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シェアリングテクノロジーの年収や求められている人物像、評判や口コミ、転職するコツをプロの視点で解説

シェアリングテクノロジーの年収情報

「シェアリングテクノロジーに中途で転職する方法はあるのだろうか?」
「入社したら年収はいくらくらいになるんだろう?」

と転職しようと前向きに検討していても、気になる点がどんどん出てくることってありますよね。

そこで今回は、

  • シェアリングテクノロジーの企業情報
  • シェアリングテクノロジーの業績推移や事業内容
  • 年収情報や平均年収の推移
  • 求められている人材・人物像
  • 転職を成功させるコツ

などを紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたがシェアリングテクノロジーに転職するべき人材なのかどうかがわかるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

シェアリングテクノロジーとは

東証グロース市場に上場しているシェアリングテクノロジーは、名古屋に本社を置くベンチャー企業です。

創業者である引字圭祐氏は、2006年の大学在学中にシェアリングテクノロジーを立ち上げました。

当時は、アロマ製品の輸入・販売をするECサイトなどを運営しており、やがて不動産ネットワークを利用した光回線の代理店事業を行っていました。

起業当時から、世の中のためになるサービスを模索しており、やがて今の主力サービスである「生活110番」が立ちあがりました。

シェアリングテクノロジーは、WEB分野における様々な企業活動を通じて、サービスを求める側と提供する側をうまく結びつける“マッチングテクノロジー”を開発して参りました。

ユーザーのニーズの詳細、サービス提供者の特質とポテンシャル、マッチング結果といったあらゆる情報をデータ化し、自動で解析し、マッチング精度を高めて運用に反映させる、オートマティックな“マッチングテクノロジーシステム”として確立することに成功しています。

今後も“マッチングテクノロジー”を成長させ続けることでライフサービスに革新を起こします。”
参照:企業理念

シャアテクノロジーの企業理念は、「求める人と提供する人を結びつけるマッチングサービスを高度なテクノロジーで成熟・進化させ、世の中に貢献して参ります。」となっています。

まさに生活110番は、企業理念に沿ったサービスと言えます。

日常生活の中には、お困りごとがたくさん存在しています。

そして、お困りごとに対応できる企業や業者もたくさんあります。

しかし、困っている人が自ら企業や業者を探すのは大変でした。

そこで、生活110番というプラットフォームを通して、困っている人と企業・業者をマッチングさせようと生まれたのが生活110番のサービスです。

そんなシェアテクノロジーの企業情報や事業内容はどうなっているのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

シェアリングテクノロジーの企業情報

以下の表はシェアリングテクノロジーの会社概要です。

会社名 シェアリングテクノロジー株式会社
本社 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
代表者 代表取締役 CEO 森吉 寛裕
取締役 植田 栄作
取締役 片山 善隆
取締役(社内) 監査等委員 原田 千秋
取締役(社外) 監査等委員 淺井 啓雄
取締役(社外) 監査等委員 善利 友一
資本金 13億806万円 ※2022年3月末現在
従業員数 229名(内アルバイト・パート58名)※2022年3月末現在

シェアリングテクノロジーの事業内容

シェアリングテクノロジーはどのような事業を展開しているのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

マッチングサービスの構築

日々の暮らしの中で生じた「生活関連の困り事」を抱える人と、それを解決する専門分野に特化した業者とをマッチングさせるサービスである「生活110番」などのサイト運営が主たる事業内容です。

マッチングシステムの「Mover」と呼ばれるものを展開し、スケジュール管理機能とGPS機能の効果的な複合システムで、生活の困りごとに迅速に応えるプラットフォームの構築を行っています。
シェアリングテクノロジーの事業内容

生活関連問題の情報発信

害虫駆除や雨漏り、鍵修理や庭木の剪定などの特定のライフ関連サービスの情報発信を主とするサイト運営も行っています。

シェアリングテクノロジーの業績推移

シェアリングテクノロジーの2018年期から2021年期までの4期分の業績推移は以下の表のとおりです。

決算期 売上高 営業利益 最収益
2018.09 47億2700万円 5億3500万円 6億9700万円
2019.09 79億700万円 -4億3200万円 -5億5900万円
2020.09 39億8700万円 3億6400万円 -11億8100万円
2021.09 35億3100万円 -11億3000万円 -11億1900万円

直近に11億円を超える大きな赤字を計上しているは、本業の「生活の困りごと事業」に集中するための資産整理の一環で、子会社売却を進めて損失を出したことによるものです。

本業に集中することで、今後のV字回復ができるのか注目されます。

シェアテクノロジーでの年収はどれくらいなの?

