いつでも衛生的で美味しい水が飲めるウォーターサーバーですが、ゴキブリの発生には注意が必要です。
そこで、
「ウォーターサーバーはゴキブリが発生しやすいって本当かな」
「ゴキブリが出ないようにするにはどうすればいいの?」
と、お悩みの方も多いでしょう。
この記事では、ゴキブリが発生する原因と、予防策、実際に発生した際の対策などをまとめました。
こちらを読み進めると、ウォーターサーバーのゴキブリ対策ができるようになるので、ぜひチェックしてみて下さい。
目次
ゴキブリ対策に繋がる!ゴキブリの4つの特徴を解説
そもそもなぜゴキブリは発生するのでしょうか。
まずゴキブリの生態や習性をまとめてみました。
あたたかい環境を好む
ゴキブリはもともと熱帯や温帯を中心に生息している虫で、温暖な環境を好みます。
ゴキブリが最も活発になる温度は約20~35℃だといわれており、夏場は特に見かけることが増えるでしょう。
一方で、気温の低い環境下では活動ができなくなり、更に寒い環境では死んでしまうケースも多いです。
このため、冬になると寒さをしのぐために家の中に侵入する場合があります。
犬以上の嗅覚
ゴキブリは基本的には夜行性ということもあり、視覚より嗅覚が発達しています。
餌となるものを匂いで判別し、そこに集まる習性があります。
また、ゴキブリはフェロモンや糞を嗅覚で判別することも可能です。
そのため、ゴキブリがいるところには、同種のゴキブリが集まりやすくなっています。
水回りや多湿な場所に生息する
仮に食べ物が全くない環境でも、ゴキブリは水さえあれば生きられます。
そのため、湿気の多い場所に集まりがちです。
また、大概の虫は水中では呼吸ができなくなって死ぬのですが、ゴキブリは体表に油を纏っており、多少の水を弾けるので窒息死には至りません。
さらに体表の油により、体内の水分の蒸発を抑えることができるため、少量の水さえあれば10日前後生きられるデータもあります。
雑食性
ゴキブリは雑食性のため、何でも食べます。
人間の食べ物はもちろんですが、床に落ちている髪の毛やダニの死骸なども食べるので食べ物がないからと言って油断できません。
特に好物の油脂分やデンプンなど好むため、家の中ではキッチンに最も発生しやすいでしょう。
ウォーターサーバーにゴキブリが発生しやすい3つの理由
ではなぜウォーターサーバーにゴキブリは発生してしまうのか、ゴキブリの生態や習性を前提として考察してみました。
濡れた状態になりやすい
風呂場やシンクや洗面所などと同様、ウォーターサーバーの注水口や受皿などは濡れた状態になりやすいです。
このため、水を好むゴキブリは発生しやすいと言えます。
ほこりやごみがたまりやすい
とくに掃除しにくい床置き型のウォーターサーバーの裏側には、埃やごみがたまりやすいです。
前述したように、埃やごみの中にも髪の毛や虫の死骸や糞など、雑食性であるゴキブリの栄養になる餌がたっぷり含まれています。
年中熱を放出している
ウォーターサーバーは常に電源を入れっぱなしです。
そのため、内部の温水タンクはもちろんモーターの熱を排熱する箇所周辺もゴキブリが好む温度帯になり、集まりやすくなります。
ゴキブリからウォーターサーバーを守る5つの予防策を解説!
ではウォーターサーバーがゴキブリの住まいとなるのを防ぐ方法は、どんなものがあるのでしょうか?
