SBSホールディングス(SBSグループ)への転職・就職を検討している方の中には
「中途で入社しても実力を発揮できる職場なのだろうか…」
「転職した場合、年収はいくらくらいなの?」
と不安を感じている方もいるはずです。
そこで今回は、
- SBSホールディングスの会社事情や事業内容
- 平均年収とその推移
- 求めてられている人材や人物像
- 社員の口コミ・評判
- SBSホールディングスへの上手な転職方法
について詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたがSBSホールディングスで働くのに適しているのかがわかるようになるので、ぜひチェックしてみてください。
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SBSホールディングスとは
1987年に「即日配送」のシステムを提供する無二の会社として創業されて以来、その革新的なシステムを用いて物流業界をけん引してきた一部上場企業です。
常に新しい技術の研究とチャレンジを続けながら市場のニーズをいち早くキャッチし、様々な付加価値を提供してきました。
物流拠点の展開にも積極的であり、他社にない拠点開発と3PL事業の融合を続けています。
現在は、食品、アパレル、日用雑貨など広範囲な取り扱い、個人宅配や常温、チルド、冷凍の温度帯別管理など対応するジャンルも様々となっています。
国内には15のグループを持ち、海外にも展開しているSBSホールディングスは、今後も新たな拡大を続けていくことでしょう。
SBSホールディングスの企業情報
SBSホールディングスの会社概要は下表のとおりです。
社名 | SBSホールディングス株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役 鎌田 正彦 |
設立 | 昭和62年12月16日 |
資本金 | 39億20百万円 |
売上高 | 4,034億85百万円(2021年12月期 グループ連結実績) |
所在地 |
〒160-6125 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階 |
SBSホールディングスの従業員数
SBSホールディングスの連結会社の事業セグメントごとの従業員数(2020年12月31日現在)をまとめたのでご参照ください。
事業セグメント | 従業員数 |
---|---|
物流事業 | 9,285人(11,857人) |
不動産事業 | 13人(1人) |
その他事業 | 198人(221人) |
全社 | 246人(19人) |
合計 | 9,742人(12,098人) |
※( )内は臨時従業員の年間平均人員
SBSホールディングスの事業内容
SBSホールディングスでは、企業間における原材料、商品、製品などの輸送と配送をおこなっています。
そしてそれに伴う保管や包装、流通管理や情報管理なども事業として幅広く展開しています。
SBSホールディングスが行う輸送方法としてはトラック輸送と鉄道輸送などがあり、トラックは3千台を所有しているため全国をカバーできるようになっています。
鉄道輸送は長距離の輸送に使われ、鉄道コンテナによって環境に優しい輸送が実現されています。
その他にも低温物流といって、食品専門の輸送サービスもあります。
物流という経済活動に必要不可欠な事業をお客様が安心できるように、なおかつ迅速に輸送・配送できるというのがSBSホールディングスの大きな強みとなっています。
SBSホールディングスの経営理念
SBSホールディングスの経営理念には、ステークホルダー全ての事を考えるようになっています。
企業理念から以下の文章を一部抜粋してみます。
われわれの提案するサービスによって、お客様に喜ばれ、株主に喜ばれ、そして社員の幸せにつながる会社を目指す。
企業の永遠の繁栄は、人を大事にすることにある。みなが生き生きと働くことが繁栄をもたらす。
社会的責任なくして企業の発展はあり得ない。社会と共に生き、人々に喜ばれ、広く内外社会の発展に貢献する。
参照:SBSホールディングス/経営理念
お客様だけでなく株主、そして社員が幸せになることを目指しています。
そして7つの行動基準によってグループ社員を含めて同じ目的を持つようにしています。
- 公正で透明性のある企業活動
- コーポレート・ガバナンスの推進
- 安全の確保
- 環境問題に気を配り、社会貢献に努める
- お客様第一主義
- 法令・規程の遵守
- 働きがいのある職場づくり
これらの行動指針を常に意識し続けることで、SBSホールディングスとしての個性を出し、社会とお客様、そして社員が幸せになることを目指しています。
そんなSBSホールディングスの年収はどうなっているのでしょうか?
