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拘束時間の長い仕事を調査。あまりにも長い場合は転職を考えてみては?

空き時間などを有効に使えば快適に働ける?拘束時間の長い仕事について徹底調査

勤務時間が長くて実働8時間で終わることなんてまったくない、という会社で働いている方はいますか?

「労働時間が長すぎて異常…」
「朝から仕事して帰ってきたら23時…もう疲れた!」

と仕事の拘束時間が長いと悩んでいる方もいるはずです。

そこで今回は

  • 拘束時間が長くなる会社の特徴
  • 拘束時間が長いから辞めたいけど、これって甘えなの?
  • 拘束時間が長い会社で働いたことのある人の体験談
  • 拘束時間が長すぎる時の対処法

などについて紹介していきます。

この記事を読めば、あなたが今の会社から逃げたほうがいいのかがわかるようになるので、心当たりのある方はチェックしてみてください。

仕事の拘束時間が長いと生じる3つのリスク

法によって労働時間の上限が定められているとはいえ、現実に待機時間なども含めた拘束時間が長く、それが悩みとなっている人も多いのではないでしょうか。

そして拘束時間が長ければ当然働いているあなたにリスクも生じます。

そうした拘束時間による具体的な3つのリスクについて紹介します。

1.慢性的な睡眠不足になる

働く時間が長ければそれだけ他のことに使える時間は少なくなり、自ずとその中で睡眠時間も削られていってしまいがちです。

数字の上ではある程度の時間を取ることは可能であっても、人は理屈どおりに行動できるわけではありません。

ぼうっと何も考えない時間も時には必要ですし、また、仕事のストレスによってなかなか寝付けないといったこともあるでしょう。

そうしたことが積み重なって習慣になってしまうと、慢性的な睡眠不足となります。

2.プライベートな時間がなくなる

仕事と睡眠や食事といったこと以外で必要なものと言えば、友人や恋人と会ったり、趣味に没頭するなど、プライベートに費やすことのできる時間です。

そうしたプライベートの時間も生きるために必要という点では睡眠や食事と変わりありません。

せっかく友達が誘ってくれても断るしかなかったり、好きだった趣味の最近の事情にも疎くなってしまうのは悲しいことですよね。

時間が無いというのは、そうしたものも犠牲にすることになるのです。

3.心身ともに体調不良に陥る

時間が取れないということは、仕事によって溜まった疲れを回復させるための時間もないということです。

睡眠が十分にとれないことももちろん体に悪影響がありますし、食事も早く済ませなければならないとなれば栄養は偏ったものになりがちです。

その上でプライベートの時間も取れないとなれば、体と共に精神的にもストレスが溜まってしまい、体調不良になってしまうかもしれません。

そうしたこと続けばさらには本格的に大病を患ってしまう可能性すらあるのです。

長い拘束時間には、それだけのリスクがあると考えておくべきでしょう。

拘束時間が長くなる会社の特徴3つ

就職や転職を考えている時に「会社の拘束時間が長かったらどうしよう…」と気になって仕方がない方は多くいると思います。

そんなみなさんのために、拘束時間が長くなる会社の3つの特徴について紹介します。

1.労基法に違反しているブラック企業

そうした会社の例で最も多いのは、会社の利益のために人権を侵害するケースもある、いわゆるブラック企業です。

納期や仕事の要求レベルが、とても現実には見合っていないシステムエンジニアや、膨大な仕事量によってノルマが尋常ではなくなっているトラックの運転手などが例に挙げられます。

そうした企業は労働者の権利を守るために定められた労働基準法に違反している可能性もあります。

2.慢性的な人手不足に陥っている

先に例として挙げたトラックの運転手など、近年の大幅なネット通販の拡大によって仕事量がこれまでの許容量を大きく上回ってしまい、慢性的な人手不足に陥っている業界もあります。

市場の拡大や人件費の削減によって本来必要な人材を確保することができず、今いる人員だけで何とか回すしかないといった状態です。

仮に労基法には違反していなかったとしても、ギリギリの労働時間を改善できる見通しが無くなっている業界や企業では拘束時間が長くなってしまいます。

3.起業したてのベンチャー企業

起業したてのベンチャー企業では、まず業績が安定するまで社長を筆頭に社員全員で必死で働かなければならないといった傾向があります。

また初期投資によって資金に余裕がないことも多く、結果としてそのしわ寄せが現場の社員の労働時間にきてしまうのです。

拘束時間が長いから辞めたいけど、これって甘えなの?

