月間のトータルコストを計算して最安のおすすめウォーターサーバーを選ぼう

ウォーターサーバーを設置すると安全でおいしい水を毎日手軽に楽しめます。

そこで導入を考えていらっしゃる方も沢山いるでしょう。しかし同時に…

「月額費用が気になる」
「どれくらいのコストがかかるのか分からない」

といった悩みも。

そこで今回は、極力コストを抑えつつ楽しめる、安いウォーターサーバーをご紹介していきますね。

この記事を読むと、リーズナブルなウォーターサーバーを選ぶためのヒントを得られます。ぜひ、活用して下さい。

ランニングコストが安いウォーターサーバーを見つける5つの鉄則

ウォーターサーバーの月額費用を安く抑えるには次の5つのポイントに注目することが大事です。

それぞれ1つずつ解説していきましょう。

1. 水代（ボトル代）

ウォーターサーバーで最も費用のかかる部分です。そのため水代が安いウォーターサーバー業者を選ぶのがコツになってきます。

ウォーターサーバーが業者が取り扱っている水にはいろいろな種類がありますが、大きく分けると次の2つになります。

RO水	天然水
特別なフィルターでろ過した水 赤ちゃんでも安心して飲める リターナブル（回収式）ボトルが多い	自然そのままの新鮮な水 ミネラルが豊富で、健康や美容効果に期待できる 使い捨てボトルが多い

RO水で安いウォーターサーバー

RO水を取り扱っているウォーターサーバー業者の中で、価格の安いものを表にまとめると次のようになります。

製品名	水代 (500mLあたり)
アルピナウォーター	約43.4円～
クリクラ	約52円～
アクアクララ	約50円～
フレール	約43円
ハワイアンウォーター	約75円～

天然水で安いウォーターサーバー

天然水を取り扱っているウォーターサーバー業者の中で、価格の安いものを表にまとめると次のようになります。

製品名	水代 (500mLあたり)
コスモウォーター	約79円
信濃湧水	約62.5円
プレミアムウォーター	約63円～
フレシャス	約79円～
サントリーウォーターサーバー	約87円～
うるのん	約75円～
富士桜命水	約63円～

2. サーバーレンタル代

ウォーターサーバー本体はレンタルされていることがほとんどです。そしてありがたいことに、ほとんどの業者がレンタル代金を無料としています。

しかしレンタル代以外に、月々に発生するコストとして「最低注文ノルマ」が設けられていることがあり、注意が必要です。

最低注文ノルマってなに？

業者によっては、1ヶ月間で最低限注文しなくてはならない本数が決まっています。

例えば、毎月10Lのノルマが課せられていて、7Lしか消費できなかったとすると、残りの3Lは無駄になってしまいます。

レンタル代が無料でも、最低注文ノルマが自分の水の消費量より多い場合は、かえってコストが高くなってしまうケースもあるです。

そのため、自分の生活の中で無理なく消費できる注文ノルマの業者を選ぶ必要があります。

関連記事⇒ウォーターサーバーの注文ノルマの有無をメーカー別に比較【ノルマなしのウォーターサーバーはこれ】

サーバーレンタル代とノルマの有無を比較

各ウォーターサーバー業者のサーバーレンタル代と毎月の注文ノルマは次の表の通りです。

製品名	レンタル代 （月額）	毎月注文ノルマ
コスモウォーター	無料	12L×2本
信濃湧水	0～300円	なし
プレミアムウォーター	無料	7L/12L×2本
フレシャス	無料	4.7L/7.2L×4個 （ウォーターパック） 9.3L×2本
アルピナウォーター	572～1,572円	なし
うるのん	0～300円	12L×2本
富士桜命水	667円	9L/11.5L×2箱 （バッグインボックス）
クリクラ	0～1,000円	なし
アクアクララ	0～1,500円	なし
ハワイアンウォーター	0～300円	なし
エフィールウォーター	300円	11.3L×3本
サントリーウォーターサーバー	無料	7.8L×3箱 （バッグインボックス）