シェアリングテクノロジーが有価証券報告書で公表している平均年収は、370万1,000円となっています(2021年9月30日現在)。
シェアテクの平均年収

上場している企業としては、年収が物足りない気もしますが、平均年齢は29.3歳と若い会社であり、事業の拡大が続いて業績も付いてくれば、将来的な年収アップを期待できます。

シェアリングテクノロジーの平均年収推移

以下はシェアリングテクノロジーにおける2017年度から5期分の平均年収推移を表したグラフになります。
シェアリングテクノロジーの平均年収推移

少しずつベースは上がっているものの、400万円には届かない状態で推移しています。

決算で大きめの赤字額を計上する期がある限りは、人件費を上げる訳にはいかないはずなので、すぐに平均年収が上昇していくということにはならなそうです。

業績が改善され、増収増益基調が続かない限りは大幅な年収アップは期待できないでしょう。

シェアリングテクノロジーが求めている人材・人物像

これからも急成長を続けるシェアリングテクノロジーでは、前職の無いようにこだわっていません。

これから頑張りたいと思う熱意がある人であれば、経験が無くても活躍できる風土となっています。

20代で役員を務めている人もおり、ベンチャー企業で成功したいと思っている野望を叶えることができるでしょう。

また、社員の声をしっかりと聞き、経営に近いところで仕事ができるのも特徴の1つです。

福利厚生がしっかりしているため、仕事以外の不安を感じることがなく、やりたいことに一生懸命になれます。

若い社員が多いため、経験が浅い人でも相談しやすく、ともに切磋琢磨することでキャリアアップを望めるでしょう。

多くのステークホルダーの方々に支えていただき、今の当社がございます。

その「感謝の意」を念頭に、当社の基本理念「高品質のマッチングで社会に貢献する」に基づき全社員が行動・実践し社会的責任を果たすことが、企業のサステナビリティ向上の根幹であると考え、公正な事業慣行を通じて社会に信頼される企業を目指しています。
参照:CSR活動 || SHARINGTECHNOLOGY INC.

シェアリングテクノロジーは、社会から認められる安心した企業を目指しています。

組織運営や情報管理にも各種規定やマニュアルを定め、広く信頼を得られることを目的にしています。

平均年齢が20代の若い会社だからこそ、誰からも疑われない安定した企業活動が必要であることを理解しています。

楽をしたいとか、手を抜いて仕事をしたいという人にはシェアリングテクノロジーは合わないと言えます。

環境保全への取り組みもしており、オフィスの省電力化やエコ製品の積極的な活用、ペーパーレスといった取り組みに力を入れています。

自治体とも環境を通してコミュニケーションを取っており、環境保全活動へ積極的な取り組みを行っています。

生活110番では、困ったユーザーを助ける事を目的にしています。

顧客に満足してもらえないサービスでは意味がありません。

そのため、顧客満足度の向上は常に意識しており、社会全体が満足をするようにシェアリングテクノロジーが支えてく理念を持っています。

シェアリングテクノロジーで働くのであれば、顧客が何を求めているのかを意識したサービスが必要となります。

シェアリングテクノロジーで行っている採用活動

シェアリングテクノロジーでは、若くてもやる気のある社員を求めています。

現在募集している職種は、「コネクト」「マーケティング」「管理」の3つの職種となっています。

「コネクト」は進化するウェブサービスを支える職種で、お客様からの対応から伝わりやすいWEBサービスの運営までを賄います。

お客様に近いところで仕事をしたいと思っている人に合った職種となります。

「マーケティング」は、WEBサイトの運営から集客活動、WEBマーケティングまでを実施しています。

新しい企画にチャレンジしやすいのもメリットです。

「管理」は、急成長しているシェアリングテクノロジーを裏で支える職種です。

常に新しい活動をする企業において、社員の満足度向上を考え、働きやすい環境づくりをしていきます。

ベンチャー企業で成長したい人におすすめ

今後も急成長していくことが約束されているシェアリングテクノロジーは、ベンチャー企業で自分も成長していきたいと考えている人にピッタリの企業です。

個人の成長が会社の成長につながり、最終的には社会の役に立つことができる、とてもやりがいのある企業といえるでしょう。

シェアリングテクノロジーの福利厚生

シェアリングテクノロジーは、福利厚生がしっかりしている企業であり、様々な制度を設けています。

例えば、誕生月に与えられるバースデー休暇や産休育休休暇が充実、時短勤務も可能となっています。

結婚して子供を産んだ後も活躍できるフィールドが用意されています。

他にも昼食手当制度があり、給与明細と一緒にお食事チケットが配られています。

昼食代を浮かすことができれば、収入と同じ効果を得ることができます。

シェアリングテクノロジーの口コミ・評判

シェアリングテクノロジーへの転職を成功させるためには、実際に働いたことのある人の口コミ情報のチェックも忘れることはできません。

以下が社員や元社員による口コミ・評判です。

社員や元社員の評判・口コミ
  • 組織全体的に風通しがよくコミュニケーションが取りやすい
  • 体調が悪いときに早退や遅刻をしても、まわりがあたたかくカバーしてくれる
  • 宿泊施設の割引やレストランなど飲食店のチケットなど、充実した福利厚生
  • タイピングに自信がある、人との会話のキャッチボールが得意な人にとって、うってつけの職場環境
  • 顧客への説明をして、ありがとうと言われることがあるのがうれしい
  • コールセンターでの電話受付の仕事は、やりがいを感じている