ここでは、すぐにでも実践できる予防策を5つ紹介します。
1. 買取よりレンタルプランのサーバーがおすすめ
買取プランはレンタル料がかからないので、長く使う方にとって魅力的なプランだと言えます。
しかし、ウォーターサーバーを買取すると、何か起きた場合の本体交換が難しいことが多いです。
一方で、交換が可能なレンタルプランを選択すれば、万が一ゴキブリが発生してしまった時にも安心できます。
なお、本体交換についてはこのあと「定期的にサーバーを新しいものに交換してもらう」にて解説します。
2. 発生しやすい場所を避けて設置する
台所のシンクや風呂場の近くへの設置は、避けた方が良いでしょう。
水回りは、ゴキブリが好んで生息する場所です。
シンクや風呂場といった場所に発生した場合はまだ対処しやすいですが、サーバー内部に発生した際は分解でもしない限り対処できません。
このことから、ゴキブリが発生しにくい湿気の低い場所を選びましょう。
3. 風通しの良い場所に設置する
ゴキブリの卵は非常に軽いため、簡単に風で吹き飛んでしまいます。
そのため、ゴキブリは風通しの良くない環境を好むのです。
ただでさえ家具や電化製品の裏側は通気性が悪いので、ゴキブリが好む環境になりがち。
ウォーターサーバーは、なるべく風通しの良い場所に設置することを心がけてましょう。
4. サーバー本体、周辺の掃除を定期的に行う
ウォーターサーバー本体に付着する水滴や、注水口、受け皿などの水分をこまめにふき取り、衛生的な状態を保ちましょう。
ゴキブリが嫌う、ハーブ系の香りのアルコール除菌スプレーなどを使うとより効果的です。
また、サーバー周辺や背面は、掃除機などで定期的に掃除するようにしましょう。
前述した「風通しの良い場所に設置」することで埃やごみも溜まりにくくなる上に、掃除も手が届きやすく気軽におこなえます。
5. 定期的にサーバーを新しいものに交換してもらう
長い間同じウォーターサーバーを使っていると、セルフメンテナンスではどうしても行き届かない部分もあるでしょう。
また、知らない間に本体の内部にゴキブリが侵入している可能性も考えられます。
そこで、数年に一度サーバー本体を新品や、メーカーによるメンテナンスが済んだサーバーに交換してもらうことがおすすめです。
サーバーの交換は有料の場合もありますが、中には無料でメンテナンス済のサーバーに交換してくれるメーカーもあります。
「信濃湧水」は定期的に本体を無料で交換してくれる
レンタル料 |
0~300円/月 ※機種により異なる |
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水代 | 12L…1,500円/本 |
メンテナンス料 | 0円 |
最低月額コスト |
約3,770円~/月 ※エコサーバーの場合 |
北アルプスで磨かれた新鮮な天然水を提供する「信濃湧水」。
信濃湧水でレンタルできる、
- スタンダードサーバー
- エコサーバー
は、それぞれ一定の頻度でサーバー本体をまるごと無料交換してもらえます。
さらに魅力的なのは、メンテナンス料金が無料ということ。
信濃湧水は、ウォーターサーバーの衛生面が気になる方や、長い間安全でおいしい天然水が飲めるサーバーを探している方にうってつけですよ。
ウォーターサーバー周辺にゴキブリが発生した時の2つの対策
万が一発生したゴキブリを発見した場合はどうすればよいのでしょうか?
ウォーターサーバー以外でも、人間の口に入るものを扱う空間ではなるべく殺虫剤の使用は避けたいですよね。
そこで、ここでは意外な方法でのゴキブリ退治方法を2つ紹介します。
アルコールスプレーを吹き付ける
消毒にも使われるアルコールはゴキブリにとっては猛毒です。
体表の油は水は弾くことが出来ますがアルコールは弾くことができません。
体表を通過して内部に入ったアルコールを排出する術無くゴキブリは死にます。
日常のお手入れとしても使えるので、ハーブ系アルコール除菌スプレーを常備しておくことがおすすめです。
サーバーから出るお湯をかける
ゴキブリに限らず、多くの虫は熱湯をかけられると死に至ります。
しかし、実際ゴキブリを発見した際に、身近に熱湯がない場合がほとんどではないでしょうか?
ゴキブリを見つけてからお湯を沸かしたりポットを取ってきたりしていたら当然逃げられてしまいます。
そこで、ウォーターサーバーの80℃前後の温水を利用しましょう。
アルコールスプレーがない場合は、この温水をゴキブリにかけて退治してみて下さい。
まとめ
ゴキブリの発生を防ぐ対策や、万が一発生した時の対処法などを紹介しましたが、いかがでしたか?
最後に、本記事の大切なポイントをまとめると、次の4点があげられます。
- 日頃のセルフメンテナンスを欠かさない
- ゴキブリが好む環境にサーバーを設置しない
- 本体交換が可能なレンタルプランが最適
- 無料で本体交換をしてくれるメーカーもある
いつどこに発生するか分からないゴキブリですが、簡単なことを意識するだけで発生率を十分に抑えられます。
この記事を参考に、ウォーターサーバーにゴキブリが発生しないように対策を取り入れてみて下さいね。