人に歴史ありと言いますが、芸能人にも歴史があります。
華々しい舞台で活躍する芸能人にも、意外な歴史があるものです。
普段は明るく笑いを取る芸人さんが実は真面目なサラリーマンだったり、型破りな俳優さんが実はお堅い職業をしていたり……
転職をしようと思い立ったとき、自然と「また同じ職業にしよう」と考えていませんか?
同じ職業への転職で自分の希望が叶えられるならそれでも良いかもしれませんが、中には職種を変えないと叶えられない希望もあるはずです。
そこで「異業種なんて無理だよな」「選択肢なんてないよな」と考える必要はありません。
「ええ、そんな仕事から芸能人に!?」と驚くような職歴を持った人もいます。
職を転々としていた有名人や、イメージと結びつかない仕事をしていた有名人もたくさんいます。
有名人でなくとも、未来の可能性は無限に広がっています。
それを証明すべく、有名人の意外な職歴を数名紹介しましょう。
意外な職歴のある芸能人ランキング6選
当サイトの編集部が独自に芸能人の職歴をリサーチし、過去にどんな職業を経て芸能人として活躍されているのかを調査し、集計結果をランキングにしてみました。
調査方法:クラウドワークスを用いて「意外な職歴のある芸能人の中で一番驚いたのは誰?」というインターネットリサーチを実施(※有効回答者数:10~50代の男女426名 複数回答あり)。
6位【竹内力さんは元銀行員】ミナミの帝王の演技は、実体験?
強面俳優としてお馴染みの竹内力さんですが、映画の公開直前イベントで意外な職歴を明かしました。
銀行員
本人曰く、一切勉強せず高卒で推薦入社したとのことです。
入社したのは、大阪の都市銀行で今で言うところの三菱UFJ。
もしかして……と思った方もいるかもしれませんが、『ミナミの帝王』は大阪の都銀での経験を活かして演技をしたそうです。
当時、銀行で竹内力さんは文字通り『ミナミの帝王』だったのかもしれませんね。
思わず契約しちゃうかもしれません。
あっ、竹内力さんって昔は爽やかイケメンだったんですよね、ついつい今のイメージで銀行員だった姿を思い出しちゃいます。
5位【バナナマン設楽統さんは鉄道会社勤務】 その頃から芸人だった
お笑い芸人のバナナマン設楽統さんの職歴は、なんと『西武鉄道の駅員さん』!
地元・秩父の観光事業にかかわるために入社したらしく、真っ直ぐな地元愛が感じられますよね。
もしかしたら、観光事業で一旗あげた未来もあったのかもしれませんが、結果お笑いで一旗あげたわけです。
駅員
一方、相方の日村さんは高校3年生でお笑いの世界に入ったそう。
お笑い一直線というわけですね。
テレビでは、おちゃらけているイメージがありますが、実はコンビ二人揃って、とても真っ直ぐな人なのかもしれません。
ただ、アナウンスでこっそりとギャグを織り交ぜるというお茶目な一面も見られます。
やっぱり、根っからの芸人さんなんです。
それにしても、設楽さんのアナウンスのギャグ聞いてみたいですね。
4位【トレンディエンジェル・斎藤司さんは元楽天社員】英語ペラペラ? 実は超エリートだった
「斎藤さんだぞ」で一世を風靡した、トレンディエンジェルの斎藤司さんも、意外な職歴を持っています。
楽天社員
テレビのイメージからは、全く想像できませんよね。
しかも、その中でも「営業職」だったようです。
楽天の営業職は狭き門でしょうから、本当にエリートなんですね。
楽天は、社内での会話が英語オンリーなので、斎藤さんも常に英語を話していたんでしょう。
「斎藤さんだぞ」ではなく「I’m Saito.」だったのかもしれませんね。
本当に、人は見かけによらないものです。
そう思うと、少し笑えないですね。
3位【タモリさんの波乱万丈な職歴】職を転々と……
以前までお昼の顔だった「タモリさん」の職歴は、とても波乱万丈です。
最初は生命保険の外交員をしていたのですが、その後は旅行会社に就職。
そしてボウリング場でマネージャーをしたり、喫茶店のマスターをしたり……。
とにかく職を転々としていたようです。
保険外交員
保険の外交員のイメージは無いですが、喫茶店のマスターは似合いそうですよね。
渋い顔をしながら、苦いながらも酸味のあるおいしいコーヒーを出してくれそうです。
カウンター越しのトークも苦く酸味のあるものだったのでしょうね。
『笑っていいとも!』内のテレフォンショッキングで、人の話を聞いていたみたいに、カウンター越しに客の話を聞いていたのかもしれません。
2位【役所広司さん役所勤め】お役所から実力派俳優への華麗なる転身
役所広司さんは、俳優養成所入所当時、役所勤めをしていたそうですよ。
それが由来で、役所広司という名前になったとか。
役所勤め
『役所勤めの役所さん』ということです。
ドラマのタイトルみたいですよね。
ただ、芸名には「広く役をもらえるように」という意味もあるそうです。
確かに、シリアスな役からコメディな役まで、いろんな役をしてますよね。
CMでもよく見かけますし、名は体を表すとはこのことです。役所勤めの役も、もしかしたらあるのではないでしょうか?