一昔前の日本では、会社に奉仕して必死に働くことが美徳とされていたこともありました。

しかしその問題点が見過ごされてきた結果、過労死などの社会問題となってしまったことも事実です。

現代においては終身雇用の幻想も崩れ、会社に尽くしたからといって同じだけの見返りが得られるとは限りません。

心身を壊してしまう前に、仕事を変えることは人として当然の権利です。

決して甘えといった精神論で解決できるものではないと言えるのではないでしょうか。

【体験談】拘束時間は何時から何時までですか?空き時間の過ごし方やその仕事のよさを教えて下さい。

実働13時間。調理師の男性「いつか開放されたい」

・実働13時間(8時~23時)が常態化
・32歳/男性/年収 364万円

仕事中の休憩時間(空き時間)は何して過ごしますか?

昼の空き時間は約二時間です。

まず自転車に乗り、近場のスーパー、デパ地下の食品売り場、八百屋などに仕込みに必要な食材を買出しにいきます。

買う食材の量と立ち寄るお店の数にもよりますが、ここでの所要時間が約45分です。

一度お店に帰る前に百円のコーヒーを買って飲みます。

この一杯で夜の頑張りが変わってきます。

残りの一時間ほどは日によって違います。

個人的な用事があれば前日に紙にメモして、段取りよく最短時間でこなしていきます。

その内訳は、銀行への振込み、各役所へ書類の提出、家族で行うイベント行事の準備、図書館へ予約していた本を借りに行く、などです。

また毎日の勤めで疲労の蓄積が著しい場合は、お店の客室を借りて横になり体力の回復に務めます。

その仕事メリットを教えて下さい

拘束時間の長い仕事のメリットを考えるには、かなり心をポジティブな方向に持っていかなければなりません。

誰もが早く仕事を終え、会社から離れ、家に帰り、自分の時間を過ごしたいからです。

つまりそういう意味では、耐える気持ち、心の持続力、強い精神力というものは得られるかもしれません。

また私が体感した一番のメリットは、お金を使わなくなることです。

私の仕事の場合はお店が飲食店のため昼と夜の食事も会社から支給されます。

ギャンブルをする時間もないし、休みの日も限られているのでファッションなどにも興味を持たなくなりました。

使うとすれば、日々のコーヒー代百円くらいです。

なのでその分、家族の生活費や子供の養育費に回せたり、たまの連休には旅行に出かけたり、美味しいものを食べに行ったりできます。

この日々のお金を使う使わないは年間にすると大きく変わってくるので確実なメリットだといえます。

実働10時間。アパレル店員女性「遅めの出勤時間で、パワフルに自分の時間をうまく活用できているが…」

・実働10時間(10時半~21時半)
・39歳/女性/年収 400万

仕事中の休憩時間(空き時間)は何して過ごしますか?

1時間半の休憩が、お昼と夕方の2回に分けてあります。

そのため多くは食事と休憩に充てられています。

他のブランドがどういったファッションを出しているか、リサーチすることも大切なことなので、いろいろ見て回ったりもします。

ダイレクトメールに添える文章を書き加えたりすることもあります。

店頭では場所がなく、かけないためです。

セール時など疲労度が高い時は、クイックマッサージに助けてもらうこともあります。

立ち仕事は足がやはり痛くなるので、フットマッサージが1番多いです。

その仕事メリットを教えて下さい

私が働いている会社では、上記のような長い拘束時間のシフトの後は、大抵お昼過ぎの遅めの出勤になります。

拘束時間は長いですが、睡眠はしっかりとることができます。

午前中がまるまる自分の時間として利用することができるので、私はジムで軽くトレーニングを行い、シャワーを浴びてから出勤することもあります。

体力はジムのおかげで少しずつ、ついてきてくるものなので時間を目一杯活用することができます。

拘束時間は長いですが、一般の会社員の方の大変なラッシュにあうような、早い時間の出勤はないので、座って通勤することが可能です。

帰りは、拘束時間長く働いているため疲れはかなりあります。

ですがその帰りの時間もラッシュからずれるので、通勤疲れは比較的少ない方だと思います。

実働17~19時間(シフトにより異なる)。ホテルマン・男性「夜は試験勉強に最適」

・実働17~19時間(10時~翌9時)
・36歳/男性/年収 300~350万

仕事中の休憩時間(空き時間)は何して過ごしますか?

