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人生のターニングポイント転職と起業どっちが向いている?

夢か現実か、どちらを重視するかが重要なポイント

日本は少し前まで終身雇用で年功序列のシステムが機能していましたよね。しかし最近では欧米諸国と一緒で、能力主義が重視されています。

このため、一回入社すればずっと同じ会社で定年まで働くという価値観が絶対的ではなくなってきています。チャンスがあれば、職を変えるという人も増えていますよね。

現在勤めている会社を辞めようと思っている人は、大きく2種類の選択肢があります。1つはほかの会社に転職することです。

そしてもう1つは、自分の会社を作って起業するという選択肢です。日本の労働市場もかなり流動化しているので、転職でも起業でもだいぶやりやすくなっていることでしょう。

転職すべきか起業すべきかで迷っている人は、まず自分がなぜ会社を辞めようと思っているのかを、しっかりと考え直してみましょう。

夢やスキルアップは起業

会社を辞めたいと思っている人の中には、何か成し遂げたい夢のある人もいるのではないでしょうか。何かビジョンを持って、自分の仕事の結果世界をどのように変えたいのか、人々にどのようなものを提供したいのかという明確な気持ちを持っている人は、起業することをオススメします。

このような人は、ビジョンを成し遂げるためならばどんないやな仕事でも進んで引き受ける傾向があります。どういった仕事をするかではなく、何をするかに重きを置いている人は経営者向きといわれているのです。

会社を辞めようと思っている人の中には、スキルアップしたいからという人もいるでしょう。スキルアップできるのであれば、どのようなこともいとわない人はいませんか?

勉強会でもオープンソースでも、たとえ業務時間外でも積極的に参加できるような人は、職人の気質のある人かもしれません

このような人は、どのような仕事をするかに重きを置きがちです。このため、先ほど紹介したビジョンを持っている人と組んで起業すると、成功する可能性が高いでしょう。お互いの持っていないところを補えるので、相乗効果が高く期待できるかもしれません。

しかも両者には共通する考え方もあります。それは夢や職のためであれば、業務の枠を超えて仕事することもいとわないところです。このようなコンビで仕事を始めて、成功している事例は世界中にあるのです。

待遇重視の人は転職を

会社を辞めようと思っている人の中には少なからず、待遇やお金を意識している人もいるはずです。このような人は、転職をした方が成功する可能性は高いでしょう。

このタイプは、仕事そのものが人生の中では大きなモチベーションではないのかもしれません。むしろ家族や趣味といったことの方を重視する傾向があります。仕事は、家族や趣味を充実するための手段ととらえる向きがあるのでしょう。

出世をして、よりよい給料や待遇が保証されれば、家族や趣味にもプラスに働きますよね。また仕事そのものには家族や趣味ほどの関心は高くないので、大きな組織の中で与えられた役割を遂行するのに適しています。

もちろん仕事に関して多少の希望はあるかもしれないですが、人事異動が通知されれば会社の意向に従うはずです。

このようなタイプに自分が当てはまると思っているのであれば、起業しても失敗するリスクは大きいです。

リスクを冒しても大きなお金は欲しくない、安定した収入が得られればそれでいいと思っているのであれば、企業ではなく転職をした方がいいと思います。

よく転職活動したけれども、転職先が見つからないから起業するという人がいます。このような考え方は決してオススメできません。

いままで紹介したように、なぜ仕事を辞めたいのか、なぜ仕事を変えたいのかという根本的な考えに基づいて、今後の進路を決めましょう。

最後に転職と起業のメリットデメリットをまとめてみました。会社を辞めたいと思っている人は、参考にしてみてくださいね。

メリット デメリット
起業 ・自分のやりたいことができる
・実力があればいくらでも稼げる
・勤務時間を自由に設定でき、自分のペースで仕事ができる
・定年がないのでいくつになっても仕事が可能
・失敗した場合にはすべてが自己責任というリスク
・会社という社会的信用を失ってしまう
・退職金がもらえなくなってしまう
転職 ・会社の庇護のもとで仕事をするので安定した給料が手に入る
・社会保障のしっかりした会社に入れば老後などの生活も安心できる
・基本的に会社の指示のもとで仕事をするので自由時間が少なくなる
・時には自分の望まない仕事を強いられることもあるかもしれない