資格や免許が必要になってくるのは美容師、理容師、スタイリスト。これらの職業は専門学校に通ってい必要な過程を2年以上受けている必要があるんだ。通信課程もあるけどその場合は3年以上。すぐに転職したいと考えている人にはちょっとハードルの高い職業だね。しかも、それは受験資格を得たというだけ。
そこからさらに実技試験と筆記試験に合格した人だけがその職業になれる権利を得られるわけなんだ。もちろん年齢制限はないから、今から改めて美容関連の養成施設や専門学校に入って習得するというのも可能だけど、未経験の方がいきなり美容師になるには、少なくとも2年以上はかかるということになるね。ちょっと厳しいカモね・・・。
未経験でも転職可能な美容関連の職種とは
いきなり、「未経験では厳しい！」なんてちょっと辛いこと言っちゃったね・・・。でもね、美容関連の仕事は実は未経験から始められるものの方が多いんだよ。例えばネイリスト、エステティシャン、美容部員なんかは未経験から始めている人がとっても多い職業だよ。
特に必須となっている資格もないから改めて学校に通い直す必要もないのが嬉しいね。20代前半だけでなく、20代後半や30代からでも十分に転職が可能な仕事なんだよ。だいたい募集要項を見ていると、「美容業界の職務経験がある方は歓迎・優遇」と書いてあるだけで必須と書いてあるケースは稀。「未経験者歓迎と」記載されているケースも多くて十分にチャンスがある職業なんだ。来月にはエステティシャンとして働いているなんて事も十分可能カモよ。
エステティシャンならなれるカモ！？
ここでは未経験から始められるものとして、多くのニーズがあるエステティシャンを取り上げてみるよ。エステティシャンといえば大手の企業がいくつもあるね。TBC、銀座カラー、ミュゼプラチナム、エルセーヌ、Jエステ、スリムビューティーハウスなんかが有名だね。みんな、こういう所の求人要項を見たことがある？
大体のところが「未経験可」と書いてあるはずだよ。資格を必要としないから誰でもチャンスがあるというわけさ！未経験でも心配は要らないよ。入社後すぐにお客さんの相手をするわけではないからね。入社すると、必ずどこかの施設に新人さんは集まって集団で研修を行うケースが多いよ。
そこではエステティシャンとしての心構えを身につけるための知識や教養を勉強するよ。ハンドメイクの技術や脱毛の技術、それぞれエステティシャンとして働くための技術を学んでそれにプラスして、接客マナーを学んでホスピタリティを上げる特訓を受けることになるよ。
ここで実践的な経験を積めるから現場に立っていきなり新しいことをやるというわけではないから安心！もちろん、各エステサロンによっては閉店後に先輩にアドバイスをもらったり、技術の習得のレッスンを受けたりするケースもあるけどね。これはエステティシャンに限らずネイルサロンなどでも同じだよ。未経験でも研修を経て、技術の習得さえ出来れば働くことが出来る職業だよ。
お金の方はどうなの？
未経験からでも転職が可能な職業ということは理解できたね。ただ、それとは別に、「ぶっちゃけいくらぐらいもらえるの？」と思っている人もいるカモ。正社員のエステティシャンとして働く場合は月給20万円前後が相場となっているよ。大卒の初任給ぐらいだからあんまり高くないなと思っている人もいるカモ・・・。
でも、知識と経験がモノをいう職業だから昇給も十分に期待できるよ。また、歩合制を取り入れている職場もあるので基本給にプラスしてインセンティブで5万円や8万円などがプラスされて結果的に月収30万円ほどもらっているエステティシャンも全く珍しくないよ。
そういった意味では、やりがいがある仕事カモ。ただ、インセンティブだと「勧誘とかが苦手だから自信がないな」という人もいるカモしれないね。中にはミュゼのように歩合制を取り入れていない企業もあるから全てがインセンティブの職場というわけではないからそこは心配しなくて大丈夫だよ！
また、個人のノルマではなく店舗全体のノルマとしているところもあるから、スタッフと協力する体制が整っていて安心感のある現場も数多くあるよ。30歳前後になると平均年収が400万円ぐらいのケースもあるから決して悪くはないね。
以上、未経験からでも始められる美容業界について紹介してきたよ。全く別の仕事から美容業界に飛び込んだという人も数多くいるから安心だね。「去年までアパレルの店員を勤めていた」なんて人もいたりして、自分と同じ境遇の人もいるカモね。
未経験歓迎のリスクを考えよう
どの業界であっても、未経験で入社する場合は、入社後に多くの試練が待っていると考えた方が良いと思うんだ。特に、美容業界のような技術も必要になって来る場合は、本当に大変なはず。企業によっては、専門の研修施設を設けて、そこで数か月学習させるケースもあるみたいなんだけど、この研修を含めて、未経験の場合はリスクをしっかりと把握する事が大事なんだ。
ある企業では、仕事で使う研修費用は会社で負担してもらえるらしいけど、既定の勤務年数より前に退職してしまうと、その研修費用を返金させられるなんて事があるらしいんだ。
その金額も、数百万という額になるっていわれているから、一度入ってしまったら、中々辞める事が出来ないって考えておかないと、今後の生活が大きく変化してしまうカモ知れない。
もちろん、こういう会社ばかりではないけど、未経験歓迎を謳っている会社は、多かれ少なかれ、人が集まり難い厳しい環境である事は間違いないと思う。仕事として美容業界を未経験で目指す場合は、その会社の情報をしっかりと集めてから行動しようね。
学校に通うのも一つの手カモ
全ての人が出来る訳ではないけど、もし時間やお金に余裕があるのであれば、転職前に希望業界の事を学べる学校へ通うのも一つの手カモ知れないよ。美容業界の場合、学校に入れば、高い技術と知識、接客のマナーなどを学習できるし、採用されやすくなる有利な資格も手に入るから、未経験ではなく転職活動をする事ができるはず。
もちろん、学校ごとに就職率や資格の取得率は違うから、より高い実績を誇る学校を調べて、勉強してからの転職もこの厳しい時代にはアリじゃないかな。特に美容業界は、専門の知識もそうだし、接客マナーも必要になるから、これまで人と接する仕事に就いた事がない人にとっては、それだけでストレスになってしまう事が多いと思う。
そのストレスを防ぐ意味でも、未経験者であれば学校へ通って準備万端にしてからの転職が、希望の仕事に就くためにおすすめ出来る方法の一つなんだよね。
未経験なら、面接では関心の高さをアピールしよう
中途採用は、基本的には既に実績や経験のある人を採用して、即戦力として働いてもらう事を目的にしているんだよ。その中で、環境の良い企業に未経験で入ろうと思ったら、兎に角自分がいかに業界に関心があるかをアピールするのが重要になってくるんだ。
美容業界であれば、新しい技術はもちろん、伸びている会社や流行のアイテムなど、美容に関する知識をまずは蓄えるておく必要があるはず。それだけじゃなくて、お客さんの美容の悩みに対して、どう対処するかをイメージしておくのもポイントになってくるよ。
[box_h]また、技術ももちろんだけど、お客さんとコミュニケーションが上手じゃないと、仕事を任せてもらえないよね。より多くの仕事を任せてもらえるため、美容業界の面接では、コミュニケーション力が重視させる傾向にあるから、そこのアピールもしっかりしておくのが重要カモね。内定を貰うまでは厳しい道のりだと思うけど、誰よりも業界に関心が高い事をアピールすれば、結果は必ずついてくるからね。[/box_h]
