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逃げる転職は戦略的撤退!会社に潰されるぐらいなら転職しよう

逃げる転職は決して悪いものではない

転職理由には色々なものがあると思います。例えば…

  • キャリアアップのため
  • スキルアップのため
  • 良い待遇を求めて
  • 今ある職場と合わない

といったものがあるでしょう。上の3つはどちらかというとポジティブな転職理由、そして今の職場と合わない、というのはネガティブな転職理由として捉えられると思います。

世界的に見ても、日本の仕事に対する姿勢はかなりストイックな部類に入るでしょう。つまり「逃げの転職」が認められない風潮が強いのです。

ですが最近はこの考え方にも変化が出てきています。というのも、ネットでは「逃げの転職は全く問題無いだろう」という意見が増えているからです。

「逃げ」のない転職は存在しない?

今から上げる転職理由は逃げの転職理由として捉えられがちかもしれません。

  • 今の給料に満足できない
  • 待遇に満足できない
  • 人間関係が辛い
  • 仕事とプライベートの両立が難しい

確かに、嫌なことがあったから、という理由だけで転職を繰り返すのはキャリア形成という意味では避けたほうが良いでしょう。転職先が必ずしもやりがいがあるとは限りませんし、そこでまた人間関係がこじれてしまうこともあるでしょう。

このような理由で何度も転職を繰り返してしまう人のことを「ジョブホッパー」といいます。ただ、労働者である前に、私たちはひとりの人間です。

人間は、辛い環境から逃げたくなるものです。もしも辛い状況なのに無理して働き続けた結果、心や身体を壊してしまって取り返しがつかなくなる方がよっぽど怖いでしょう。

そう考えると「逃る転職」という考え方自体が間違っているようにも感じられますね。転職する理由が「キャリアアップ」だとしたら、一見するとポジティブな意味合いに取られがちです。

ですがこれは裏返すと「今のままではキャリアアップが見込めないから他の会社に行きたい」というある意味「逃げ」の要素もあるでしょう。

理不尽さを感じた時が逃げる転職時期

逃げる転職といわれるのは誰だって嫌な気持ちになりますよね。しかし人によってどのラインが「逃げる」に入るのかはそれぞれ違います。

そこで明確な転職の見極めのひとつとして「理不尽さ」を考えると良いでしょう。理不尽なことを感じていて、それを自力でどうにか改善できそうもない、自分だけでなく周囲の人たちも理不尽さを感じている。

そういった職場は逃げの転職を検討しても良いのではないでしょうか?

退職理由はどうする?

逃げる転職で気になるのが「退職理由」です。確かに「前の会社で働くのがきつかったから…」という理由では面接に通るはずがありません。

でもこれは、正直に「逃げる退職」であることを告げる必要はないのです。建前として用意した「ウケ」の良い退職理由を言っても全く問題ありません。

それが嘘だとしたら問題になるかもしれませんが…。

逃げる転職について

  • 逃げる退職はあり!という風潮が強まってきた
  • 逃げる退職への肯定派が増えている
  • 心や体が傷つくくらいなら転職した方がいい
  • 転職時期は理不尽さを感じた時
  • 退職理由はポジティブな建前を用意しておく

大事なことは、長期的にキャリアを築くことができるかということです。やりがいも感じられない、人間関係も辛い。

そのような職場で無理をして続けるよりも「生き残ることを優先」「戦略的撤退」と考えて逃げの転職に踏み切るのも大事だということも考えておきましょう!

「ああだこうだ」いう人がいるかもしれませんが、実際に働くのはその人ではありません。

一番大事なのは自分自身だと考えれば、逃げの転職は間違いでない選択になる可能性の方が高いでしょう!