株式会社オークネットは中古車オークションやその周辺分野に関する事業を幅広く手掛けている成長企業です。
「オークネットに転職すると年収はどれくらいになるの?」
「オークネットはどんな人材を求めているの?」
とオークネットの内部情報について詳しく知りたい方も多いはずです。
今回は、オークネットの平均年収や求められている人材、口コミ・評判、転職する方法について詳しく紹介をしていきます。
この記事を読むことで、あなたがオークネットへ転職するべきかどうかが分かるようになります。
ぜひご自身の状況と比べ合わせながら読んでみてくださいね。
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オークネットの企業情報
ここでは、オークネットが成長してきた経緯や沿革といった企業情報について紹介していきます。
オークネットについてもっと深く知りたいという方は、ぜひチェックしましょう。
オークネットと業界の成り立ち
オークションと聞くと、ヤフオクを代表とした個人向けインターネットオークションを思い浮かべる人が多いと思います。
このようなインターネットを介したオークションを全世界に先駆けて開始した会社が、オークネットです。
電子的なオークションは、1985年に「TVオークション」という形で開始され、それがどんどん発展し、現在のような形に進化しています。
オークネットの事業内容
世界初の中古車TVオークションから事業をスタートさせたオークネットは、レーザーディスク、衛星通信やインターネットなど新しい情報流通サービスを提供してきました。
そして現在では中古バイクや中古PC、ブランド品のオークションなどにも事業内容を拡大しています。
- ITオークション・流通ビジネス
- 中古車事業
- モーターサイクル事業
- アグリ事業
- ブランド事業
- デジタル機器事業
- 医療機器事業
- 検査・評価ビジネス
- 業界ネットワークビジネス
- ITプラットフォーム提供ビジネス
- BPOサポートビジネス
- フィナンシャルビジネス
オークネットの質の高いサービスを支えているのは、
- 運営ノウハウ
- 最適なシステム
- 情報の信頼性
という三つの柱です。
この三つの柱をもとに常に最先端を進み、お客様のニーズを満たし、世界中の人々が安心して取引ができるようなネット流通サービスを提供していけるというのがオークネットの強みとなっています。
オークネットの沿革
オークネットは、1984年3月に設立されました。
おおまかな沿革は次のとおりです。
年月 | 沿革 |
---|---|
1985年6月 | 中古車(四輪)TVオークション開始 |
1989年8月 | 衛星通信(JC-SAT)中古車TVオークションを開始 |
1993年6月 | 中古車(二輪)TVオークション開始 |
2000年5月 | 東京証券取引所市場第一部に上場 |
2006年5月 | 二輪オークション業界初のインターネットオークション開始 |
2006年9月 | 仕入れ・小売・業販・買取のポータルサイト「AucNeoStation」サービス開始 |
2007年7月 | 中古車情報サイト「オークネット.jp」開始 |
2008年7月 | 「中古車TVオークション」、「ライブオークション」がインターネットオークションへ完全移行 |
2008年10月 | MBOにより戦略的非上場化 |
2011年9月 | 査定システム「AucPro touch」をリリース |
2014年3月 | 共有在庫市場 大型トラックの流通開始 |
2016年3月 | バイク販売総合支援サイト「バイクの窓口」開始 |
2017年3月 | 東京証券取引所市場第一部に上場 |
2018年8月 | 四輪事業査定登録アプリ「サテロク プレミアム」を開始 |
2018年10月 | 医療情報動画配信サービス「iryoo.com」を開始 |
2019年3月 | 物件情報プラットフォーム「Tenant Book(テナント ブック)」開始 |
2020年8月 | 歯科承継マッチングサービス「D-Transit」開始 |
以降、花や医療機器のオークション、2008年10月には自動車メーカーなどと業務提携などを行うMBOにより戦略的非上場化しました。
そして2017年3月には、東京証券取引所市場第一部(現・東京証券取引所プライム市場)に再び上場となりました。
オークネットの平均年収推移
オークネットの年収は、最新の有価証券報告書のデータによりますと、740万4,000円と公表されています。
オークネットの従業員の平均年齢は41.0歳とのことです。
直近5年間の平均年収推移は以下のグラフのとおりになります。
年月 | 平均年収 |
---|---|
2016年12月末 | 752万4,000円 |
2017年12月末 | 777万7,000円 |
2018年12月末 | 745万3,000円 |
