20代最後の年となる29歳で転職を考える人は多いと言われています。
30代を前にして、
「29歳で転職するのは遅い?」
「29歳で転職すると採用されにくいの?」
という不安も出てくるのも事実。
社会人として5年以上のキャリアを積んだ29歳は職場でどういった状況なのでしょうか。
今回は、29歳で転職を成功させるために注意すべき点は何なのかを解説していきます。
- 「マイナビエージェント」:全ての29歳におすすめ。サポート期間が長くて安心
https://mynavi-agent.jp/ - 「ビズリーチ」:ハイクラス・即戦力・キャリアアップ転職なら
https://www.bizreach.jp/ - 「ハタラクティブ」:20代の内定率が高い
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29歳で転職に挑戦するのは遅い?
結論から言うと全く遅くありません。
ここでは、その理由や29歳という年齢の転職市場でのポジションについて解説していきます。
29歳と30歳は転職の大きな分かれ道
20代最後となる29歳は転職を考えるうえでも節目の年となります。
実際には、30歳になってからだとしても、1年しか違わないので「能力に大きな違いがあるとは思えない」という人もいるのではないでしょうか。
たしかに同じ職場で働く29歳と30歳を比べても、たいした違いは感じられないでしょう。
しかし、転職活動をするうえでは大きな違いとなってしまいます。
29歳と30歳では応募できる求人に大きな差が出る
転職サイトや求人情報で29歳以下転職のような分類を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
このように年齢での分類があるということは、そこに違いがあるからですよね。
転職を受け入れる企業は、募集を行う時に職務経験や資格などの条件を設定するのと同じように年齢についても範囲を決めて募集するのが一般的です。
「少し社会人経験を積んだ人材が欲しい」と思えば、年齢の範囲としては20代後半のようになるのは頷けるのではないでしょうか。
つまり、「29歳は欲しいけど30歳は受け入れたくない」というわけではないのですが、年齢条件を設定するために、結果として30歳以上を切り、29歳までを募集する形になるのです。
ゆえに29歳と30歳では応募可能な求人案件に大きな差が出てしまいます。
即戦力としても、若手としても扱われる
年齢が高くなればなるほど、即戦力としての採用になるわけですが、29歳の場合は
「即戦力として欲しい」
「若手として伸ばしていきたい」
という企業側にとって2つの異なる面があります。
同じ29歳であっても社会人としての経験年数は人によって大きな差があるからです。
例えば、大学卒業後すぐに働き始めた人であれば社会人経験7年〜8年ですが、大学院まで出た人で浪人や留学経験がある人であれば3年〜4年と、その差は倍以上になります。
さらに就職していた企業の教育方針によってもその差は出ます。
ベンチャー企業のように従業員も少ない企業であれば、29歳でも早い段階でマネジメントの経験を積んでいることも多いです。
反対に、従業員の多い大企業では、応用の効く幅広い知識や、専門分野では即戦力となるだけの技術が身についているケースがあります。
29歳の人の募集する人材のイメージとしては…
- 社会人としての経験年数
- 即戦力となる人
- 土台が出来ていて今後の成長が見込める人
- 業界を知っていて経験がある人
といった即戦力になる可能性の高い人材が求められているというのは言うまでもありませんよね。
29歳で転職する際のデメリットとメリット
ここでは、29歳で転職する時に考えられるデメリットとメリットを紹介していきます。
転職を前向きに検討している方は、ぜひチェックしましょう。
29歳で転職する4つのデメリット
転職する事で得られるのはメリットばかりではなく以下のようなデメリットもあります。
- 求人倍率が常に高い水準にある
- 実績が薄いと転職成功確率は下がる
- 転職先が合わないとダメージが大きい
- 年収が落ちる可能性がある
では具体的に紹介します。
1.求人倍率が常に高い水準にある
29歳前後という年齢は、転職をする人が最も多いデータがあります。
29歳は、まだ20代で企業から見ると若い人材です。
20代後半から30代前半の即戦力となる人材が必要とされているとともに、転職を考える人も多く競争率が非常に激しいです。
特に優良企業への転職には、求人倍率が高くなります。
2.実績が薄いと転職成功確率は下がる
30代手前となる年齢のため、仕事で即戦力になるかどうかを判断されます。
20代前半のうちは、成長やポテンシャルといった未来の部分を見てくれますが、30代手前となると即戦力になるかを問われます。前の会社での仕事実績やキャリアが転職成功には欠かす事が出来ないポイントとなります。
3.転職先が合わないとダメージが大きい
転職が無事に出来たとしても、実際に仕事を始めてから転職先の環境や仕事が合わないと、30歳前後で仕事を辞めてしまう事になります。
退職後、また転職活動するとなると、市場価値が落ちた状態で転職しなければなりません。
年齢が上がるほど転職先の仕事が合わないというリスクが高まっていくということを念頭に入れて慎重に転職する必要があります。
4.年収が落ちる可能性がある
転職が成功して転職先での年収が下がる可能性もあります。
中でも未経験職種、初めて携わる職種に転職した場合、年収が下がる傾向が強いです。
転職したら年収アップではなく、年収が下がるというデメリットも覚悟しておく必要があります。
29歳で転職する5つのメリット
30代に入ると求人数が減少する事から、転職をするなら20代のうちがメリットが非常に多く、転職では有利になります。
転職市場で29歳前後という年齢は、市場での人気や価値も高く、以下のような5つのメリットがあります。
- 転職市場での価値が高い
- 未経験でも異業種への転職ができる
- ポテンシャル採用が期待できる
