解析ツールやチャットボットを製作・提供するユーザーローカル。
ユーザーローカルへの転職を前向きに考えている方は、
「どうやったらユーザーローカルに転職できるの?」
「中途で入社した場合の年収はいくらくらいなの?」
と調べても調べても明確な情報がない中で、転職するのに尻込みしてしまっているという方もいるはずです。
そこで今回は、
- ユーザーローカルの企業情報・事業内容
- 将来性やこれまでの業績推移
- ユーザーローカルの年収や平均年収推移
- ユーザーローカルが求めている人材・人物像
- ユーザーローカルへの転職成功率を上げるコツ
について紹介します。
この記事を読むことで、あなたがユーザーローカルに転職した方がよいのかどうかがわかるようになるので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
ユーザーローカルとは
専門家以外でも簡単に操作・解析ができるデータ分析ツールの開発を手がけ、「データが目に見えること」を重視した事業を展開しているユーザーローカル。
その取り組みはウェブサイトやSNSが一般化された現代において様々な企業の役に立つものです。
そんな「データ分析の今後」を担う事業を行っているユーザーローカルの企業情報や事業内容などを詳しく紹介していきます。
ユーザーローカルの企業情報
ユーザーローカルの会社概要は以下のとおりです。
社名 | 株式会社ユーザーローカル |
---|---|
英語表記 | User Local, Inc. |
事業内容 |
|
事業所 所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎2丁目11番1号 4階 |
代表者 | 代表取締役 伊藤将雄 |
主要取引企業 |
|
ユーザーローカルの事業内容
人工知能によるビッグデータ解析技術の開発をベースに、企業向けのデータ解析システムを提供しています。
ビッグデータ解析することにより、
- 企業のマーケティングを支援するシステムやツール
- Webマーケティング支援ツール
- ソーシャルメディア解析ツール
- メディア解析ツール
- 人工知能チャットボット
などを開発・提供するサービスが主力商品となっています。
現在、大手IT企業や電機メーカー、飲料メーカーなど1000社以上の企業と、首相官邸や総務省のような公的機関で同社のシステムが採用されています。
ユーザーローカルのビジョンとバリュー
ユーザーローカルは持続的な会社の成長と発展を遂げるために、ビジョン(経営理念)と5つのバリュー(行動規範)を掲げています。
それぞれ詳しく紹介します。
1. ユーザーはつねに正しい
インターネットのような変化が早い環境では、ユーザーに近い視点での正しい意思決定が重要。先入観を捨てて、ユーザーの行動を観察し、今の世の中にあったサービスを出していく。
2. 長期的発展
持続的な発展にむけて、短期的な利益を追わず、長期的に多くの顧客に届けるローコストオペレーションと仕組み化を徹底。
3. 規律と遊び
好きなことを楽しむ遊びゴコロを大切にし、個々人の可能性を超えて成長する。
4. One for all
個々人が高い能力をもつプロフェッショナルであることはもちろんだが、その力を部署の垣根を超え、1つのチームとして集結させることで、より高い価値を提供する。
5. ポジティブドリブン
当社の主要業務であるデータ分析をしていると批判しがちになるが、インプットもアウトプットもポジティブに取り組む。環境変化などをポジティブに捉え、常に変化していくことを止めない。
ユーザーローカルの業績推移
ユーザーローカルの2012年期から2021年期までの業績推移を下の表にまとめました。
決算期 | 売上 | 営業利益 |
---|---|---|
2012.06 | 1億5700万円 | - |
2013.06 | 2億1700万円 | - |
2014.06 | 3億4800万円 | - |
2015.06 | 5億2000万円 | 2億1500万円 |
2016.06 | 7億8300万円 | 3億2600万円 |
2017.06 | 9億6600万円 | 3億8400万円 |
2018.06 | 10億9900万円 | 4億6600万円 |
2019.06 | 13億3300万円 | 5億2900万円 |
2020.06 | 16億6700万円 | 6億8700万円 |
2021.06 | 20億8800万円 | 8億5400万円 |
これまで毎期ごとに増収増益基調が続いているのはすごいことですね。
会社の規模自体はそこまで大きくありませんが、着実に成長しているのがわかります。
ユーザーローカルの年収はどれくらい?
