日立グループの中核をなす日本を代表する電機メーカー、日立製作所。
「評判を調べてたらネガティブな口コミを見たけど…」
「日立製作所で働くことになったら大変?」
と日立への転職を考えている方の中には不安を感じている人もいるでしょう。
そこで今回は日立製作所に関する、
- 会社情報や業績
- 年収・給料や平均年収の推移
- ヤバいという評判の真相
- 転職成功率をアップさせるコツ
などを詳しく調査して説明していきます。
この記事を読むことで、あなたが日立製作所で働くのに相応しい人物なのかが判明するので、ぜひ最後まで読み進めてください。
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日立製作所とは
日立グループの中核をなす日本を代表する電機メーカー、日立製作所。
世界でも有数の総合電機メーカーでもある企業の情報や事業の実績について簡単に解説していきます。
日立製作所の会社情報
下は日立製作所の会社概要です。
商号 | 株式会社 日立製作所 Hitachi, Ltd. |
---|---|
設立年月日 | 大正9年(1920年)2月1日 [創業 明治43年(1910年)] |
代表者 | 取締役代表執行役 執行役社長兼CEO 小島啓二 |
本店の所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 |
支社の所在地 |
北海道支社 北海道札幌市中央区北二条西4丁目1番地(札幌三井JPビルディング) 東北支社 関東支社 北陸支社 中部支社 関西支社 中国支社 四国支社 九州支社 |
資本金 | 461,731百万円(2022年3月末現在) |
日立製作所の事業内容
家電から鉄道、通信機器、発電機や変圧器、原子炉、半導体やレントゲンなどの医療機器など、幅広い製造・開発を行っています。
身近なところでは冷蔵庫や洗濯機等の白物家電で高い知名度と豊富な製造実績を誇り、LED照明や太陽光発電などの環境ビジネス製品にも力を入れています。
鉄道は車両本体に加え、そこに搭載される機器、運行管理システムまで、鉄道にかかわるほぼ全てのものを制作していると言えるほどです。
製造・開発以外にはコンサルティング事業、物流サービス事業なども行っています。
日立製作所の業績推移
日立製作所の2015年3月期から2022年3月期までの業績推移は以下の表のとおりです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 |
---|---|---|
2015.03 | 9兆7749億3000万円 | 6413億2500万円 |
2016.03 | 10兆0343億500万円 | 6348億6900万円 |
2017.03 | 9兆1622億6400万円 | 5873億900万円 |
2018.03 | 9兆3686億1400万円 | 7146億3000万円 |
2019.03 | 9兆4806億1900万円 | 7549億7600万円 |
2020.03 | 8兆7672億6300万円 | 6618億8300万円 |
2021.03 | 8兆7291億9600万円 | 4951億8000万円 |
2022.03 | 10兆2646億200万円 | 7382億3600万円 |
売上高は概ね8~10兆円で推移しています。
2022年3月期には6期ぶりに売上高10兆円を回復し、前期比でも増収と大幅な増益を達成しています。
日立製作所の年収はいくらなの?
日立製作所の有価証券報告書によると、平均年収は896万9,979円で、社員の平均年齢は42.7歳でした(2022年3月31日時点)。
平均勤続年数は約20年と長く、中堅世代が活躍している会社であることがわかります。
年収は大企業だけあって同年代の平均水準より遥かに高いといえます。
日立製作所の平均年収推移
以下のグラフは直近13期分の平均年収の推移を表したものです。
2010年末には700万円だった平均年収も右肩上がりで伸びて、2023年現在ではおよそ900万円レベルに到達しています。
日立製作所がヤバいと言われる理由
日立製作所で働いたことのある人の口コミでは「ヤバい」「労働環境が酷い」といった類の評判を見ることがありますが、本当のところはどうなのでしょうか。
ここでは、日立製作所に関する悪い口コミ情報や他社と比較した場合の日立の評判をもとに、その理由について考えていきたいと思います。
日立の役員よりGAFAのヒラの方が上だと感じた
日立役員よりGAFA ヒラのほうが上
出典:lavender.5ch.net
「雇止め」で解雇された
私は日立製作所の正社員でしたが「雇止め」で解雇されました。
結果として社会的に再不能となりました。
その私の経験からあなた方に伝えておきたいことがあります。
日立を信用するな。
日立と関わるのなら初めから裁判するつもりで関わるべきです。
そうでなければあなた方もどのような不正行為を受けるかわかりません。
いつ不正に巻き込まれてもいいように、常にトラブルの時に取るべき行動を用意し
証拠をそろえるべきだ。
法テラスなら弁護士に無料で相談できます。
なぜそこまでする必要があるのか。
そうしなければ一方的にあなたが不正行為の犠牲になるからだ。
現実に私はそうなりました。
これがすべてを失った私からあなた方に伝えられることです。
もう一度言っておきましょう。
日立を信用するな。
出典:lavender.5ch.net
年収800万はいくわけない
年収800万とか行く分けねぇだろ 日立だぞ
出典:lavender.5ch.net
パワハラする人がいるけどボーナスだけは良い
日立って最低なパワハラ人間が放置されてるから 組み合わせで地獄を味わうことになるけどボーナスだけはガチで良いよ
出典:lavender.5ch.net
新卒のボーナスは少ない
新卒のボーナスは寸志っていって 3から8万だ
昔の話だから今は100万でるのかもしれないけどな
日立は騙そうとしているのを知っておいたほうがいいぞ
日立はウソつきだ
出典:lavender.5ch.net
給与に関する口コミが錯綜しているようです。
「高い。さすが日立」という意見もあれば「日立に騙された」と感じる人もいるのがわかります。