- 企業風土に馴染みやすい(自ら合わせられる)
- Uターン転職も可能
30代になる前に希望する職種や企業へ転職出来るチャンスです。
上記したメリットを具体的に見て転職のヒントに活用してくださいね。
1.転職市場での価値が高い
29歳という年齢は、以前の企業で経験や実績も積んでおり、中堅クラスの人材です。
そのため、同じ職種への転職であれば、即戦力にもなり得るため転職市場では、価値が非常に高く期待されています。
異業種への転職でも、これまでの知識や経験を評価されるなど、転職市場では29歳前後は市場価値が高いメリットがあります。
2.未経験でも異業種への転職ができる
29歳は30代になる手前でまだ20代のため、異業種へ転職、チャレンジ出来る年齢です。
20代であれば、初めて経験する職種でも求人はあるものの、30代になると求人率が一気に下がってしまいます。
自分がやりたかった仕事、夢だった仕事にチャレンジ出来る最後のチャンスと言える年齢が29歳です。
3.ポテンシャル採用が期待できる
29歳は、企業での仕事の経験や実績をある程度積んでいる年齢です。
転職した後の30代以降で、中間的な管理職やマネジメントを任せられる期待が出来るため、企業からの需要が非常に高いです。
自分自身も転職先の企業で即戦力として仕事が任せられ、自身のキャリアアップにもつながる事が出来るメリットがあります。
4.企業風土に馴染みやすい(自ら合わせられる)
29歳という年齢は、以前の企業で仕事をした経験がある程度長く、その会社の風土や文化に適応する能力も備わっています。
20代前半の転職者と比べると社会人としての経験も豊富で、転職先の職場環境や風土に自分から合わせていく事が出来ます。
企業側も安心して採用しやすいというわけです。
5.Uターン転職も可能
地元の企業や職種へのUターン転職も可能な年齢です。
キャリアアップして年収を上げたいといった事が転職の理由で無ければ、地元企業へのUターン転職も魅力があります。
29歳は、まだまだ若手で体力もあり、地元に密着した企業などからの求人も多いメリットがあります。
企業が本当に欲しくなる29歳の人材の特徴5つ
向上心なども同時に求められることが多いため、転職活動を始める前に魅力的な人材像を知っておくことも大切です。
企業側が欲しいと思っている人材の特徴として、
- 自社の業界・業種の動向に明るい
- 成長産業に詳しい
- 隣接分野・関連業界との人脈を持っている
- 前職までに目に見える実績を持っている
- リーダーシップがある
という5つの点があります。
では、これらの特徴について具体的に見ていきましょう。
1.自社の業界・業種の動向に明るい
自分が働いている業界や業種に関する知識は必須であり、先見の明があるかどうかで評価は大きく分かれます。
29歳となるとただ言われたことをこなす能力だけでなく、業界動向を見つつ業務の内容を最適化していくなど判断力も求められるためです。
将来的に必要とされるであろうスキルを自主的に取得するなど、自己投資の多さや話題の豊富さは大きな武器になります。
市場規模の変化や、転職先企業の業界のポジションなど、「なぜ自社を選んだのか?」という質問につながりやすいのも特徴です。
2.成長産業に詳しい
自分の専門分野だけでなく、成長産業に詳しい人材はそれだけ重宝される傾向があります。
成長産業は投資が行われやすく、情報に明るければお金の流れも自社に呼び込みやすくなるためです。
異業種の業務提携や資本関係によって成長する企業が存在するだけでなく、新たなサービスや商品の開発にもプラスになるケースが多いのです。
経済のトレンドを知っているというだけでも、評価が変わるため転職の前提として情報を取得するのがおすすめです。
3.隣接分野・関連業界との人脈を持っている
人脈の広さは人材の評価に大きく影響を及ぼします。
特に隣接分野や関連業界との人脈は重要で、転職先の企業とのシナジーを生み出すきっかけになることもあります。
ゼロから人脈を構築しようとすると、時間とコストがかかることが多いのもポイントです。
SNSを活用した人脈構築も有用なスキルになるため、アピールできる場合は積極的に言及するのもおすすめです。
4.前職までに目に見える実績を持っている
29歳までに明確な実績をつくれば、それだけ評価は高くなります。
業界や業種、企業体質によっては実績を作るチャンスすら少ないため、積極的に何かをして結果を残した人物であればそれだけ評価しやすくなります。
とり立てて実績がない人と比較した場合の差は歴然で、アピールする実績があればそれだけ評価が高まるのです。
実績をあげてから転職する人もいるため、キャリアアップを目指すならなおさら意識したいポイントと言えます。
5.リーダーシップがある
29歳の転職はある程度の責任を負う前提に立つことが多く、リーダーシップの有り無しでも評価が変わってきます。
現場で働く能力と、リーダーシップを発揮して指揮していく管理者としての能力は別で、後者の人材は不足する傾向にあります。
管理職や幹部候補の採用であえればなおさらリーダーシップが求められるため、意識的にアピールした方がプラスです。
また、リーダーシップの欠如が責任感の低さと受け取られる場合もあるため、注意が必要です。
企業に「こんな29歳はいらない」と思われてしまう人材の特徴4つ
ここでは企業が絶対に採用したくない以下のような4つの転職者像を紹介します。
- 将来のキャリアプランが曖昧
- 転職理由が会社のせいにする
- 全体最適が意識できない
- 汎用スキルが身についていない
具体的に紹介するので是非、参考にしてみてください。
1.将来のキャリアプランが曖昧
あなたは何故、転職するのでしょうか。
お金、仕事内容、勤務時間、休日が多い等上げればキリがありません。
転職者の多くは自分の願望を全面に押し出してしまいがちです。
企業側からすると、「成果を出したことに対しての報酬を与える」のは当たり前です。
あなたの転職動機が自分の願望だらけだったらどうでしょうか。
絶対に採用したくないですよね?