基本的に空き時間は、インターネットで調べものをしたり、読書をする等で時間を使っておりました。

地域差が大きいのですが、私の勤務していたビジネスホテルの夜勤フロントはチェックインやチェックアウト等の手続き業務が極めて少ないため、お客様と接する機会が日勤に比べてありません。

そのため、会社からは空き時間を自由に過ごして構わないとの許可を頂いておりましたので、昔から興味のあった分野の資格の勉強をしていた時期もありました。

その仕事メリットを教えて下さい

私の働いていたビジネスホテルの夜勤は、何かトラブルが発生した場合のお客様対応のためにフロントの奥にある事務所に控えていることが仕事でした。

拘束時間はかなり長いですが何事もなければ非常に自由な職場環境で、なおかつ表向きの実働時間分の給与は当然ながら発生しているため、他の職種に比べて割りが良い仕事だと思って勤務していました。

加えて、拘束時間が丸一日近い時間になるため、連続して勤務すると労働基準法に反してしまうことになります。

そこで、夜勤が終わった日の朝から次の日は突発的な事情が起こらない限りは休日になるのです。

他の職種であれば、大体週に5日程度の出勤が必要ですが、私は平均して3日に一度の出勤でした。

拘束時間が長い最大のメリットだと感じています。

実働10時間。塾講師・女性「塾講師はやっぱりブラック?というウワサが多いので良い面を挙げてみた」

・実働10時間(12時~23時)
・21歳/女性/年収 120万

仕事中の休憩時間(空き時間)は何して過ごしますか?

塾の事務作業(生徒の情報管理など)をするか、スマートフォンをいじっていました。

事務作業は上司が指示した時のみできたため、空き時間のほとんどは何もすることがなく時間が過ぎていくのをただひたすら待っていました。

本来ならば他の先生の手伝いなどをしたかったのですが、空き時間は無給ですので何かしようという気はおきませんでした。

また、生徒が来る前と後は必ずサービス残業があり、みんな言われるがままやっていました。

その仕事メリットを教えて下さい

最大のメリットは生徒との絆が深まることです。

私はサービス残業の多いこの仕事をどうしても好きにはなれませんし、なんとかならないのかといつも不満に思っています。

しかし、塾講師の一番の喜びは生徒の喜びの声です。

勉強に消極的な生徒が次第に私に心を開いて進んで塾に来てくれることや、分からないことを質問してくれたり他愛も無い話で盛り上がったこと、このような一連の流れを経て成績が上がったり志望校に合格したり、といった結果がついてくればこの上ない幸せを感じました。

私の塾は特に勉強が嫌いでやる気の無い生徒が多かったこともあり、自分が生徒を底辺から引き上げられる存在になれることもうれしかったです。

塾の経営には疑問が残りますが、子どもが大好きになりました。

拘束時間が長すぎる時の対処法3つ

長すぎる会社での拘束時間は、納期などの事情によって残業せざるを得ないこともありますが、あまりにも多ければ体力は削られ、ストレスも溜まり、健康を害してしまう可能性もあります。