匿名掲示板の声ですから信憑性はありませんが、多くの議論が給与に関してであって労働環境や上司に関する悪い口コミがないことは注目に値すると思います。
大手メーカーらしく仕事自体は充実しているものの、仕事に見合った対価を得られていないと感じる人が多いのかもしれません。
日立製作所のリアルな評判と口コミでその真相を解明
一方で本当の企業内部の実態はどのようなものなのでしょうか。
多くの電機メーカーが倒産や売却を迫られる中、日立に明るい未来はあるのかリアルな口コミ情報をもとに見ていきます。
他社と比べ、技術やデザインに追いて突飛なものはありませんが、老舗らしい安定感が特徴的なメーカー。
東芝や三菱と比べマーケットを絞っている印象があり、ソースを有効に分配している感があります。
とりわけ白物家電は安定した人気を誇ります。
他社に比べて大きなリストラや不祥事をあまり聞かないため、良くも悪くも目立たない存在となっているかもしれません。
同じ日立グループのハイコーキは革新的な技術で最大手マキタに迫る販売実績を誇ります。
質実剛健な企業として、群雄割拠の世界を生き抜いてほしいと思います。
日立製作所への転職難易度
日立製作所への転職難易度は、高い傾向にあると言えるでしょう。
求人数自体は多くあるものの、応募条件として、非常に豊富な専門的知識・スキル・実務経験が求められています。
経験年数も含め高い実績が必要になるため、この点が転職難易度の高さの理由と言えます。
また、日立製作所そのものが非常に知名度の高い企業であり、優秀な転職希望者も多く、結果求人倍率が高い傾向になっていることも理由です。
日立製作所への転職成功確率をアップさせる唯一の方法
このように転職難易度の高い日立製作所への転職ですが、少しでも成功確率をアップさせるために、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
転職エージェントでは、日立製作所の書類選考に対して効果的な職務経歴書の書き方や、面接での傾向など、プロフェッショナルによるノウハウを活かしたサポートを受けることができます。
希望する企業に特化した実務的なサポートを行ってもらえるので、是非とも転職エージェントを活用するようにしましょう。
日立製作所へ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選
日立製作所への転職を検討中の方にぜひおすすめたいのが以下4つの転職エージェントです。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
これらの転職エージェントの中から複数社選んで転職活動をすると転職成功率が格段にアップします。
その理由はなぜなのか、各社のおすすめポイントとあわせて具体的に説明していくので、ぜひチェックしてみてください。
1.リクルートエージェント
転職エージェントの雄と言えば圧倒的な転職実績を誇る業界トップの『リクルートエージェント』です。
抱えている転職・求人案件は日立製作所のような大企業はもちろんのこと、業界・職種にとらわれずあらゆる種類の案件を保有しています。
そのため、希望の条件で転職先が見つかりやすいメリットがあります。
転職希望者が一番最初に登録しておくべきエージェントと言えるでしょう。
ただ、エージェントの規模が大きすぎるため、利用時期や担当コンサルタントによってはサポートレベルに多少の差が生じてしまう可能性があります。
そういう意味で「質より量を重視して転職先を探したい」という方に最適な転職エージェントです。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
2.doda
パーソルキャリアが運営する『doda』は、国内トップレベルの転職エージェントです。
一般的に担当のキャリアコンサルタントの力量によって転職成功率がぶれると言われていますが、『doda』の強みはキャリアコンサルタントの提案力が高い評価を得ていること。
質の高い提案力に加えて、求人数の多さも転職エージェント業界ではトップクラスです。
履歴書や職務経歴書の内容におけるレジュメ添削や効果的な面接対策にも注力しており、総合的なサポートが魅力的なエージェントです。
doda公式サイト:http://doda.jp/
3.パソナキャリア
転職が始めてという方に特におすすめなのが『パソナキャリア』です。
サポート体制が充実していることに加えて、転職後年収アップ率も高いと評判。
転職活動中のサポートは懇切丁寧で、入社後のサポートも手厚いです。
非公開求人情報も多く(求人全体の80%超)、紹介してくれる求人も的確なので転職成功者の満足度が高いのが特長です。
パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/
4.JACリクルートメント
キャリアアップと高年収を目指したい方には『JACリクルートメント』がおすすめです。
取扱い業種・職種は国内の大手企業や外資系企業中心で、ハイクラス転職に強く、他の転職エージェントと明確に差別化しているのがポイント。
海外にも拠点を構えており、海外での仕事にチャレンジしたい方にも柔軟に対応してくれると評判です。
ハイクラス転職や海外勤務等を条件に転職したい人に最適な転職エージェントと言えます。
JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
まとめ
以上、日立製作所がヤバいと言われている理由の検証や会社情報・業績、年収情報等を詳しく解説しました。
最後にもう一度、日立製作所への転職希望を持っている方が押さえておくべきポイントを整理すると
- グローバルに展開する企業だけあって平均年収は高い
- 業績は売上高規模10兆円前後で安定している
- 職場の人間やキツイ労働環境に不満を持っている人が散見される
- 給料には満足している人が多い
の4つが挙げられます。
「日立製作所で今までの経験や能力を最大限に発揮したい」
そんな方は、このページで紹介した日立製作所への転職に強みを持エージェントに複数登録し、転職成功率を上げる準備を整えておくとよいでしょう。