典：OpenWork

上組の社員・元社員による良い評判・口コミ情報

上組の悪い口コミを紹介しましたが、反対に良い口コミ情報も多数存在します。

ここからは、どのような点で高く評価されているのか、詳しく紹介していきます。

やりがいがあって成長できた

研修や教育制度も充実していて、従業員にとってやりがいや成長の機会が多くあります。

仕事に慣れれば社員同士がコミュニケーションを取りながら楽しく仕事をできるという人も多いです。

現場作業（主にフォークリフトでの商品青果物・穀物類・冷蔵商品の入出庫作業）でしたが残業が多い分業務は大変ですが、やりがいのある仕事でした。
残業が多い分給料はもらえていたので、周りの同じ年の人達に比べれば給料は貰っていた方だとおもいます。
雰囲気はthe現場って職場でしたが慣れてくると和気あいあいと仕事のできる環境であります。
現場しか経験していませんが自分の為に親身になって業務を教えてくれる環境も整っており、成長するにはいい職場だと感じました。出典：ライトハウス

また、上組は大規模な物流サービスの提供に取り組んでいるため、大きな仕事にチャレンジできる環境であると言えます。

貿易大国である日本で貿易に携わる仕事なので普段からやりがいを感じる事は多々ある。
自分の関係した製品が海外で使用されていたり、それのTVコマーシャルを見たときなどにやりがいを感じます。
人事評価は明確な基準はないのではと思います。営業は売上の数字で判断されるんでしょうが、それも前任者からどんな会社を引き継いだかで左右されます。
営業以外は本当に上司に好かれているかどうかではないでしょうか。
社会人になって働いた唯一の企業なので成長はしました。どういった業界が働きやすいかを判断できるようになった。出典：OpenWork

女性は働きやすい面もある

上組は、男性が多い職場である一方で、女性従業員の比率も増えており、女性が働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。

女性従業員のライフスタイルに合わせた勤務時間の調整や、産前・産後休暇の取得支援、育児休業後の復帰支援、子育て支援制度の充実など、ワークライフバランスを重視した福利厚生制度を整備しています。

そのため、キャリアアップを目指していない方にとっては、働きやすい職場だという評価につながっています。

女性同士は仲良く、嫌な先輩や後輩はいなく、楽しく仕事をすることもできた。
頑張れば、信用はしてもらえ、仕事をまかせてもらえるので、自分なりのスケジュールを立てて、進めていくことができる。出典：OpenWork

給与面に目をつぶれば、よっぽど人間関係の悪い課や激務な課に配属されない限り働きやすいと思う。
実際、産休・育休復帰の方も多くいて、体制は整っているように感じた。
実家から通勤して特にキャリアアップも目指していなければ、普通に給料はもらえるので、居やすい環境ではある。出典：OpenWork

女性にみんな優しく、休みもかなり取りやすい。
産休を取っても戻ってくる人がほとんど。

課ごとに女性を残して先に帰ってはいけない、暗黙のルールがある。出典：ライトハウス

プライベートとのバランスが取りやすい

上組は労働時間の管理を周知徹底しており、有給休暇の取得はしやすく残業の強要もありません。

育児短時間勤務制度、子の看護休暇等も充実しており、自分の都合に合わせた働き方ができるようになっています。

有給は、まとめてとって、年に一度は、長期旅行に行っていた。
早く帰りたい時は、段取りよく仕事を終わらせて、習い事やプライベートを楽しむことができた。出典：OpenWork

プライベートとバランス調整しやすい会社です。就業時間が9時から17時で、残業の強要はありません。
また、育児休暇と時短制度もみんなが使いやすい風土があり、最近では妊娠を理由とした退職者はほとんどいないと思います。出典：OpenWork

休みがとりやすくて自分のスケジュールが立てやすいことはありがたいです。
ただ急に休みになったりすることはちょっと不満。
自分のプライベートを保てることはいいことだと思う。
それくらいなのかなー。って思います。出典：ライトハウス

上組の年収はいくらなの？

上組の有価証券報告書によると、平均年収は600万7,167円となっています（2022年3月末時点）。

物流業界では、ドライバーや倉庫作業員などの現場スタッフの平均年収が300万円前後、管理職や営業職の平均年収が500万円前後と言われているので、比較的高水準な給与水準を維持していることがわかります。

また、平均年齢が39.7歳で平均勤続年数が15.7年という数字からも、離職率が低く年功序列の色合いが強いことが読み取れます。

上組の平均年収推移

以下は上組における2005年度から2022年度までの18年分の平均年収推移をグラフ化したものです。

2005年度から2018年度まではおおよそ500万円～550万円で推移していましたが、2019年度以降からは右肩上がりに推移して、2022年度は初めて600万円を超えました。