当時の職種が芸名に直結し、それが広く知られるようになったということですが、案外同じような人は多いのかもしれません。
1位【壇蜜さんの芸名に隠された、意外な職歴】
壇蜜さんも、役所さんと同じように「職歴が芸名の由来」となっている芸能人のひとりです。
壇蜜さんは、デビュー前銀座のホステスさんなどの仕事をしていました。
これはイメージピッタリ!
こんなホステスがいたら通いつめるという人も多いのではないでしょうか。
人気が高かったに違いありませんね。
一体どれくらい稼いでいたのかと、下世話な想像をしてしまいそうになります。
葬儀会社
ただ、壇蜜さんの職歴は多岐に渡っているようです。
その中には「葬儀会社」なんていうものも。
そう、「壇蜜」という下名は仏教用語から取った名前なんですね。
壇蜜さんと葬儀会社のイメージは、なかなか結びつかないかもしれません。これこそ、人に歴史あり、ですよね。
異業種への転職・転身を果たした芸能人ランキング12選
ここでは、芸能人から異業種への転職や転身を果たした芸能人をリサーチし、現在の活動内容で驚いた方をランキング形式で紹介していきます。
調査方法:クラウドワークスを用いて「芸能人から異業種への転身で一番驚いたのは誰?」というインターネットリサーチを実施(有効回答者数:10~50代の男女363名 複数回答あり)。
それでは見ていきましょう。
12位 山本彩加さん NMB48⇒看護師
山本彩加さんは、2016年にNMB48第5期生のオーディションに合格し、選抜メンバーとなり、2020年のシングルではセンターに選出される程の人気メンバーでした。
ですが、その年の12月に看護師を目指すためNMB卒業と芸能界引退宣言を行いました。
看護師を目指したきっかけとして、コロナ禍で看護師として働く姉の影響があったそうです。
2021年3月に卒業コンサートを行い、4月から看護学校に通っているようです。
2022年現在、2年生になっていると思われます。
11位 ジミー大西さん 芸人⇒画家
その破天荒な言動や行動からイジラレキャラとしてのイメージが定着しているジミー大西ですが、実は個展を開くほど画家としての才能があるようです。
一番の特徴はカラフルで大胆な色使いで、その絵からは弾けるようなエネルギッシュな感じがします。
絵のインスピレーションをもらうために若い頃にスペインまで旅をしたり、実はかなり本格的な作画活動に取り組んでいるのでした。
10位 松尾陽介さん 芸人(ザブングル)⇒会社経営
お笑いコンビ・ザブングルのツッコミ担当として知られていた松尾陽介さんですが、現在は会社経営をしているようです。
株式会社OMATSURIという会社名で、企業のマーケティング支援をメインの事業としておこなっています。
さらにお笑い芸人のセカンドキャリアについての相談に乗ったりするなど、自身が元お笑い芸人だという経験をしっかり活用しているようです。
9位 一色紗英さん タレント・女優⇒デザイナー・アパレル経営
タレントや女優として活躍していた一色紗英さんですが、今ではarchi(アーキ)というアパレルブランドのディレクターとして活動しています。
三人の子供を育てながらアパレル経営もしているということで、多忙な生活を送っているようです。
archiの服に関しては女性からの評価も高いため、これからさらに売れていくことが予想されます。
8位 エドはるみさん 芸人⇒慶應学生
エンタの神様からピン芸人として大ブレイクしたエドはるみさんですが、芸人を辞めてからは慶應義塾大学大学院のシステムデザイン・マネジメント研究科に入り、修士課程を修得したようです。
タレントと研究者としての二足のわらじを履いて活動していくことを発表しており、今後もエドはるみさんのマルチな活動に期待ができそうです。