3. 送料

ウォーターサーバーの送料は基本的に無料となっています。

ただし北海道や沖縄、離島の一部は送料がかかってしまうこともあります。

4. 電気代

サーバーの種類によって月にかかる電気代が随分と違います。電気代を抑えるには次の2点に注目しましょう。

1. 省エネモードの有無
2. サーバーごとの電気代

それぞれ解説します。

省エネモード（ECOモード）の有無

電気代を極力安く抑えるためには「省エネモード（ECOモード）」を搭載しているモデルを選ぶのが効果的です。

モデルにもよりますが、省エネモード搭載サーバーはそうでないモデルと比べて半分近くまで電気代に抑えられます。

電気代の安いウォーターサーバーを比較

各メーカー、省エネ対応、そして1ヶ月あたりの電気代の目安を表にまとめると次のようになります。

メーカー名	製品名	省エネモード	電気代 （月額）
コスモウォーター	smartプラス	◯	約465円～
アルピナウォーター	エコサーバー	○	約470円～
	スタンダードサーバー	×	約800円～
	水素水サーバー	×	約1,500円～
クリクラ	省エネサーバーL	○	約535円～
	クリクラサーバーL	×	約1,283円～
信濃湧水	エコサーバー	○	約470円～
	スタンダードサーバー	×	約800円～
フレシャス	dewo	○	約330円～
	dewo mini	○	約490円～
	Slat	○	約380円～
Kirala（キララ）	スマートサーバー	○	約1,000円～
うるのん	スタンダードサーバー	×	約1,000円～
	Grande	○	約390円～
	スタイリッシュサーバー	×	約1,500円～
プレミアムウォーター	スリムサーバーⅢ （ロング/ショート）	○	約620円～
	amadanaウォーターサーバー	×	約980円～
	cado×PREMIUM WATER	○	約620円～
アクアクララ	アクアファブ	×	約800円～
	アクアウィズ	○	約475円～
	アクアスリム	×	約700円～
クリクラミオ	クリクラミオサーバー	×	約700円～
ハワイアンウォーター	エコサーバー	○	約470円～
	スタンダードサーバー	×	約800円～

5. メンテナンス費用

半年に1回、年に1回など定期的にメンテナンスを行うことでウォーターサーバーの清潔を保ちます。

毎月の支払い額に含まれているものもあれば、別途必要になるメーカーもあるので必ずチェックしておきましょう。

各メーカーごとのメンテナンス費用は以下の表の通りです。

	メンテナンス料	内容
コスモウォーター	0円	‐
信濃湧水	0円	本体の交換
プレミアムウォーター	0円	‐
フレシャス	0円	‐
アルピナウォーター	0円	サーバー本体の定期交換
クリクラ	450円/月	サーバー本体の定期交換
うるのん	0円	サーバー本体の定期交換
富士桜命水	0円	‐
アクアクララ	0円	本体のパーツ交換・洗浄殺菌処理
ハワイアンウォーター	0円 ※水素水サーバーは6,000円/回	サーバー本体の定期交換
エフィールウォーター	756円/月	サーバー本体を定期交換
サントリーウォーターサーバー	0円	‐

【最安はこれ】月額費用が安いウォーターサーバーおすすめ8選

さっそく、低コストで使用できるウォーターサーバーを以下3つの観点から厳選しました。

また、最低月額コストは以下のように計算しました。

費用を抑えられるウォーターサーバーを探している方は、ぜひチェックして下さい。

なお、世帯別でのコスパランキングも、後述する「【世帯別】コスパに優れたウォーターサーバーランキングTOP3」にて紹介しています。

1. アクアクララ アクアスリム

最低月額コスト
約2,900円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
1,000円/月	12L…1,200円/本 ※7L（900円/本）あり	0円	約700円～/月

空ボトルを回収するリターナブル方式を取り入れている「アクアクララ」。

「アクアスリム」は、床置型と卓上型の2タイプがあるため、設置場所に合わせてサイズを選ぶことができます。

とにかくコストを抑えて使用したい、という方はアクアスリムの導入が最適です。

2. 富士桜名水

最低月額コスト
約4,167円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
667円/月	9L…1,300円～/個 ※11.5L（1,450円/個）あり	0～667円	約800円～/月

「富士桜名水」は、富士山の天然水を良心的な価格で提供しています。

天然水の量は、9Lと11.5Lが用意されているので、一人暮らしの方や水の消費量が少ない家庭でも安心です。

ライフスタイルに合わせて水の量を選択したい方は、富士桜名水がぴったりですよ。

3. クリクラ　省エネサーバー

最低月額コスト
約3,191円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
0～1,000円/月	12L…1,250円/本 ※6L（800円/本）あり	0円	約524円～/月

水に含まれる不純物を徹底的に除去した、安全なRO水が飲める「クリクラ」。

クリクラで提供しているサーバーは、

1. スタンダードな「クリクラサーバー」
2. 電気代を削減できる「クリクラ省エネサーバー」

の2種類から選択できます。

年に1回のメンテナンスサービスを受けられるため、長く衛生的に使い続けたい方にうってつけです。

4. 信濃湧水　エコサーバー

最低月額コスト
約3,770円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
300円	12L…1,500円/本	0～459円/箱	約470円～/月

北アルプスの天然水を提供する「信濃湧水」は、徹底した品質管理が高い評価を受けています。

「スタンダードサーバー」は、レンタル代が無料で使用できるだけでなく、年に2回無料メンテナンスを受けられる点が魅力的です。

冷水・温水の両方にチャイルドロックをかけられる機種のため、小さな子供がいる家庭への導入をおすすめできます。

5. アルピナウォーター　エコサーバー

最低月額コスト
約4,032円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
872円/月	8L…780円/本 ※12L（1,050円/本）、18.9L（1,640円/本）あり	0～600円/箱	約470円～/月