SBSホールディングスでの年収はどれくらい
SBSホールディングスが有価証券報告書で公表している平均年収は、634万4,434円となっています。
平均年齢が44.7歳で、東証一部上場企業としては平均的な年収額となります。
ただし、物流業界の平均年収は460万円程度なので、それを考えると200万円近くも高い水準だと言えます。
SBSホールディングスの平均年収推移
以下のグラフは直近10年間におけるSBSホールディングスの平均年収推移を表したものです。
620万円から680万円の範囲で横ばい推移しています。
売上を見ると、2011年度の1,211億4,800万円から2020年度の2,571億9,200万円と倍増していることを考えると少し年収の伸び率は寂しい気もします。
しかしながら、2021年度には前年比56%増の4,000億円を超える売上を計上しているので、今後も好業績が続けば自ずと平均年収も上がっていくと推測されます。
SBSホールディングスが求めている人材とは?
SBSホールディングスでは、重要な社会インフラのひとつである物流が担う責務や期待を一丸となって応えることを使命としています。
そのためこの会社に入社することで、どのように社会貢献ができるかを考えられる人材が求められています。
以下のトップメッセージをみてください。
SBSグループは、重要な社会インフラのひとつである物流が担う責務や期待に一丸となって応えることを使命といたします。
そのために生産性向上と先進技術の活用に努め、自らの進化を通じて物流を改革してまいります。
私たちは、スローガン「For Your Dreams」のもと、「こうありたい、こうなりたい」という人々の夢をつなぎ、豊かな社会づくりに貢献し、お客様から選ばれ続ける企業グループをめざしてまいります。
生産現場からお客様の手元に届くまで、一連のプロセスを考えてベストなソリューションを提供することがSBSホールディングスには求められているのです。
社会では情報化が進み、インフラ環境は常に進化を続けています。
その中で物流がその変化に対応できなければ、人々が豊かになることが見込めるでしょう。
Aという地点からBという地点にモノを運ぶことだけ見ていては、物流の本質をつかむことはできません。
物流と聞くとモノで人をつないでいるように感じるかもしれませんが、実際には人と人とをつないでいるのです。
そして常に新しいことにチャレンジをして、最適な案を追求することに妥協を許さない人材が、将来SBSホールディングスで活躍をすることができるのです。
SBSホールディングスで行っている採用活動
SBSホールディングス本体では、現在採用活動を行っていません。
SBSホールディングスは、国内に15のグループ会社を持ち、現在は11の企業にて採用活動を行っています。
例えば、貨物自動車運送事業や倉庫業などを請け負っているSBSロジコムでは、運転ドライバーからから倉庫内作業を実施する社員を募集しています。
同じように品質管理に定評のあるSBSフレックでも、同様の運転ドライバーや倉庫内作業を実施する人を募集しています。
SBSホールディングスの方針は全グループ企業に根付いており、どの企業で働いても基本的に目指すべきところは同じです。
eコマース支援をメインとしたマーケティング企業であるマーケティングパートナー株式会社でも、SBSホールディングスの思いを受け継いでいます。
SBSホールディングスのグループで働く場合は、各企業が持っている特徴を知ること、また勤務地や勤務条件をよく確認して応募するようにするといいでしょう。
物流ソリューションを体験したい人におすすめ
eコマースのインフラがこれからも充実していく日本において、物流に求められる業務はこれからも幅広く展開されていくことが予想されます。
世間のニーズをキャッチし、新しい物流ソリューションにチャレンジしたい人にSBSホールディングスはおすすめです。
SBSホールディングスの口コミ・評判
SBSホールディングスをネットで調べたところ、次のような口コミや評判が見られました。
この手の業界では珍しいのでは。
でも福利厚生はきちんとしているので、割と楽に生活できます。
と言うよりも、有給をきちんと使おうという社風になってきたので、すごくいい感じ。
テストもあります。
それはいいんですが、社員同士の交換会みたいなものは、無いですね。
結果が出ればちゃんと評価してくれるようになった。
給与に関しては、ちょっと低めという口コミが目立ちます。
ただ福利厚生は、整っていますね。
社風については賛否両論あり、これは過渡期に差し掛かっているためと見ていいでしょう。
SBSホールディングスへの転職難易度
SBSホールディングスのホームページには、採用情報が載っています。
中途採用についても、記載がありますね。
しかし非常に数が少なく、希望の職種につけるかとなると、なかなか難しいと言うしかありません。
公開されている求人情報だけの場合、転職はかなり難易度が高いと言っていいでしょう。
SBSホールディングスへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
公開されている求人情報が少ないので、狙うべきは非公開求人です。
ただ非公開求人は、個人では探すことが出来ないのが問題ですね。
なので転職エージェントに依頼してみましょう。
転職エージェントは非公開の求人も多く抱えているので、SBSホールディングスのような公開求人の少ない会社の場合、たいへん役立ってくれます。
またノウハウがあるので、転職用の履歴書の書き方なども、サポートしてくれるのが強みです。
SBSホールディングスへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選
SBSホールディングスへの転職を成功させたいという方におすすめの転職エージェントは次の4つです。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
上記した転職エージェントの中から2、3社に登録しておくと転職成功率が上がります。
その理由についてや転職エージェントごとのおすすめポイントを紹介していきますので、内容をチェックしてみてください。
1.リクルートエージェント
転職エージェントはたくさんありますが、特に『リクルートエージェント』は転職支援実績No.1の強みがあるため外せません。
どの業界・職種においても求人数が豊富で、トップクラスを誇っているのです。
そのため利用者も多く、
「他では見つけられない求人があった」
「求人数が豊富で、選択肢を広げて探すことができた」
「多くの企業に挑戦する機会を得られた」
という口コミがたくさんあります。
しかし、残念ながらサービスの質には差があります。
なのでさらに転職活動を上手く進めるには、『doda』や『パソナキャリア』など他のエージェントと併用するのが良いでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
2.doda
『doda』は人材関連サービスの大手であるパーソルキャリアが運営する日本最大級の転職エージェントです。
業界トップクラスの求人案件数を保有し、そのうち80~90%は非公開求人です。
そのため、doda経由でしか応募することができない好条件の求人もあるため登録しておいて損はありません。
また、dodaは転職者の希望だけではなく、不安に感じていることなども根気よくしっかり聞いてくれるため面談やカウンセリングがとても丁寧なエージェントだと言われています。
合わせて、履歴書や職務経歴書の内容確認・添削や面接対策といった実践的なサポートも充実しているため安心して転職活動を進めることができると評判です。
転職者にとって良いキャリアアドバイザーと出会えるかどうかは非常に重要です。
他のエージェントの担当者がいまいちだった場合に備え、dodaに登録しておくことをおすすめします。
doda公式サイト:http://doda.jp/
3.パソナキャリア
パソナキャリアでは多くのサポートが受けられることが評判になっています。
求人の紹介はもちろんのこと、面接対策、給与交渉までサポートしてもらうことができます。
キャリアカウンセリングはWebでも電話でも可能になっているのも魅力的です。
パソナキャリアよりも多くの求人を扱っているところは他にもありますが、顧客満足度調査で一位を獲得したりと満足できる転職をしている人が多いのは確かです。
パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/
4.JACリクルートメント
JACリクルートメントは、30代から50代のミドル世代を主にターゲットとした転職エージェントです。
外資系企業や国内大手企業など、他では見ることができない目を惹く求人が数多く集まっており、企業ごとに担当者がいるため、企業文化や風土、事業戦略などをしっかりと把握した上での対策やサポートを行なってくれるので、賢く転職活動を進めることができます。
管理職や専門職のハイクラス転職など、今よりもレベルアップしたいと考えている方向けの転職エージェントです。
JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
まとめ
いかがでしたか?
今回はSBSホールディングスの基本情報や年収、評判、転職方法について紹介しました。
最後にもう一度、SBSホールディングスについての要点をおさらいすると、
- 業績は好調で事業の見通しも明るい
- 平均年収の悪くない水準だが伸びしろはまだある
- 将来性の高い物流事業に携わりたい方には最適な会社
- 福利厚生は手厚いが職場間の交流が少なくドライに感じることもある
の4つが挙げられます。
「SBSホールディングスに転職して実力を存分に発揮したい」
という方は、この記事を参考にして転職準備を始めてみてくださいね。