なので、しっかりとしたキャリアプランを掲げて転職に挑戦すると企業に採用されることは間違いないのです。
2.転職の理由が会社のせい
よくある転職理由に前の会社の悪いところを言う方が残念ながらいてます。
もし、あなたが採用側の人間だったとします。こんな方を採用しますか?
「可哀想だな」と思って採用する企業もあるかも知れませんが、普通はありえません。
理由は簡単です。
会社が嫌なら、まず自分がその会社を変えるという心意気を見せて挑戦するべきです。
手を尽くして、これ以上は無理というところまでやって、はじめて転職を考えるのが一番、スキルアップが出来ます。
何でも会社のせいにするのは、ただのわがままです。
3.全体最適が意識できない
少子高齢社会が謳われる昨今、企業においては人手不足を補いつつ、利益を上げていく施策が取られています。
今までは各部門がそれぞれ意思決定を下し、利益を追求してきました。
しかし、今問われるのは組織全体を最適化するという戦略が各企業で取られています。
今まであれば営業は営業部門に任せれば良いという形を取られていましたが、現在では一個人のみならず組織全体を最適化できる人材が求められております。
自分勝手な人材はもう要らないのです。
あなたは全体最適を意識できていますか?
4.汎用スキルが身についていない
あらゆる職業、職場に役立つ汎用スキル。
例えば、
- 感情コントロール
- コミュニケーションスキル
- ロジカルシンキング
- 資料作成能力
等があげられます。
これは社会人であるならば最低限は身につけておきたいスキルです。
では、どのように学ぶのか。答えはシンプルです。
「常に学び続けること」これだけです。
あなたは前職で何を学んだのでしょうか?
大半の人は技術的な事を言うでしょう。
しかし、異業種に転職する場合には役に立ちません。
ならば、汎用スキルがなければ話にならないと断ずることが出来ます。
以上のように転職する前にもう一度、あなた自身を見直してください。
そして、やり残したことはないか。
自問して「やりきった」と言えるときに転職を考えても遅くはありません。
29歳で転職する人が多い理由
29歳で転職する際の理由として、以下の2つが挙げられます。
- 結婚や出産・子育て…家庭も重視して働きたい
- 給与や待遇を良くしたい
では、上記した理由について具体的に見ていきましょう。
結婚や出産・子育て…家庭も重視して働きたい
結婚の平均年齢が上がったといっても、「20代のうちに結婚したい」と考えている人はいるでしょう。
さらに出産後の育児休暇の取得や時短勤務の有無、家族手当などの福利厚生を考えての転職もあるかもしれません。
どちらか一方が主婦(主夫)になるのであれば、生活していくために給与のいい企業や家族手当のある企業への転職を考える人も当然いるでしょう。
給与や待遇を良くしたい
・待遇は満足してますか?同級生や同僚との給与差の広がり
学生時代に就職活動をしていたときも、同級生がどこに内定もらったかは少なからず気になりましたよね。
同じように、就職して数年経ってからであれば、どんな仕事を任されているかが気になりますよね。
しかし、それ以上に気になるのが給与やボーナスではないでしょうか。
給料を上げなければならない事情があるから転職する
初任給に大きな違いはなかったとしても、給与がどのように上がっていくかは企業によって大きく異なります。
同じ企業内であっても、年間の評価や昇進の有無によって差は生じてきます。
1、2年では僅かな差であったとしても、数年経った頃には気になるほど差が広がっていることもあるでしょう。
月に2万円ほど差があれば、「年間24万円=約1ヶ月分の給与」に匹敵するほどになります。
ボーナスも給与をベースに決まるのであれば、その差はさらに大きくなりますよね。
たとえ仕事自体に不満がなかったとしても、より給与のいいところへ転職を考えるのも無理はありません。
企業が考える29歳という年齢
即戦力であり若手でもある「ちょうどいい年齢」の29歳は、人材を求めている企業にとって魅力的です。
新入社員を受け入れる企業の上司にしてみれば、年齢が自分より下の人のほうが指示や指導がしやすいのは当然のことです。
29歳まで35歳位まで募集要項に出す年齢はどう決めている?