2019年12月末 | 721万4,000円 |
2020年12月末 | 740万4,000円 |
オークネットの公式ホームページに記載されている新卒給与を見ると、2016年4月実績(大学卒/大学院卒)の月給が20万8,000円となっています。
年収に換算しますと、300万円から350万円くらいになるかと思います。
新卒時の平均年収は、全国的にも平均的な金額となっています。
したがって勤続年数が長くなり、管理職などのような役職となると大幅に給料がアップするものと推測することができます。
ちなみにオークネットの平均勤続年数は他の新興企業と比べて長く「11.3年」です。
参照:有価証券報告書 | IRライブラリー | 投資家情報 -オークネット
オークションや中古車市場の現状
オークション市場に関しては、スマートフォンで参加することができるフリーマーケット、大手インターネットサイトのオークションが非常に活気づいており、大きな市場となっています。
一方オークネットがもともと取り組んでいる中古車の市場に関しては、非常に活気があります。
一時、原油高によるガソリン価格高騰により、自動車離れが加速した時期がありましたが、そのような状況はすでに解消されています。
年収の増加が見込むことができないため、特に若い世代の新車購入の伸びはすくないですが、その反面中古車を購入している若い世代が多いという事実があります。
さらに日本の中古車は、東南アジアやロシア、東欧諸国、南米、アフリカなどでも人気があり、それらの国の業者がオークションを利用して、積極的に購入しています。
その大きな要因としては、一般的に自動車は走行距離が10万キロメートルを越えると、故障が増えるといわれており、買い替えの対象となります。
しかし日本車の場合、10万キロメートルを越えたとしても、ほんの少しのメンテナンスをするだけで、十分に走行が可能であるため、海外で特に人気があるようです。
オークネットが求めている人材とは
オークネットの公式ホームページを見ますと、求めている人材として、次の記載があります。
参照:新卒採用情報|オークネット
- 当社のビジネススキームに共感できる
- 常に様々なことに情報のアンテナを張っている
- 何かに一途に取組んだ経験がある
- 人とは違う、面白経験をしてきた
- チャレンジ精神旺盛で物怖じしない
入社してから「自分のやりたかったことと違う」ということを理由にして、入社後1年程度で退職する人も多いですが、そのようなことが起こらないように、オークネットでは求める人材を明確しているようです。
また選考方法、「人物重視の選考のため全て個人面接を行う」ということが明確にされています。
このことから考えると、求めている人材としては次の人だと推測します。
- オークネットのビジョンを理解している人
- 簡単にあきらめない人
- いろいろな方策を試しながら最後までやりきることができる人
以上のような人材を求めていると言えるでしょう。
オークネットの口コミ・評判
オークネットに転職するときに気になるのが、実際の社内の評判です。
ネットで調べたところ次のような口コミや評判が見られました。
営業に関しては、最初のステップが電話であるため、ある程度の話術は必要と思いますが、数をこなすと身についてきます。
IT系職種だと夜間対応なども多い。
無駄な残業がないのでプライベートも充実できます。
有給休暇は積極的に取得するような働きかけもあり、働く立場としてすごくメリットを感じます。
若手でも意見を出せる空気感を大事にしようとしているのでやりがいになります。
ただ相談することはできますが、大前提としては会社の意思に動いているため、個人の意見が採用されるケースはそれほど多くないように思います。
いろんな業務にチャレンジしたい人にとっては知識が広がって良いかもしれないが、1つの業務を極めたい人にはデメリットかも。
さまざまな工夫をして働きやすい環境作りに取り組んでいるのは好印象です。
ただ締め日や納期が近いと、部署によっては仕事量に偏りが出てしまうようです。
職歴や年齢にとらわれない風土は、自由で風通しが良い企業と言えます。
オークネットへの転職難易度
オークネットの就職難易度は難しいことはありません。
売り上げも順調に上げてきているので、これからも事業は拡大していくでしょう。
そのため即戦力や自主性のある人材の確保には積極的です。
ですから、チャンスがあればあきらめずに挑戦することがおすすめです。
また口コミでは採用面接もおだやかな雰囲気の中の会話形式なので、自分の意見を伝えることができます。
このタイミングでしっかりとアピールできれば、採用の確率もアップします。
ただ新卒採用は毎年行っているようですが、中途採用は常時ではないのでタイミングをおさえることが肝心です。
情報を逃がさないことが大切になってきます。
オークネットへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