有価証券報告書を見ると、ユーザーローカルの平均年収は556万円となっています(2021年6月30日現在)。
平均年齢は28.1歳ということを考えれば、高い年収です。
また平均勤続年数は3.5年程度ですが、2007年設立ということを考えれば勤続年数に関してはなんとも言えないでしょう。
ただ勤続年数が短い社員に対しても高い年収を与えているということなので、そういう点は転職者にとってはありがたいかもしれません。
ユーザーローカルの平均年収推移
下の図はユーザーローカルにおける2017年度から2021年度までの5期分の平均年収の推移を表したグラフです。
平均年収は530万円から600万円弱の範囲で推移しています。
若くて伸びしろのある会社なので、このまま業績が右肩上がりで伸びていけば、平均年収も上がっていくことが考えられます。
ユーザーローカルにはどんな人材が必要とされているの?
ユーザーローカルは、とても積極性が高い企業です。
会社の始まりが「ウェブサイトは作りっぱなしでは面白くない」という考えがそもそもの発端でした。
そこには「積極的に利用者のことを知らなければならない」という想いを感じ取ることができます。
ツイッターのチャットボット開発など、新しい事業に手を伸ばしていく貪欲な姿勢こそが、ユーザーローカルの必要とする人材を物語っているのではないでしょうか。
ユーザーローカルの採用活動と募集職種にはどんなものがある?
新卒採用と中途採用の二種類を行い、中途採用は「技術者採用」と「営業採用」とに分かれています。
特に変わった採用活動は行われていませんが、新卒・中途にかかわらず積極的に採用活動が行われているようです。
公式サイト上で恒常的に募集を行っていて、転職者は気軽に応募できるようになっています。
募集職種は以下のようになります。
- 法人営業
- アプリケーションエンジニア
- SRE/インフラエンジニア
- 研究開発エンジニア
以上の職種に関して多彩な福利厚生を用意し、人材確保を行っています。
自分の好きな仕事をして楽しみたい、若い人材におすすめ
パソコンやスマートフォンが一人一台という単位にまで普及した現代社会の中で、ツイッターなどのソーシャルメディアのデータ収集・分析は多くの企業に課せられた課題です。
そのツールやインフラを整えることが、ユーザーローカルの仕事。
そういった仕事にやりがいを感じ、「楽しい」「好きだ」と感じられる若い人材にとって、この会社は絶好の会社と言えるのではないでしょうか。
ユーザーローカルの福利厚生
書籍購入補助やストックオプション制度、5万円までのウェアラブル手当や近隣住宅手当など変わった福利厚生も多いです。
ウェアラブル手当に関して特に説明がありませんが、恐らくウェアラブル端末の購入補助ではないでしょうか。
若い人材を積極的に採用し、成長を促すために福利厚生は惜しまない教育に力を入れた社風が採用ページ全体から感じ取れます。
ユーザーローカルが心掛ける仕事環境への配慮
こうした人材に対しては「快適な仕事環境やチャンス」を与えることをユーザーローカルは惜しみません。
仕事を積極的に楽しむには、そう感じられる余裕が生まれるほど快適で使いやすいオフィス環境が重要と考えているようです。
そのためユーザーローカルは、2016年にオフィスの移転を行い、環境を整えました。
セミナールームの改善
広く開放感のある防音のセミナールームには、台形のデスクを置いて、グループワーク時などの利便性を高めています。
執務室の改善
執務室はオープンになっていて役員や部署間での連携を取りやすく、社内全体がとてもフラットで、どんな立場の人でも意見をしやすい風通りの良さも感じられる。
以上のようなオフィス環境の改善が、ユーザーローカルの語る「仕事を積極的に楽しむ」ということに繋がってくるのでしょう。
ユーザーローカルの口コミ・評判
最初に解析ツールベンダーのユーザーローカルについて、口コミをみていきましょう。
解析ツールをリリースしている企業なので安定感のある印象を受けますが、社内では常に変革を求められます。
ただ、自分で成長するにはうってつけの環境に感じている方も多い企業です。
ユーザーローカルへの転職難易度
ユーザーローカルへの転職難易度は、比較的優しいといえるでしょう。
その理由として次の3つを挙げます。
- 成長分野で常に技術者を求めている
- 企業自体が成長段階であり、外部のノウハウを必要としている
- 競争にさらされているので有能な人材を募集している
解析ツールは国内だけでなく、海外の企業の参入もある分野です。
そのため、常に新しい技術や成長が求められており、それを支える人材を欲しています。
そういった意味で、実力や実績があれば、ユーザーローカルへの転職もスムーズに行くことでしょう。
ユーザーローカルへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