風通しの良さは仕事をするうえでも大切な要素です。

また何かあったときにも皆がフォローしあえる環境も人気のある理由になっています。

シェアリングテクノロジーへの転職難易度

現代を駆け抜ける人達からのニーズにも応えるシェアリングテクノロジー、転職難易度としては職種により異なりますが、大変厳しいというわけでもありません。

転職難易度はそれほど高いわけではなく、チャンスをつかみやすいのはいくつかの理由があります。

  1. 募集をかけている職種の数が複数あるためチャレンジをしやすい
  2. 特に女性が得意とする人と話すことがメインの、カスタマーサポートは多数の人材が必要
  3. エンジニアやデザイナーなど、特殊なスキルを持つ有能な人材を求めている

以上のような理由で転職するチャンスは大いにあるといえます。

シェアリングテクノロジーへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

自分自身での努力も大切ではありますが、何かを頼ってみるのも良い方法です。

シェアリングテクノロジーへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法として、転職エージェントに登録をしてサポートしてもらうことができます。

希望の職種や収入面、休日なども含めて、理想に合った求人を紹介してもらえますし、非公開求人があるのも大きな魅力です。

シェアリングテクノロジーへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

シェアリングテクノロジーへの転職に強いおすすめ転職エージェントは以下4つになります。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

これらの転職エージェントの中から複数へ登録して転職活動を進めると成功確率がアップします。

その理由や各社の強みについて詳しく解説していくので、ぜひチェックしてみてください。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
転職支援実績No.1の転職エージェントといえば、リクルートエージェントです。

さまざまな業界や職種において求人数が多く、業界トップクラスとも言えます。

そのため転職を考えるなら、まずはこの転職エージェントに必ず登録しておくべきです。

利用者も多いため、

「他の転職エージェントでは見つけられないような求人があった」
「職種の幅が広いので、選択肢も広がった」
「求人がたくさんあり、色々な企業に挑戦することができた」といった声が上げられています。

しかし、サービスの質に関してはアドバイザーによって差があるようです。

「少しドライなサポートに感じた」という声もあるので、他のdodaエージェントやマイナビエージェントなどと併用するのが良いでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
パーソルキャリアが運営する dodaは、国内大手の転職エージェントです。

業界トップクラスの求人案件数を有しているのはもちろんのこと、提案力も高いため、担当者の当たり外れといった差が少ないと言われています。

実践的なサポート体制も整っているため、職務経歴書や面接対策も素晴らしいと利用者からも高く評価されています。

もしも、他のエージェント担当と合わなかった時のためにも、必ず登録しておくと良いでしょう。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
充実し他転職活動のサポート体制を誇る転職エージェントといえば、『パソナキャリア』が業界でもトップクラスのレベルだと言えます。

求人数自体は、他の大手転職エージェントに比べると少ないというような声もありますが、その分転職先の数を絞って質の良いものや、サポートに手を回していると言えます。

転職サイトは数が多くなると、どうしてもサポート体制というのが後回しになりがちです。

数をこなして収益を得ないといけないので、どうしてもエージェント側も数の処理をしないといけないからです。

ですが、『パソナキャリア』は書類関係の細かい添削や、面接対策もバッチリサポート出来る態勢に力を入れているから、複数のユーザーからのサポート体制の好評かを得られています。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
JACリクルートメントは企業ごとに担当者がいるのが特徴の一つであり、リアルな情報を聞くことができます。

外資系企業や国内大手企業を始めとしたハイクラスでありグローバルな求人が豊富にある転職エージェントとなっています。

専門職や管理職などハイクラスな転職を希望している人にぴったりであり、実際に利用した人の評判も高く登録から利用まで無料になっているので気軽に当落することができる転職エージェントです。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、シェアリングテクノロジーの企業情報や現状、業績推移、平均年収、中途入社するのに求められる人材などを紹介しました。

最後にもう一度、シェアリングテクノロジーへ転職するにあたってインプットしておくべき情報をまとめると

  1. まだ収益基盤が不安定で業績は芳しくない
  2. 上場企業にしては平均年収が高くない
  3. 若手でも活躍できる環境が揃っている

の3つが挙げられます。

「シェアリングテクノロジーで自分の実力を思う存分発揮したい」
「会社も自分も成長できる環境で働きたい」

という方は、このページでおすすめしたシェアリングテクノロジーの転職に強いエージェント2、3社に登録してみて転職活動をしてみましょう。

そうすれば、効率的に転職を進められ、おのずと転職成功率もアップさせることができるはずです。