採用する人材は若ければ若いほどいいというのが企業の本音ですが、募集要項に出す年齢には幅を設けていることがほとんどです。
29歳から35歳ぐらいまでで募集している企業が、応募者を同じ条件で採用することはなく、年齢に応じたスキルと経験、ポテンシャルの高さを求めることになるでしょう。
例えば、29歳なら少々のスキル不足があってもポテンシャルの高さを高く評価し、35歳ならスキルの高さと業務経験の質や量を高く評価します。
29歳で求人が区切られている理由
29歳までに年齢を区切って募集している求人を出す企業は、現状の人材不足をただ解消したいのではなく、若いうちから人材を育成して将来的な企業成長につなげたいという意図があります。
特に20代から30代へ変わる29歳という年齢は、まだまだ若く、将来的に飛躍する可能性が高いと思われています。
その年齢で少しでも転職を迷っているのであれば、成長することを目標に転職を決意してみるのもひとつの方法です。
35歳で求人が区切られている理由
一般的に、35歳を超えてくると管理職としてのポジションに就く人が多くなり、それに伴って給与水準も高くなっていきます。
給与水準が高く、将来的な貢献度が未知数だから
企業側が今すぐ欲しい即戦力人材であれば採用に前向きになる可能性があるとはいえ、35歳からその先何年ぐらい会社に貢献できるのかを考えると、採用に慎重にならざるを得ません。
それなりのポジションを用意しなければならない
転職者を採用するにしても、35歳以上となればスキルと経験に応じて相応のポジションを用意しなければならなくなるでしょう。
募集要項で「35歳まで」ではなく「35歳くらいまで」と表記されていることがありますが、言葉のニュアンスはどちらもほぼ同じ。
年齢の上限がいくつであろうとも若ければ若いほどいいというのが本音であり、採用するのは32~33歳ぐらいまでと考えられているケースもあります。
【29歳の転職におすすめ】状況別転職エージェント6選
このように、29歳の転職は自分自身が置かれている状況、持っているスキルや経験、実績に応じてやり方を代えていく必要があります。
「自分の力だけで理想的な転職活動を進めていくのは難しい…」
となれば転職のプロフェッショナルを味方につけることが最も有効な手段となります。
各転職エージェントごとに得意とする分野・やり方もある程度違ってくるので、状況別のおすすめ転職エージェントをチェックしてみてください。
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【正社員を目指せる】正社員未経験&ブランクの長い方におすすめの転職エージェント
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総合評価 | 4.7 |
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求人件数・質 | 4.6 |
提案力 | 4.7 |
サポート体制 | 4.8 |
利用者満足度 | 4.7 |
年代 | 20~30代 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
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ポイントは以下の2点。
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マイナビエージェントの求人・転職情報
条件:業界未経験歓迎
公開求人 | 984件 |
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非公開求人 | 484件 |
合計 | 1468件 |
※検索日によって変動します。
マイナビエージェントの業界未経験歓迎 求人例
勤務地…東京都,大阪府,愛知県
予定年収…※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定
勤務地…東京都,神奈川県,栃木県、他
予定年収…※年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定
利用者の口コミ・評判
・季節を問わず残業過多の業界から、自分が働きやすい環境の職場へ転職しました。(29歳・女性)
転職を決めた理由は、前職が残業が多過ぎる業務内容でプライベートの時間をほとんど取ることが出来なかったからです。
転職の際にリクルートエージェントを利用しましたが、残業時間を重視して転職先を探していました。
今の仕事は同じ営業職ではありますが、前職に比べたら残業も減り精神的に落ち着いた生活を送ることができるようになりました。
季節によっては忙しく残業が増えることもありますが、その分他の日に調整できるようになったので、とても良かったです。
職種:営業
年収:250万
職種:営業
年収:260万
20代の内定率の高さがおすすめ:「ハタラクティブ」
総合評価 | 4.0 |
---|---|
求人件数・質 | 4.1 |
提案力 | 4.0 |
サポート体制 | 4.0 |
利用者満足度 | 3.8 |
年代 | 20代~30代 |
対応エリア | 東京近郊 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
ハタラクティブは20代に特化した就職支援サービスです。
未経験からの正社員就職サポートを得意とする転職エージェントなので、正社員経験がない人や、ブランク明けの人にピッタリですね。
【未経験からでも大丈夫】正社員を目指したい全ての人におすすめ
職歴がない、正社員未経験、ブランク明け、新しい業種にチャレンジしたいなどなど、あらゆる人たちの正社員就職支援を行ってきたハタラクティブ。
20代に特化しているだけあって、その実績が素晴らしいです。
社会人経験ゼロの人でもOKの、未経験者関係求人を常時1500求人以上用意しており、一般的な求人サイトには掲載されていない非公開求人もまた多数用意されています。
その実績から、厚生労働省の「若者キャリア応援制度(2014年度~2016年度)」受託事業者として認定されるほどで、選ばない理由は特にありません。
就活アドバイザーがマンツーマンで対応
カウンセリング実績6万人以上の経験豊富な就活アドバイザーがマンツーマンで対応してくれます。
仕事に関する悩み、面接対策といった基本的なことはもちろん、時には人生相談まで受けてくれる頼もしい存在です。
やりたいことが分からない、とりあえず正社員として働きたい…といった方もバッチリ対応。