赤ちゃんにも安心して与えられる、高品質な水が好評な「アルピナウォーター」。

「スタンダードサーバー」は冷水・温水をいつでも使える上、出水方法が電気を使わないコック式のため、停電時も水を出すことができ災害時も安心です。

また横幅は31cmとスリムなので、場所を取らずに設置したい方の強い味方になります。

◆初回お届けボトル最大4本
◆利用開始月のサーバーレンタル代0円
◆「水素シャボンバス」スターターキット

6. プレミアムウォーター　スリムサーバーⅢ

最低月額コスト
約3,990円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
0円	7L…1,640円/本 ※12L（1,840円/本～）あり	0～800円/セット	約620円～/月

「プレミアムウォーター」は、シンプルなものからスタイリッシュな機種まで幅広いウォーターサーバーを取り扱っています。

中でも「スリムサーバーⅢ」は、本体とボトルカバーの色を自由に組み合わせることができるため、インテリアに合わせて選ぶことが可能です。

また、厳選された4ヶ所の採水地の天然水から好みで選べるので、水の味や主成分などにこだわりたい方はぜひ検討してみましょう。

7. ダスキン　アクアウィング

最低月額コスト
約4,000円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
1,000円/月	6L…800円/本 ※11L（1,300円/本）あり	0～250円/セット	約600円～/月

4種類の上質な天然水をリーズナブルな価格で提供する「ダスキン」。

「アクアウィング」は省エネモードを搭載しているため、電気代の削減が期待できます。

また、天然水が入った水バッグは給水口付でそのまま使えるため、備蓄水としても使いやすくおすすめです。

8. コスモウォーター smartプラス

最低月額コスト
約4,265円～/月

レンタル代	水代	送料	電気代
0円	12L…1,900円/本	0円	約465円～/月

「コスモウォーター」では、汲みたての天然水を新鮮な内に産地から直送しています。

コスモウォーターで取り扱っている「smartプラス」は、ボトルをサーバー下部にセットする仕様なので交換が非常に楽です。

また、クリーン機能やエコ機能なども搭載されており、高機能なサーバーを低価格で使い続けたい方はコスモウォーターが最適だと言えます。

1ヶ月の消費量で月額コストが変わる

ウォーターサーバーは月々の消費量に応じてランニングコストが変わってきます。

ボトル1本の価格で選ぶのがスタンダードな方法ですが、無駄に購入して余らせてしまうのはもったいないですよね。

そのため、毎月の自分の使用量を把握したうえで適切なプランを立てていかなくてはなりません。

ある程度の目安として次の表を参考にしてみて下さい。

飲用水（水、コーヒー、お茶など）で使用した時の目安

ウォーターサーバーを飲み水用として使う方は、さほど水の量が多くなくても構いません。

もちろん夏・冬と季節によって使用料が変わってきますが、おおよその目安は次の表の通りです。

世帯人数	消費量目安
一人暮らし	約12L～
2人世帯	約24L～
3人世帯	約36L～
4人世帯	約48L～
5～6人世帯	約60L～

料理にも使用する人は消費量が2割アップ

飲用水に加えて料理…例えばスープや炊飯などにもウォーターサーバーを使う場合は「2割増」で考えると分かりやすいです。

表にまとめると以下のようになります。

世帯人数	消費量目安
一人暮らし	約14L～
2人世帯	約29L～
3人世帯	約43L～
4人世帯	約58L～
5～6人世帯	約72L～

【世帯別】コスパ最強ウォーターサーバーランキングTOP3

ここからは安いだけではなく、コストパフォーマンスに優れた1台を4タイプの世帯別で紹介します。

なお、実質料金は下記の通り毎月かかるコストを合計した金額です。

自分の家庭に合った安いウォーターサーバーが見つかるので、参考にしてみて下さい。

なお、水の消費量目安などに関しては、「ウォーターサーバーの月間消費量を比較検証」の記事にて詳しくシミュレーションしているのでこちらも目を通してみて下さい。

ペットボトルとウォーターサーバーはどっちが安い？

手軽においしい水を楽しむ定番といえばペットボトルも挙げられます。そこで気になるのが「ペットボトルとウォーターサーバーはどっちの方が安いんだろう？」ということ。

もちろんペットボトルにはペットボトルならではのメリットがありますが、トータルのコスパで見るとウォーターサーバーの方が安く済ませられます。

またコスト面だけでなく、使い勝手、運用方法においてもウォーターサーバーにメリットがあるのも注目。

詳しくは「ペットボトルとウォーターサーバーのお得度を徹底比較」の記事にて解説しているので参考にして下さい。

まとめ

ということで今回は安いウォーターサーバーの選び方、比較方法について紹介しました。ポイントを振り返ってみましょう。

以上3点が挙げられます。

「我が家に最適な安いウォーターサーバーはどれだろう？」
「何を基準に選んだらいいのかな？」

といった方は今回の記事を参考に、コストパフォーマンスに優れたウォーターサーバーを選んで下さい。