とは言え、現実にはどう解決すればいいのかわからずに悩んでいる方も多いでしょう。

そんな時の対処法を3つ紹介します。

1.上司に相談する

まず取るべき対処法として考えられるのは、上司に相談してみることです。

雇い主が労働者に課せられる労働時間は法律によって制限されており、それを超えているようであれば会社自体が法律に抵触してしまう可能性があります。

会社としてもそれは避けたいので、真っ当な主張であれば上司もきちんと対応しなくてはなりません。

仮に法定内ではあっても、それによって作業効率が悪くなるようであれば、やはり会社にとっては損失になります。

そして、ただ相談だけで終わらないように、きちんと改善を要求しておくことも大切です。

2.労働基準監督署に相談する

上司に相談したとしても、その上司にやる気が欠けていたり、またその人自身が拘束時間の原因であることもあるので、解決とはいかない場合もあるでしょう。

そうした時には労働組合や労働基準監督署に相談してみることも一つの方法です。

労働基準監督署は企業を監督するために厚生労働省が設置している機関で、不当解雇や拘束時間などの相談に乗ってもらうことができます。

もしも悪質な場合には企業に対して注意喚起や勧告を行える権限も持っています。

労働基準監督署には職場のトラブルに関するなら何でも相談できる「総合労働相談コーナー」も儲けられているので、長時間労働にお悩みの方は、まずは最寄りの労働基準監督署に相談してみましょう。

参照:総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省

3.転職エージェントに相談する

前述の対処を行っても解決しない場合には、その会社に改善を望むことは難しいかもしれません。

そうした場合には、転職も検討してみるべきでしょう。

仕事が自分に合わず、改善もできないならば仕事自体を変えてしまうのは一つの方法です。

転職の方法にもいくつかありますが、個人で企業と交渉するのに抵抗がある場合には、転職エージェントに相談することもおすすめです。

本人が不利にならないように円満に退社できるよう促し、より自分に合った新しい会社を見つけてもらうことも可能です。

相談するのに最適な転職エージェント次の4つです。

1. リクルートエージェント

リクルートエージェント
さすがにリクルートエージェントは、業界大手であり、その信頼度も高いです。

知名度も高く、単に長年人材ビジネスを手掛けてきたからとか、よくCMを打っているから、というわけではなく、求人の質、実際に多くの人が転職に成功したという転職支援実績No.1の実績から来るものです。

極めて優秀なキャリアコンサルタントを抱えており、使う価値はあります。

「拘束時間が長すぎて悩んでいます」ということを伝えれば、あなたの希望条件に沿った転職先をドンピシャで提案してくれますよ。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2. doda

DODA(デューダ)
国内大手である「doda」は、求人数や提案力などどの要素から分析しても欠点がなく利用者から高い評価を得ています。

そして、その中でも特に好評を得ているのは、職務経歴書の書き方や面接といった転職で絶対に必要は基礎部分でのサポートです。

また、エージェントを利用する時の悩みとしてよく聞かれる担当者との相性や実力不足による不満も少ないようです。

他社の担当者がハズれた時の対策としても登録することをおススメします。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3. パソナキャリア

パソナキャリア
「パソナキャリア」ではサポート力が何より強い利点、魅力としてあります。

転職エージェントといっても転職先の紹介、情報提供だけをするわけではなく、採用面接で上手くアピールできるようにアドバイスとか履歴書や職務経歴書と言ったものの添削などもやってくれることが重要な要素としてあります。

そういったサポート面でパソナキャリアは評判が良いです。

多くの口コミからも親身なサポートがよかった、面接指導がよかったなどの声が聞かれます。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントは約12,300社の企業と実績があり、あらゆる業界、触手の高クラスな高年収求人を紹介してくれます。

求職者、転職希望者の経験やスキルを高く評価してくれる企業を紹介してくれることでしょう。

その人気は高く、より良い待遇で転職できることに期待できます。

利用者満足度90%以上であり、登録者に対するレジュメ添削や面接対策もばっちり。

高水準のグローバル求人の紹介がストロングポイントであるJACリクルートメントは活用する価値があることでしょう。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、拘束時間が長い仕事の実態や対処法などについて紹介してきました。

最後にもう一度、今勤めている会社の拘束時間が長いことによる弊害や問題解決法をおさらいすると

  1. プライベートの時間が無くなり、心身をも壊しかねない
  2. 長時間労働は違法行為だという認識を持つ
  3. 各所に長時間労働の実態を相談する

の3つが挙げられます。

「もうダメだ…今の会社から逃げないと身を滅ぼす…」
「今の会社にいても未来がないから辞めたい!」

そんな方は、ぜひこの記事を参考に退職することも一つの選択肢として検討してみてくださいね。