ユーザーローカルへの転職成功率をアップさせる唯一の方法は、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは、ユーザーローカルのシークレット求人を持っている可能性があることや、ユーザーローカルに特化した採用対策をサポートしてくれます。
面接や職務経歴書の対応についても支援が得られるので、一人でユーザーローカルの採用を受けるより有利です。
入社後もユーザーローカルと待遇の代行交渉をしてくれる点も頼もしいサービスです。
ユーザーローカルへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選
ユーザーローカルへの転職に強いおすすめ転職エージェントは以下4つです。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
上記の転職エージェントをおすすめする理由や各社の特徴・利用方法について詳しく見ていきましょう。
1.リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は転職を考えいる方にまず1番にオススメしたい転職エージェントです。
業界最大手でとにかく求人数が多いので、選択肢が広がり、より自分に合った職種・企業を探すことができます。
たくさんの企業に挑戦できるのも魅力的です。
転職活動のサポートには少し不安があるため、手厚いサポートに定評のある「doda」や「パソナキャリア」と併用しながら利用するのがオススメです。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
2.doda
「doda」は、パーソナルキャリアが運営している国内では大手の転職エージェントのひとつです。
求人案件を取り扱っている量、質とも多く、転職活動の手助けとなるサポート体制も万全なので、利用しやすい転職エージェントになっています。
さらに、自分から希望に沿った求人案件を見つけるのではなく、求人企業から自分を見つけ出してくれるスカウトメールが活発なところもdodaの特徴でもあります。
初めて転職する人には、必ず登録してほしい転職エージェントです。
doda公式サイト:http://doda.jp/
3.パソナキャリア
「パソナキャリア」は、初めての転職に不安がある方に特におすすめです。
まずは専任アドバイザーがキャリアカウンセリングを行います。
転職希望者のキャリアアップや自己実現を実現するために、悩みを丁寧にヒアリングし、採用動向の情報提供や面接対策などのアドバイス等を行います。
また、業界・企業の内情に詳しい専門のコンサルタントが転職活動を強力にサポート。
実際に利用した多くの方からからも「親身にサポートしてくれる体制がすごい」と評価されています。
求人数では業界最大手の「リクルートエージェント」や「doda」よりは少ないですが、手厚いサポートとフォロー体制で高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaをメインで利用し、パソナキャリアをサブ利用して併用すると効率的に転職活動を進められるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/
4.JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴は、国内大手企業や外資系企業などのハイクラス、グローバルな求人に強いことです。
JACリクルートメントでは企業ごとに担当者を置いており、企業文化や戦略などリアルな情報を持っており、これらの情報を聞くことができます。
また、求人のなかには他の転職エージェントが持っていないような好待遇の案件もあり、案件の質が他の転職エージェントと比較し高いことで知られています。
JACリクルートメントは管理職や専門職のハイクラス転職を検討している人に適した転職エージェントです。
JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
まとめ
ユーザーローカルの企業情報や事業内容、平均年収、中途で求められる人材などについて詳しく解説しました。
最後にもう一度、ユーザーローカルへ転職するにあたって抑えておくべき情報をおさらいすると
- 業績は増収増益が続いていて好調
- 平均年収は業界平均よりも高い
- 成長分野での技術者を常に募集している
- 良質な仕事環境とチャンスに恵まれているが結果も求められる
の4つが挙げられます。
「ユーザーローカルの成長に自分も関わりたい」
「チャレンジングな環境に身を置きたい」
そんな方は、このページで紹介したユーザーローカルへの転職に強いエージェントに2、3登録してみて転職活動をしてみましょう。
そうすれば、転職成功率を上げつつ効率のよい転職ができるようになるはずです。