綿密なヒアリングを行い、性格や好みを把握し、ピッタリのお仕事を提案してくれます。
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内定率は驚異の80.4%
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ハタラクティブの口コミ・評判
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転職を決めたのは、前職の働く時間が不定だったからです。
早いときには出勤時間は朝の3時、遅い日の退勤時間は夜中の2時まででした。
交代制で早番や遅番になり、残業こそ少なかったものの、家族とはすれ違いの生活になることが多かったですし、生活する時間の変化に体がなかなか追いつかず、体調不良になることもしばしばありました。
そのため、仕事が休みの日も完全に休息に使うため、プライベートの趣味などがもてませんでした。
事務の仕事についてからは、収入はわずかに下がったものの家族との時間もゆっくりとれますし、休日も充実した生活が送れ、日々に潤いが戻りました
職種:オペレーター
年収:300万円
職種:事務
年収:280万円
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総合評価 | 4.2 |
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求人件数・質 | 4.5 |
提案力 | 4.1 |
サポート体制 | 4.3 |
利用者満足度 | 4.4 |
年代 | 20~40代 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
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JACリクルートメントの求人・転職情報
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JACリクルートメントの商社 求人例
岡山県
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年収は下がりましたが、家庭生活とのバランスを保って働くことができていて、転職してよかったです。
職種:営業
年収:700万円
職種:事務
年収:500万円
ハイクラス・即戦力のキャリアアップ転職なら:「ビズリーチ」
総合評価 | 4.4 |
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求人件数・質 | 4.8 |
提案力 | 4.3 |
サポート体制 | 4.2 |
利用者満足度 | 4.3 |
年代 | 20~50代 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
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ビズリーチの求人・転職情報
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合計 | 1754件 |
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ビズリーチのWebサービス・制作 求人例
東京都
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仕事内容…新規事業企画・事業開発 法人営業
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社会人経験5年以上、実績に自信あり!キャリアアップを目指した転職におすすめのエージェント。
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安定と信頼の企業選びと専門性の高さなら:「DODA」
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- 求人紹介の頻度
中でも注目したいのが「経験を活かせる求人数」です。
まさに複数の転職を経験してきた人が満足していることが分かります。
プレミアムな非公開求人
DODAが用意している求人のうち80~90%が非公開求人です。
一般サイトや企業サイトでは公開されていないプレミアムな求人情報が揃っていて、待遇の良さ、将来性の高さが期待できる転職を実現します。
2人の担当制度
DODAは2人の転職エージェントが担当する制度を取り入れています。
キャリアカウンセリングを担当する「キャリアアドバイザー」とエントリー、選考結果のお知らせ、面接日調整などを行う「採用プロジェクト担当」の2名。
充実したサポートが受けられるからこそ中身の濃い転職活動が体験できます。
DODAの求人・転職情報
条件:Webサービス・制作
公開求人(非公開は含まず) | 114件 |
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合計 | 114件 |
※検索日によって変動します。
DODAの販売・サービス 求人例
東京都
予定年収…320万円
仕事内容…新規事業企画・事業開発 法人営業
勤務地…東京都
年収モデル…年収500万円/月給34万円/入社3年目章
DODAの口コミ・評判
・手に職をつけたくて転職を決意(現在30歳・男性)
この会社でしか通用しないスキルしか持っていない。
何かあったときに不安だ。そう思って転職を決意しました。
なるべく手に職がつく仕事をしたいと思い、転職エージェントに登録。未経験でも採用してくれる企業を提案してもらいました。
未経験の職種ですが、最終的に製造業で培ったスキルが活かせる仕事に就くことができました。
給料は以前よりも増え、金型設計の技術も身につけることができました。以前よりもやりがいを感じて働いています。
職種:機械オペレーター
年収:260万円
職種:設計
年収:280万円
【29歳で未経験の業界・職種に転職したい人】におすすめの転職エージェント
市場価値の高い20代最後の方が、未経験業界や職種にチャレンジするにはどの転職エージェントを利用したらいいでしょうか。
次のサービスをぜひ検討してみてください。
未経験の業界へのチャレンジをサポート:「ワークポート」
ワークポートは未経験にも対応している、IT関連の転職に強い転職エージェントサービスです。
「IT業界にチャレンジしていきたい!」
「エンジニアとして活躍したい!」
「ゲーム業界に入りたい!」
といった方々に特におすすめ。