7位 菊間千乃さん フジテレビアナウンサー⇒弁護士
「めざましテレビ」や「発掘!あるある大事典」などにアナウンサーとして出演したこともある菊間千乃さん。
現在は弁護士として働いてます。
最初に法律を勉強したきっかけはあくまでもアナウンサーとしての仕事に役立てるためだと考えていたようなのですが、勉強をしていくうちに弁護士への道に進もうという覚悟が芽生えたと言います。
そして2度目の司法試験で合格し、無事に弁護士への転身を果たしました。
6位 おさる(モンキッキー)さん 芸人⇒書家
モンキッキーへの改名でも知られるおさる。
現在は芸名をおさるに戻し、2008年からは宇都鬼(ウッキー)という書家名で活躍する書家活動をスタート。
書道の腕前は本物で書展での入選など輝かしい実績を積み重ねています。
テレビでは見かけることがなくなりましたが、書道パフォーマンスや企業の看板製作など書道家としての仕事は順調なようです。
5位 片岡鶴太郎さん 芸人⇒画家・ヨガ実践家
片岡鶴太郎は、80年代辺りにモノマネ芸人として多くの人を笑顔にしてきました。
そんな彼が今では画家やヨガ実践家として活動の幅を広げています。
特にヨガに力を入れすぎて体重が65キロから40キロ代まで落ちたり、内蔵を自由にコントロールできるようになったり、もはやプロの領域まで達しているようです。
ヨガに関する書籍なども出しているほど本格的にのめりこんでいるようです。
4位 岩佐真悠子さん タレント・女優⇒介護職
岩佐真悠子さんといえば、「ミスマガジン2003」でグランプリを受賞してから芸能界デビューを果たし、タレントや女優として活動してきました。
そんな岩佐真悠子さんですが、2020年10月に自身のインスタグラムにて、タレントから介護職へ転身することを発表しました。
前から介護の世界に興味があり、人のためになるような仕事をしてみたいと考えていたそうです。
3位 香田晋さん 歌手⇒僧侶
紅白歌合戦にも出場したことがある、人気演歌歌手として知られていた香田晋さんは、現在僧侶となっているようです。
きっかけは介護をしていた義理の母の死で、お経を読んであげるところまで見届けたいのが理由でした。
さらに香田晋さんは僧侶だけではなく書家としても活動しているため、表現者としての才能をしっかり発揮できているようです。
2位 森且行さん SMAP⇒オートレーサー
森且行さんは、SMAPの初期メンバーとして活動していたことがあり、現在はオートレーサーをしています。
しかし2021年のレース中の事故により骨盤を骨折してしまったことから、2022年5月現在は休養中です。
本人はいち早い復帰を望んでいるため、またオートーレーサーとしてみんなに夢を与える姿が見れる時がくるかもしれません。
1位 水嶋ヒロさん 俳優⇒小説家
「仮面ライダーカブト」や「メイちゃんの執事」などに出演し、イケメン俳優として人気を集めていた水嶋ヒロさん。
俳優から小説家への転身をしました。処女作の『KAGEROU』は100万部以上の売り上げを突破し、その文学的な才能が多くの人から認知されました。
演技もこなし、小説もかけるというまさにマルチタレントと言えるのではないでしょうか。
まとめ:未来は人それぞれ、意外と思える道もある
芸能人の意外な職歴を紹介してきました。
それぞれ色んな職歴があって、調べているだけでも面白いですよね。
ただ、芸能人の意外な職歴を紹介する中で伝えたいことは、結局ひとつなんです。
芸能人に色んな職歴があるように、あなた自身の未来にも、色んな選択肢があります。
今の仕事を続ける選択、転職する選択。
転職先の選択肢は、それこそ無数に広がっています。
「この仕事からこの仕事は無理」と言う人もいますが、絶対に不可能ということはありません。
自分が何をしたいのか、自分は何者になりたいのかを大切にしましょう。