採用は常時ではないため、情報の把握がカギになってきます。
そこで成功を手にするためにも、転職エージェントの利用が大きな強みになってきます。
転職エージェントは非公開の求人も扱っています。
公に募集を出す募集人数ではないとき、転職エージェントだけに求人を依頼するケースもあります。
オークネットもそのときどきで求人の方法を最適なものと考えているので、転職エージェントに登録しておいて損はありません。
また、転職の面接の傾向なども知り尽くしているので、練習やをすることも可能です。
心構えがあるとないとでは大きく違ってきますから、事前に情報を知っていることはプラスになるでしょう。
専門家の情報網を活用して、心にゆとりを持って採用試験に挑みましょう。
また、採用後の調整や交渉も代行してもらえるのも手間がかかりません。
オークネットへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選
オークネットへの転職を考えている人に最適な転職エージェントが4つあります。
- doda
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
上記の転職エージェントの中から、複数に登録しておくと転職成功率がアップします。
その理由やこれらの転職エージェントのおすすめポイントについて紹介します。
1.doda
『doda』は、最近CMでもよく見かける国内大手の転職エージェントです。
持っている案件数が他のエージェントよりも格段に多いです。
非公開も含めた求人数は業界トップクラスで、業界の状況をよく知っているキャリアアドバイザーが担当し、企業とのマッチング力が高いと評判。
採用に向けた、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポート力も素晴らしいので、他の転職エージェントと一緒に登録しておいた方が良いでしょう。
doda公式サイト:http://doda.jp/
2.リクルートエージェント
国内最大手の総合転職エージェントといえば、『リクルートエージェント』です。
案件総数・内定決定数ともにナンバーワン。
第二新卒向けの求人案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーから支持を集めています。
多数の方が今をときめく成長企業に転職することが可能というのが実績から見てわかります。
リクルートエージェントの強みとして
・企業から信頼を得ている事による非公開求人の獲得数が多い
というのが挙げられます。
リクルートエージェントをメインの転職エージェントとして登録し、他のエージェントを補完的に利用する使い方がおすすめです。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
3.パソナキャリア
「転職に慣れていないから、相談しながら進めていけるエージェントを知りたい」
という方にオススメなのが「パソナキャリア」です。
なぜなら、パソナキャリアを実際に利用した転職者から
・履歴書の書き方、面接の練習といったフォローがありがたかった
といった高評価の口コミが多数あるためです。
弱みを強いて挙げるなら業界大手の『リクルートエージェント』や『doda』よりも求人数が劣っている点です。
そのため「パソナキャリア」で手厚いサポートを受けつつ、求人の多いリクルートエージェント・dodaのどちらかに登録して併用すると、上手に転職活動を進められるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/
4.JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系・国内グローバル企業の最前線の求人案件の取扱いに定評のある転職エージェントです。
ハイキャリア案件に関しては質・量・サービス面のすべてにおいて業界最高水準であるといえます。
特にグローバル展開の事業成長を担う役職や特定分野に深いIT技術系人材の求人が豊富です。
アドバイザーの提案力の評判も良く、希望求人以外であっても幅広く質を損なわない優良求人を紹介してくれると高い評価を受けています。
従ってご自身のキャリアやスキルの強みのある方は、JACリクルートメントへの登録を強くおすすめします。
JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
まとめ
以上オークネットの年収や求められている人材、口コミ・評判などを紹介しました。
オークネットでは、とりあえずたくさんの人材を集めようという会社ではないことがわかりました。
「オークネットの事業に惹かれた」
「本当にオークネットで働きたい」
このような考えを持っている人は、この記事を参考に一度オークネットの門をたたいてみてはどうでしょうか。