未経験からの転職に対応
ワークポートは未経験業界に飛び込みたい転職希望者のための特集ページ「未経験の転職ナビ」が組まれているほど未経験者に対して積極的です。
専任の転職コンシェルジュが業界に始めて飛び込む人も徹底的にサポート。
無料転職相談サービスも提供しており、本当に自分がやっていけるのか不安な方もまずは気軽に相談できるのは大きな強みですね。
ITからゲーム業界まで幅広く対応
ワークポートはITに特化しているのですが、その取り扱い職種の豊富さは一見の価値あり。
例えば次のような職種が挙げられます。
- ITエンジニア
- システムエンジニア
- プログラマ
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
- データベースエンジニア
- コーダー・マークアップエンジニア
- ゲームプランナー
- ゲームプログラマ
- デバッガー
いつでもどこでもチャットアプリで転職相談ができる
未経験者にとって不安に思うこと、疑問に思うことはたくさん。
これらにチャットでいつでもどこでも相談できるアプリ「ピコジョブ」がリリースされています。
完全無料で利用できて、担当のコンシェルジュに何でも相談できるのでどんどん活用していきましょう。
充実の転職支援内容
もちろん転職支援の内容も充実しています。
面接や書類作成のアドバイスはもちろん、転職コンシェルジュによる綿密な面接対策は内定率の大幅アップに貢献してくれること間違いなし。
転職活動を強力サポートするオリジナルツール「eコンシェル」も利用でき、現在のへ活動進捗状況が一目で分かるので忙しい方でも気軽に転職活動に踏み切るでしょう。
ワークポートの求人・転職情報
条件:ゲーム関連
公開求人 | 1627件(非公開求人を除く) |
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合計 | 1627件 |
※検索日によって変動します。
ワークポートの求人例
仕事内容…新規プロジェクトの立ち上げからリリース
勤務地…東京都 港区
予定年収…※400万円~800万円
勤務地…東京都港区
予定年収…※300万円~600万円
ワークポートの口コミ・評判
・年収アップのため流行りの業界へ転職(現在30歳・男性)
大学の理系学部を卒業後、企業でSEとしてパソコンやネットワーク関係の仕事に従事していましたが、もっと刺激的でクリエイティブな仕事がしたい、そして年収アップも果たしたいということで昔からの夢であったゲーム業界で働くことをきめました。
プログラマーがまだまだ人手不足らしく、選考はあっという間に進みました。
そして新しい環境では以前に比べて残業は増え、納期前などは特にきついですがそれでも自分が好きなことを仕事にできているので満足しています。
毎日が勉強の連続といった感じなので将来の独立に向けてとりあえず今は必死で頑張りたいです。
職種:SE
年収:600万円
職種:プログラマー(スマホゲーム)
年収:820万円
また、以下の記事では20代でおすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介しています。
20代におすすめの転職サイトと転職エージェント45選。転職経験者137人への満足度調査を実施して検証【2023年最新】
上記したエージェント以外にもニーズ別に分類しているので、転職エージェント選びの参考にしてみて下さい。
29歳の節目に転職した口コミ体験談
ここでは、29歳で転職経験をした方の口コミ体験談を紹介します。
転職するかどうか悩んでいる方は、転職の実態がわかるのでぜひチェックしましょう。
転職したけど前職にすごく感謝しています(29歳・男性)
営業職は残業時間が長い等非常に大変でしたが、顧客にもかわいがってもらいとても楽しく、社会人として学ぶことも沢山ありました。
ただ、今後もこのようなハードな仕事に耐えられるのか非常に疑問を感じるようになり、憧れを抱いていた現職に挑戦することにしました。
運良くやりたい事ができているので転職して良かったと思いますが、営業時代、培った礼儀、言葉遣い、働き方は現在の仕事にも非常に役立っており、前の会社にもすごく感謝しています。
職種:営業
年収:300万円
職種:技術サービス支援
年収:360万円
オフショア管理から開発業務へ(29歳・男性)
前職では、元々ソフトウェア開発の請負企業として実務作業を担当していましたが、不況の影響により中国企業へと外注し、そのオフショア管理を担当することになりました。
けれど、私としてはオフショア管理による成果物のチェックなどよりも実務作業により経験を積むことを求めました。
残念ながら前職では私の望みが叶わなかったので、企業規模や給与が落ちましたが希望する仕事が出来る現職へと転職を行いました。
その結果、機械製造メーカーの開発業務という希望の仕事をすることができるようになりました。
職種:SE
年収:350万円
職種:SE
年収:400万円
給料が上がり生活も楽になりました(29歳・女性)
私が転職を決めた理由は、これから先の将来を考えたときにアパレル業界にいたら給料の昇給もあまりないですし、子供を産んで育てていくうえでこのままではいけないなと思いました。
建築業界ということで凄く不安があったのですが、初心者も大歓迎ということで面接官の方にも良くして頂き私は働くことに決めました。
額面でも明らかに給料が増えていて凄く生活が楽になったことはもちろんなのですが、安定しているので今後も安心して働き続けられるだろおうなと思っています。
職種:販売
年収:200万円
職種:営業
年収:350万円
自分の夢だった仕事に本気で取り組みたい思いで転職をしました。(29歳・男性)
自分が設計した家に住んでもらいたい、喜んでもらい幸せな家庭であってもらいたい。
笑顔で暮らせる家の提供をしたいと小さい頃から夢を抱いていました。
総合商社で働きながら、人と触れ合う機会があり沢山の人に意見をいただき、絶対に夢を実現するべきという声や、励ましに勇気をもらい、1度きりの人生なので人生の悔いが残らないように生きたいと思い総合商社を退職しました。
そして、ハウスメーカーに転職することが出来ました。
年収も上がり自分が設計した家を選んでくれる喜びはとてもうれしくやりがいがあります。
職種:営業
年収:350万円
職種:設計
年収:450万円
プライベートのない生活は人をダメにする(29歳・女性)
残業代が出ないのにも関わらず、残業が多くとても辛かった。
早く帰れるような日は必ずといっていいほど上司や客先と飲みに行かなければならず、平日にプライベートな時間を持つことはほぼ不可能だった。
