総務庁の調査によると、中小企業は日本全体の99%を占めています。実際に転職をするうえで、中小企業を考慮したいけど、経済基盤の点で心配に思う人も多いでしょう。
今回は、優良な中小企業に転職するために、3つのポイントを押さえておきましょう!
経済産業省の情報をチェックしニッチ企業を見つける
優良な中小企業を見つける際は、まずは経済産業省のホームページをチェックしてみましょう。たとえば、「グローバルニットチップ100選」といったものも発表しています。
この100社にプラスして、ネクストGNTというものを7社選出しています。これは上記で紹介したグローバルチップ100選に準じる企業のことです。こうした企業に狙いをつけてみるのもおすすめです。
表彰実績をチェックする
中小企業では、優良な会社をピックアップして表彰する活動もあります。たとえば中小企業研究センターという公益社団法人では、グッドカンパニー賞という、中小企業を対象にした表彰も行われています。
これは経済産業局という経済産業省の地方部局や、各地にある商工会議などで推奨した中小企業が審査を受けているのです。
例えば2014年は、フッ素樹脂加工メーカーの中興化成工業が受賞しています。
この企業はあまり知名度の高いメーカーではありませんが、屋根用フッ素樹脂膜材はアメリカとドイツにそれぞれ1メーカーしかなく、世界の3メーカーの中の1つです。さらに世界シェアはナンバー2なのです。
大学のキャリアセンターを利用しよう
就職活動の時に大学のキャリアセンター使う人が多いですよね。実は既卒の人も利用できる場所は多くあります。もし転職しようと考えて際には、キャリアセンターの活用方法も視野に入れてみましょう。
キャリアセンターには大学のOBやOGのさまざまな企業情報が集まります。
そのほかにもキャリセンターには、求人情報が企業から直接寄せられることもあるのです。大学に直接求人を送る理由は、その大学の人間を採用したいということになります。そのため採用に有利な求人情報も得ることができるのです。
名の知れた大企業だけが転職先のターゲットではない!
以上のように、優良な中小企業を見つける方法は多くあります。転職活動を希望する人の中には名前の通った大企業の方が生活も安定するといった点でこだわっている人もいるでしょう。しかし中小企業にしかないメリットもあるのです。
これから需要を見込めるたり、新しいことを始めようとしている、といった興味深い企業も数多く存在します。こうした掘り出し物の求人が豊富であるのが、中小企業の魅力のひとつといえるでしょう。
中小企業でチャンスを掴もう
もしも納得のいく中小企業が見つかった場合、無事に転職を成功すれば、あなたがその会社に新しい風を吹き込むこともあるでしょう。前職での経験を活かすことや、新しいアイディアの提案など、自分を売り込むチャンスが増えることもありますね。
さらにチャンスを多くつかむことで実績を積むことができれば、会社からの信頼を得られ、場合におって管理職への昇格スピードが速まることもあるかもしれません。
中小企業だからこそ、コツコツと自分の実績を積んでいくことで、大きな結果へ繋がる近道にあり得ることもあるでしょう。まずはどんな中小企業を選ぶのか、業界したサービスをもとに、さまざまな観点から優良な中小企業を見つけていきましょう。