近年の物流業界は人手不足による人材確保が難しくなっており、賃金の引き上げや福利厚生の充実化など、待遇改善に取り組んでいる企業も多くあります。

上組もその一環で、従業員の待遇引き上げに積極的に取り組んでいると思われます。

就活生が上組から早期内定を貰う唯一の方法

上組から早期内定を貰う唯一の方法として、就活エージェントを活用する方法があります。

就活エージェントは、これまで培ってきた紹介実績があるため、上組が募集する早期内定枠の情報を入手しやすく、その情報を利用して求職者をサポートすることができます。

また、就活エージェントは求人情報だけでなく、上組が求める人材像や採用プロセスに詳しいため、個別のアドバイスや面接対策など、求職者の転職活動を支援することができます。

上組へ就職したい人が必ず登録すべき就活エージェント3選

上組への就職を希望する方に特におすすめしたい就活エージェント3社を紹介します。

自分の就職活動に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

名称	強み
キャリアスタート	入社後の定着率は92%。 最短2週間で内定獲得が可能な企業も多数掲載
ジョブスプリング	業界大手のCUBIC適性検査を活用。 入社後のミスマッチが少ないと定評
アカリク	修士・博士・ポスドク向けの就活エージェント。 院生就活選考対策から内定まで完全無料でサポート

これらの就活エージェントは、上組を含めた多数の企業と取引実績があり、幅広いサポートも得意としています。

ここで紹介した就活エージェントに登録することで、上組を含めた多数の企業に一括してエントリーできるようになります。

効率的な就職活動を実践していくためにもぜひ登録してみてください。

上組への転職難易度

上組への転職難易度は、職種によって異なりますが、やや高めだと考えられます。

上組は、物流・倉庫業界においてトップクラスの企業であり、高い技術力と品質を持っていることが特徴です。

そのため、求人数に対して応募者が多く、競争率が高い傾向にあります。

また、上組は、従業員の能力向上にも力を入れており、新しい技術や知識を持った人材を求めています。

業界経験や専門知識を持っている人が優遇されることが多く、新卒採用に比べて中途採用は難易度が高いです。

ただし、上組は多様な職種を抱える大手企業であり、求人情報も以下のような職種のように多岐にわたっています。

自分のスキルや経験に合った求人情報を探し、応募することで転職成功への道が開ける可能性があります。

転職活動においては、自己分析や職務経歴書の作成、面接対策などをしっかりと行い、自分自身をアピールすることが大切です。

また、転職エージェントを利用しながら、求人情報をより多く収集し、転職成功の可能性を高めるように努めてくださいね。

上組への転職成功確率をアップさせる唯一の方法

上組への転職成功確率をアップさせるためには、転職エージェントを活用することが唯一の方法です。

転職エージェントは、求職者と企業との間でマッチングを行う専門家です。

求職者の希望やスキル、経験などをヒアリングし、その人に合った求人情報を提供することができます。

また、転職エージェントは、求職者の面接対策や履歴書作成のアドバイスなども行ってくれるため、転職成功に必要な相談やサポートを受けることができます。

具体的には次のようなことです。

これらの方法を実践することで、上組への転職成功確率をアップさせることができます。

もちろん、転職エージェントの利用料は一切かかりません。

自分で求人情報を探す手間やミスマッチを防ぐことができるので、まずは自分に合ったエージェント選びから始めてみましょう。

上組へ転職したい人が必ず登録すべき転職エージェント5選

上組への転職を希望する場合、以下5つのような転職エージェントを活用することをおすすめします。

名称	強み
リクルートエージェント	国内随一の求人数と転職支援実績。最初に登録すべき大手転職エージェント
doda	リクルートと並び求人数は豊富で、的確なサポートで満足度の高い転職が可能
マイナビエージェント	首都圏の20代から絶大な支持を得ている大手エージェント
パソナキャリア	キャリアコンサルタントの質が高いと評判。初めての転職でも安心して利用できる
JACリクルートメント	「高年収」「ハイクラス」の転職支援に強い。海外就職・海外転職支援実績も豊富

これらの転職エージェントの中から1社だけではなく、2～3社に登録して手厚いサポートを受ければ、上組への転職成功確率を上げることが可能になりますよ。

まとめ

今回は、上組がやばい理由や年収情報、社員による口コミ・評判、企業の現状について紹介しました。

最後にまとめると、上組への就職・転職を考えている人は、以下3つのようなポイントを押さえておきましょう。

「かねてから興味のあった物流業界。その大手である上組で働きたい」
「大きなプロジェクトに携われる仕事にチャレンジしたい。」

そんな方は、このページで紹介した内容を参考に、後悔のないように就職・転職活動をしてみてくださいね。