そのような生活を続けたことにより体調を壊し、転職を決めた。
転職後はほぼ残業がなく、プライベートな時間も大切にすることができている。
会社の風土も残業を全くよしとせず、むしろ残業していると無能と思われるのが逆に大変だが、プライベートも大切にするように社員に促しており、転職してよかったと感じている。
職種:営業
年収:350万円
職種:貿易事務
年収:450万円
29歳の年収について
29歳になると現場で一通りのことを経験し、失敗や成功を繰り返し自分に自信がついてきます。そして、入社当初より年収も増えて、同期で社会人になった人との年収差が出はじめる頃でもあります。
そうすると、今の仕事内容と受け取っている給料が本当に現状に見合うものなのだろうかと疑問が生じるようになります。
「稼いでいる人はもっと稼いでいる」という現実を見聞きすると、焦りや不安が一層強まることもあるでしょう。では、29歳の年収は一体どのぐらいが相場なのでしょうか。
29歳の年収データ
転職サイトのDODAが発表した「平均年収ランキング2020」によると、20代の年齢別では20歳の平均年収は279万円、29歳で404万円というデータが出ています。
業種、職種、性別によって年収には差があるため、20代にして年収600万円を超える人もいれば400万円に満たない人ももちろんいますが、29歳で400万円を超えるということがひとつの目安になるかもしれません。
今後のキャリアプランを考えて行く上で節目となる29歳に、現在とこれからの年収について真剣に考えるのは大切なことなのです。
29歳より将来の年収推移を想像するのが大切
29歳の人が転職を考える際には、転職してすぐの年収がいくらになるかという点だけに着目するのではなく、転職先でこの先の年収がどう推移していくのかを見据えることがポイントです。
下図の30代の平均年収を見てみましょう。
30歳で414万円、39歳では485万円という結果になりました。
平均年収にすると10年間で70万円あまりしか増えていません。
40代になると年収はさらに上がり、40歳で492万円、49歳になると594万円で男性は549万円という結果になっています。
30代以上になると、職種、業種はもちろん、ポジションなどによって年収の差が大きく開くようになり、中には1,000万円以上の人もいます。
40代以上になると男性と女性の上げ幅に差が出るようですが、もちろん働き方次第で女性も男性と同じように稼ぐことができます。
転職時の年収交渉のポイント
転職で年収アップさせるためには、ただ条件の良い企業を探せばいいのではなく上手に交渉しなければなりません。
しかし、ポイントがわからないまま自己流で年収交渉をするのは失敗のもとです。
そこで、交渉時にどのようなところに気をつける必要があるのかについて、次の4つのポイントに注目してみましょう。
- 希望条件は具体的な金額ではなく「割合」で伝える
- 「譲歩する姿勢」を見せる
- 年収アップには相手が納得できる「根拠」が必要
- 給与交渉を切り出す「タイミング」は大事
詳しく見ていきましょう。
(1)希望条件は具体的な金額ではなく「割合」で伝える
まず決めておきたいのが「希望年収の最低ライン」です。上を言い出せばキリがない話ですが、最低限いくらの年収が欲しいのかの結論は比較的早く出せるのではないでしょうか。
交渉のはじめから最低ラインの金額を提示する必要はありませんが、落としどころが決まっていると話を進めやすくなるはずです。
なお、交渉時に現状の年収を伝える際には、手取りの金額ではなく額面金額を伝えましょう。希望年収額については、あらかじめ心に決めた最低ラインをそのまま伝えるのではなく、「割合」で伝えるのが基本です。
例えば、29歳で年収400万円の人が10%アップさせたい場合、単刀直入に話せば「最低440万円欲しい」ということになりますが、具体的な金額ではなく10%アップさせたいと伝えることになります。
交渉時は、駆け引きの余地を残すために15%アップから話し合うことができるかもしれません。希望額を割合で答えることは、希望を受け入れてもらうための交渉テクニックのひとつなのです。
交渉はとにかく慎重かつ落ち着いた態度で望みましょう。いきなり希望の最低ラインから交渉しないのと同じく、先方もいきなり出せる限りの最高額から交渉してくることはありません。
(2)「譲歩する姿勢」を見せる
交渉では、自分の希望をただ押し通すのではなく「譲歩する姿勢」を見せることも重要です。
押しても引いても動かない相手だと思われるとお互いに譲らなくなってしまい、どちらにとっても満足のいかない交渉に終わってしまうかもしれません。
(3)年収アップには相手が納得できる「根拠」が必要
そして、最も大切なことともいえるのが「年収アップを希望する根拠」です。
本来であれば「年収」イコール「人材としての価値」であり、年収アップを希望するのに根拠の有無は関係ないと考えたいところですが、交渉時における説得力としてはどうしても薄くなってしまいます。
- 前職の経験を活かした仕事ができる
- 仕事に必要な資格を持っている
- 結婚の予定がある
- 出産の予定がある
- これから教育費にお金がかかる
以上のような年収アップが必要と訴えるための根拠があると、スムーズに交渉を進めやすくなることは確かです。
(4)給与交渉を切り出す「タイミング」は大事
給与交渉をするにはベストタイミングを見計らう必要があります。
給与交渉を選考中か内定後かでまず迷うかもしれませんが、ベストタイミングは「一次選考」です。
ただし、自分から適当なタイミングをみて交渉を始めるのではなく、「何か質問はありますか?」と聞かれてからにしましょう。
その際も、いきなり自分の希望額を申し出るのではなく、「給与モデルについてお伺いしたいのですが、私の年齢やスキルを持った社員の給与はどのぐらいでしょうか」などと質問し、そこから交渉に持ち込むのが自然です。
二次選考や最終選考時に給与交渉をするのは避ける
二次選考や最終選考などは、選考が進むにつれて人事担当者以外の重役の面接機会も増えるため、条件交渉にふさわしくありません。
内定後は条件に合意した後になるため、給与をはじめとする条件はもはや決定事項です。
この場でいくら交渉しようと思っても、決定が覆らないだけでなく心象を悪くしてしまう恐れがあります。
面と向かって人事担当者と交渉するのは勇気がいる人もいることかもしれませんが、大切な交渉はメールではなく対面で行うのがベストです。
また、もし複数社応募していて、他社で有利な条件が提示されているなら、それを交渉材料にすることも可能です。
ただし、話し方や態度が尊大にならないよう十分注意しましょう。
交渉とはお願いでも説得でもありません。
説得力ある説明や客観的証拠が必要にはなりますが、道理をわきまえた態度が求められるということを忘れないようにしましょう。
自力で年収交渉をするより転職エージェントを利用する
交渉のポイントを文章にまとめれば簡単そうにも見えますが、実際に面接官を前にするとなかなかお金の話はしにくいものです。
そこでぜひ活用したいのが転職エージェントです。
転職エージェントは、企業と求職者の出会いをサポートするだけでなく、難しい交渉もすべて代行してくれます。
そのため、いかに自分の希望を伝えることができるかが結果に直結します。
この際、ただ機械的に希望年収額を伝えるのではなく、なぜその金額を希望しているのかについてもできる限り詳しく伝えましょう。
応募したい企業と希望する条件が噛み合わなければ、条件にあう求人を探してもらえるというメリットもあります。
29歳の業界・職種未経験者が転職を成功させる方法
29歳の転職なら、職種・業界未経験者歓迎の求人を数多く見つけることができます。
では、29歳で未経験者として転職を成功させるために何を意識したらいいのでしょうか。
未経験者歓迎は教育システムがしっかりした会社を選ぶ
未経験の仕事を早く確実に覚えられるかどうかは、本人の能力と努力にかかっていることはもちろんですが、会社の教育システムにかかっている部分も大きな要素です。
未経験者であれば仕事を知らなくて当たり前です。
しかし、教育システムがしっかりしている企業は、新入社員が感じる「わからないこと」「不安なこと」に対する想像力があり、どのような段階を追って人材を教育していけば育つのかをよく理解しています。
そのような企業に入社して自らできる限りの努力をすれば、仕事に必要なスキルを身につけて、力を存分に発揮できるようになるでしょう。
『未経験者歓迎』で離職率が高い会社は注意
「未経験者大歓迎」という言葉は安心感があります。
ただし、未経験歓迎の求人はブラック企業も多いといわれているので注意が必要です。
人材が定着しないのには必ずその企業のどこかに原因があるものです。
未経験者を積極的に採用している企業の離職率についてネットやエージェント担当者にそれとなく聞いてみましょう。
離職率が高そうだと判断できれば、社員を大事にすることなく使い捨てにするブラック企業の可能性があると疑ってみてもいいでしょう。
未経験の業界・職種に転職する際のアピールポイント
未経験の業界や職種へ転職する場合でも、それまでの経験や知識が大いに役立ちます。
今までやってきたことを次の仕事にどう活かせるのか、思いつくことを書き出してみると考えをまとめやすいです。
業務の細かいところは企業ごとに違っているとしても、経験があれば仕事の基本的な部分を覚えるまでにそれほど時間がかからないでしょう。
業界と職種どちらも未経験の場合、次の仕事には直接関係ないとしても、
- 前職の仕事内容や努力したこと
- 具体的な成果や失敗から学んだこと
- 前職の業務中の気付きから転職先で役立てられそうなこと
などを丁寧に伝えることによって、仕事に対する前向きな姿勢をアピールできるでしょう。
新しい仕事にチャレンジしたい気持ちをアピールするならば、ただやる気があるところを見せるのではなく、
・その業界や職種の仕事を通じて自分が「どのように」成長していきたいのか
こういう点を明確に説明できると強いアピールになります。
29歳の転職を失敗しないためには?
転職を確実に成功するための教科書のようなものはありませんが、失敗するリスクは出来る限り減らしておきたいですよね。
どのような相手と戦っているのか、どのように自分を分析すればいいのかを見ていきましょう。
戦う相手は同年代や20代後半
新卒の就職だけでなく、転職の場合も同年代が競争相手になることは言うまでもありません。
そして、すでに書いたように29歳以下転職のような分類があることを考えると、「自分より少し若い26〜28歳まで」の人も競争相手となる可能性があります。
どういった相手と比べられるのかを知ることが出来れば、アピールするべきポイントも見えてくるかもしれませんよね。
もちろん、29歳以下のように制限をしていない企業もありますので、必ずしも同年代から年下が競争相手となるわけではありませんが、そうなるケースも多いため参考にはなるはずです。
29歳が企業に求められる武器や強みとなるものとは?
転職を成功させるためには、自分の持ってる武器や強みとなるポイントのアピールが必要不可欠です。
では、どのようにして自分の武器や強みを見つければいいのでしょうか。
企業採用者の視点で考えると、
- 同じ能力であれば、年齢が若い人
- 同じ年齢であれば、少しでも能力の高い人
- ある一定のスキルを持っている人
となるのは当然ですよね。
同年代や年下と比べて、自分が秀でているスキルが浮かばない場合は一度自分がしてきた仕事を思い出してみて紙に書きだしてみましょう。
これまでの経験を振り返れば「数年間この職種や業界に携わっていたからこそ身についた」ものがあるのではないでしょうか。
1年程度で習得可能なスキルなら入社してから覚えてもらえば済みますが、数年間かかるようなスキルをすぐに発揮してもらえるのは企業にとって大きいはずです。
企業とのマッチングが何より重要
予め期間や採用予定人数を決めてからおこなう新卒採用と違い、転職による中途採用では期間を決めずに、随時募集を行っている場合があります。
また、採用人数に関しても新卒採用と比べると少ないのが一般的でしょう。
たとえ応募者の中で秀でていたとしても、企業が求めているものとズレていた場合には、採用に至らないということも考えられます。
ただ、それだけで終わるのではなく「自分の出来ることや、やりたいことがマッチしている企業」を見つけることが、転職を成功させるための鍵となるのです。
もちろん、自分と合う企業を見つけるのは簡単なことではありませんが、自分1人でおこなう必要はありません。
多くの場合は、転職エージェントと一緒になって転職活動をおこなうことになりますよね。
企業とのマッチングは、多くの企業に関する情報を持っている転職エージェントの力がもっとも頼りなる部分だと言えるでしょう。
29歳の転職事情まとめ
以上、20代最後となる29歳の転職状況や失敗しないポイントを紹介しました。
最後にもう一度、29歳で転職することはどういうことなのかをおさらいすると、
- 未経験で異業種へ転職できる年齢
- 企業からも将来の重要な人材と見られている
- 求人倍率が高く、実績を見られるため準備は周到に
の3つが挙げられます。
「市場価値が高いうちに転職したい」
「30歳になる前に未経験業種に挑戦したい」
という方は、この記事を参考に理想の転職先を見つけてくださいね。